月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


茨城県北紀行

先週の日曜出勤に続いて、土曜も動員を掛けられてしまった今週末。
幸いにも昼過ぎには退勤できたので、午後からは中学時代の友人と飲みに行くことができましたが……いよいよもって忙しさが増してきた今日この頃です。

土曜を封殺されて機動性が落ちた週末ですが、遠出は出来ずとも関東圏の日曜日帰りくらいはしないと済みませんね。
大学時代の友人と会うために茨城県の北部まで行って帰ることになりました。


日曜の朝は北千住駅で元寮生と合流してから、常磐線をひたすら北東へ進み、降り立ったのは茨城県の友部駅。
ここで件の大学の友人と合流し、彼の車にピックアップされたら、この日の行程の始まりです。

最初に向かったのは駅から車で20分ほどの場所にある笠間稲荷神社です。
参道には商店に入り混じって有料の駐車場と誘導員が群れをなしています。車社会の観光地らしい光景、あまり車で繁華なところに行かないので、久しぶりに見る光景です。
適当な駐車場を選んで停めたら、ほんの少しだけ歩いて目的地に到着です。
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笠間稲荷は日本三大稲荷の一つに数える“場合もある”比較的規模の大きな稲荷神社です。
もっとも、三大稲荷は伏見稲荷大社以外の2つについて、様々な組み合わせがあります。どれが一般的かも言い難いのが難しいところです。
それはさておいて、訪れたときはちょうど節分式の準備中。参道右手に木製の台をせっせと作っていたのが印象的です。
広大な境内がある訳ではありませんが、参道の賑わいも含め古くからの文化を感じる神社でありました。


歴史深い笠間の稲荷を巡ったら、国道50号を西へ更に20分ほど向かうと、今度は常陸国出雲大社が鎮座しています。
こちらは一転して平成年間に創建された極めて新しい神社。平成の世になってからも神社ができるのかと驚きますが、いかなる社も創建された当時は新品ですから……仕方ないですね。
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地形的にも特段何かあるようには見えませんが、立派なしめ縄と拝殿は圧巻です。
伝統的な神社建築に囚われてない気もしますが、気にしたら負けでしょう。折角なので御朱印ももらって、この地を後にしました。

小一時間ほど東へ車を走らせて那珂川水系の谷筋から久慈川の谷筋へ。
3社目に訪れたのは、常陸国二之宮にも列せられる式内社、静神社です。
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祭神は綾織の神タケハヅチ。「しず」の音には“倭文”という漢字を当てる場合もあり、織物を指す古語でもあります。
近隣には古墳群も残り古くから人が住んでいたことを物語ります。かつてここで日々を営んでいたであろう機織り集団の痕跡を伝える由緒ある神社でありました。
ただ、残念ながら社務所は不用心に開け放たれたまま、もぬけの殻。声を掛けても反応がなく、御朱印を頂くことは出来ませんでした。

静神社からは、昼食に名物“常陸秋そば”を食べれるお店を経由しつつ、久慈川沿いに北上します。
奥久慈の狭い谷筋を抜けると、不意に盆地が広がり茨城県最北の町、大子町の中心街に至ります。水郡線の駅の前を通り抜けて、少しだけ町域から離れた場所まで行ったら4つ目の目的地、旧上岡小学校に到着です。

2001年に閉校となってしまった上岡小学校ですが、その校舎は明治昭和に建てられた木造校舎が移築もされずに現存した貴重な代物。
国の登録有形文化財にも指定され、週末や祝日には無料で一般見学も可能です。
貴重な木造校舎を大手を振って見学できると言うだけでも十分に興味深いのですが、更に加えればこの校舎、劇場版ガルパンの劇中にも登場しています。
つまり端的に言えば聖地巡礼です。一昨年の映画であり、大洗には何度か訪れていたものの、こちらの小学校に関しては場所が場所だけになかなか行くことが出来ず後回しになっていた次第。ようやく念願の探訪ができました!
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そんな訳で車から降りて校舎を見やれば、即座に「アニメと一緒だ!!」と身も蓋も知性もない感想が飛び出してしまいます。
アニメ効果か、別のドラマか、はたまた純粋に有名なのか……理由はわかりませんが、訪れたタイミングでは、常に数組の見学者がいる賑わいぶり。
校舎内も古いなりによく手入れされ、大事にされていることが伝わってくるようです。
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往時に使われていたであろう教材や機材も残っており、中には昭和30年代のラジオやら地図なども残っており、それらを眺めているだけでも飽きない程でありました。
また、当然ながらそこかしこにアニメで見た光景があります……が、挙げていってはキリがないので、そこは「アニメと一緒だった」の一言で十分でしょうか。
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劇中に登場した黒板(本来は学園艦?)や出演者の色紙に、聖地のらしさを感じました。

訪れる前は正直なところ、さほど期待してなかったのですが、気づけば1時間以上居座ってしまった旧小学校。
なかなか見飽きない風情があったのですが、時間の都合もあるので日が傾きだした頃合いで出発し、最後に袋田の滝も見物に行きました。
袋田の滝は以前にも一度訪れたことがあるのですが、そのときは温暖な季節。寒い時期に来たのは初めての経験です。
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着いてから知ったのですが、この季節の袋田の滝は凍ることで名高いそうです。
残念なことに、この日は暖かったこともあり控えめな凍り方でしたが、それでも滝の一部が白く氷に覆われている光景は、なかなかに迫力があり興味深いものがありました。

更に今回は滝の裏手の遊歩道を登って一段上流にある月居の滝も見てきます。
切り立った崖に掛けられた階段を昇り、さらに岩壁に設えられた桟道を抜けた先に遠くその小さな滝は姿を現します。
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迫力でこそ袋田の滝に一歩譲るものの、規模が小さい分凍り方は少しだけ充実しています。
紅葉の頃など、さぞ綺麗だろうと思わせますが、枯れ木の向こうの凍った滝も侘び寂びなのかもしれません。


斯様な次第で滝の見物を終えたら、友人オススメの飯屋で夕飯を食べて、帰路へ。
常磐線名物の電車飲酒でホッとしながら、どうにか日付が変わる前には内房に帰り短くも充実した週末を終えることとなりました。

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社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

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