月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


ひとり遠足と生音

梅雨も間近に迫り、晴れ間の貴重さに若干の焦りを感じる6月頭。
もうすぐ1年も半分を過ぎようとしています、信じがたい速さです……って毎年言っていますね。
幸いにまだ“気付いたら年末”と言うほどには時計の針は加速していないのが救いでしょうか。


幸いにも好天に恵まれた先の週末。
予定らしい予定もなく開放感を味わえるかと思いきや、土壇場で土曜も日曜も夕方から譲れない予定が入ってしまい、思うがままに出掛ける訳にはいかない仕様です。
予定自体は詮無きことですが、日中くらいは外をフラフラと回りたいところです。

そんな訳で土曜日は起き抜けから内房線の下り方面に乗り込み、房総沿岸をガタガタと進みます。
館山から千倉を抜けて安房鴨川の少し手前、太海駅にて下車します。
房総の田舎町を感じさせる独特の青みがかった駅に降り立ち、青空のもと漁港の方へ歩めばすぐに波太の漁港です。
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つげ義春の「ねじ式」のモデルになったと言われる漁港を横目に、海沿いの道を進めば、この日の主たる目的地はすぐそこです。

向かったのは手漕ぎ渡船で渡れる房総半島最大の自然島、仁右衛門島。島名の由来は、島の所有者にして唯一の住民の名前をとったものだとか。
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天気が良いから島に行きたい、そこに理由はいらないと思います。
漁港側の突堤でしばらく船を待って、折よく現れた渡船に乗り込み向こう側に渡りました。

入島料兼渡船代は島側の売店にて支払い。知ってはいましたが、なかなかいい値段がします。
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売店と休憩所の建物は、島唯一のコンクリート建築でしょうか。奥ゆかしく表現すれば、年季の入った趣深い味わいを醸し出していました。
しかしながらも、晴天下の外房の漁港と小島です。景色の悪くない理由はないでしょう。
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本土側を向いた展望台からは、透き通る海水を湛えた小さな漁港と、それに寄り添う家並みが一望できます。
水深が浅いのか、人の手の多いに入った港にありながら、その水底が透けて見えることには驚くばかりです。
他にも島唯一のそれと思われる古民家も公開中。一体全体どういう立場の人間だったのかと不思議に思うほど立派な家が、城壁じみた塀に囲まれた中に建てられていました。

島の裏手、海を望む側には祠も祀らています。源頼朝が潜伏したという岩屋は眉唾にしても、おそらくは古くから祀られてきたものがあることでしょう。
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すぐ外の磯は奇岩が連なる景勝地。あまりの透明感にテンションが上がり、うっかり靴を海没させたのはご愛嬌です。

斯様な次第で復路の渡船で漁港側に戻り、駅へ向かいつつ漁港散策も。
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初夏の浜と町並みも絵になりますよね、多分。

島のあとは安房鴨川駅まで移動して、鴨川シーワールドへ行きました。
実は鴨川シーワールドに行くのは初めてのこと。比較的近場にありながら、なんだかんだと機会が巡ってこなかったので、行くのが後回しになっていた状況です。
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水族館自体も1年ぶりくらいかもしれません……久しぶりですが、やっぱり面白いですね。
鴨シーの目玉といえばシャチやイルカのショーだったのですが、この日は残念なことに既に全演目終了のこと。、
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それでも、ショーの後の寛いだイルカや、常設の水槽見学だけでも十分に楽しむことができました。

閉館時間まで鴨シーで粘ったら、この日の締めは関東に遊びに来ている友人のえめろん氏と合流すること。
外房線経由で千葉駅まで向かい、恙無くランデブーを果たしたら、千葉駅近くの繁華街で軽く飲んで私の家で一泊と相成りました。


鴨川観光に費やした土曜日に引き続き、日曜日も良好な天気に祝福されたお出かけ日和。
えめろん氏はこの日、幕張で開催されたレッドブル・エアレース見物に行くとやらで、朝から早めに起きて出立です。

釣られる形で飲み会あけにしては比較的早くに家を出たこの日は、夕方から都内で用事があるので必然的に目的地も都内方面となります。
どこに行こうかと思案しながら東京駅に着いたら、上野動物園に行く案が降って湧いたので決まりです。
幾度か門前までは行っておきながら、毎回別の用件に引きずられて入園を延期していた因縁の動物園、ついにようやくフレンズになれますね……。
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ひとまずミーハーなので、パンダを見てから楽しみ方を考えましょう。
かの名高きパンダさん、近くで見るためには並ばなければならないのですが、離れて望遠するだけならほとんどノータイムで観覧可能です。

目的を達して満足したら、園内をフラフラしつつ足元で蠢く物体が目に留まります。
よくよく見やれば随分と大きなクモを引き摺る狩りバチさんがいらっしゃるじゃないですか。
聞くところによると、狩りバチは麻酔で昏睡させたクモを巣穴に運び込み、幼虫の生き餌にするのだとか。ファーブル昆虫記に記されているそうですが、実際にその現場に立ち会うのは初めてのことです。
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しばらく観察しているとなるほど然り。時折、餌から離れて周囲を哨戒しつつ道の脇の小さな穴へと進んでいきます。
最後にはズルリとクモを巣穴に引き摺り込んでお仕事終了。恐らくは、卵を産み付けて巣穴にフタをするのでしょうが、そこまで見届ける程の暇はなかったのが残念なところです。

その他に特筆すべき印象に残った動物といえば、檻の中でサービス精神旺盛のシロテテナガザルでしょうか。
ガラス越しにヒトを睥睨し、数多のカメラの注目を浴びる様はカリスマを感じるレベルです。
定期的に見栄えのするポーズをするあたり、言い知れぬ賢さも感じてしまいます。
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コアリクイもまたその悪魔的可愛らしさは素晴らしいの一言。凶悪な爪を隠し持っているのもご愛嬌でしょう。
ぬいぐるみにしたくなるような、いい感じに丸みを帯びたフォルムで木に登るさまは見飽きることのない光景でした。

動かないことで一部で有名だったはずのハシビロコウさんはすっかり野生を失って落ち着き無く動いてくれます。
羽を広げて白目を剥いたときなどは、言葉にならないインパクトがありました。全体的に言えば「聞いていた話と違う!」という感想が一番しっくり来るでしょう。
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アルマジロの疾走もなかなかコミカルで良かったです。


この日もなんやかやと動物園で遊んでいるうちに、気付けば時間は閉館1時間前。ギリギリまで留まりたいところではあったのですが、この日の本題はこの後です。
品川ステラボールに移動して、中島愛さんの復帰ライブに参加しなくてはなりません。
大急ぎで開場へと向かい、素知らぬ顔で入場して4,5年ぶりのまめぐライブの始まりを待ち受けました。
セトリは毎度のごとく省きますが、3年ぶりの復帰ライブだけあり、曲目自体は聞いたことがある“懐かしい”曲ばかり。
過去3枚分のアルバムを概ね年代順に並べたような内容で、待ち望んでいたライブがそこにはあったような気がしました。
「天使になりたい」やラグリン関係の楽曲、アンコールでは「金色」も流れて、思い残すことはもうない……と思わせておいてのさらにダブルアンコールにおける「ノスタルジア」。
一番好きな曲を最後の最後で歌われて、息が止まるかと思うほどの感激でした。
MCではまたアルバムを出して、ツアーもしたいとの言葉もあり、その時を心待ちにして生きていけるような気がするライブでありました。


そんなこんなで、充実した遠足から、懐かしくなるようなライブを経て過ぎ去ったこの週末。
一息ついたところで、今度は資格の実技試験が待っているので、強く生きなければなりません……。

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社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

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