月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


晩秋畿内散歩

あれよあれよと、今年もあと1ヶ月強。
秋も深まるどころか少し早めの雪が関東を襲い、冬の装いも準備しないといけない頃合いです。
そんな、11月の月末は、様々な(主に仕事関連の)都合により、関西方面へ出突っ張り。交錯する予定が絡まり合い、気づけば勤労感謝の日は、朝から京都観光することになりました。


実は前日から京都入りして、久しぶりに河原町のネットカフェで一泊して、翌朝は8時過ぎから行動開始です。
最初に向かったのは東山の奥、蹴上駅から歩いて10分内外にある日向大神宮です。
南禅寺の裏からインクラインの斜面を登った辺りとも言えましょう、早朝から観光客が押し寄せる南禅寺界隈から一変して、静かな谷あいの社と言った風情……と思ったら、トレッキングコースの入口に位置してるようで、出発の準備に勤しむ親子連れとインストラクターの集団が休日の賑わいを醸し出していました。
彼らが去ってしまうと、かえって寂しく感じるほどです。
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この季節といえば、当然期待するのは紅葉。
少しだけ山陰にあるせいか、この社の紅葉は既に散り気味でしたが、それもまた趣深いもの。静まった雰囲気は良い穴場をみつけた気分です。
余談ながら、御朱印をいただこうと社務所のインターホンを押したところ、朝イチだったせいか「今から向かいます」との返答があった後、しばらく待たされてしまう羽目に。急ぐ旅でなし時間は問題はないものの、本当にここで待ってれば良いのかと少々不安になっていたところ、二本杖のお爺さんが坂道の参道を登り、こちらに声を掛けてくるではありませんか。
この人は誰? と思いながら挨拶を返すと、その翁こそがこの神社の宮司さんでありました。
世間話がてらに伺ったところでは、今年に米寿を迎えて今も神社の管理をしているのだとか。この神社の参道は、トレッキングコースの入り口なだけあり、あまり緩いとは言えない坂道が私の足でも5分近く掛かる程度に続きます。
そんな道程を御年88の方を朝から呼びつけて、遅いと思うほうが無茶であったと内心恥じ入る思いであり、日々登っては社務をこなす宮司さんには畏敬の念を抱かざるを得ませんでした。

閑話休題、そんな日向大神宮ではフォロワーのぼややん氏とも合流です。
ここからは2人で京都の紅葉観光兼撮影会となりました。

まず向かったのはインクラインを下ってすぐの定番、南禅寺。
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大学時代に一度訪れて以来ですが、変わらず綺麗で人が多いです。

続いて平安神宮の裏手側にある岡崎神社に参拝。こちらは紅葉ではなく御朱印収集が主眼。
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この一帯は平安時代、ウサギが多かったとかで今も兎が神使を務めます。縁結びや子授かりをご利益に謳っているのですが、やはり関係があるのでしょうか、考えないほうが良いでしょうか。

続いて、針路を哲学の道方面へ転じて、熊野若王子神社と大豊神社を参拝。
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大豊神社では神職の方から「この先の霊鑑寺が期間限定参観をしていて綺麗だ」との助言を頂きます。
地元民の助言、まして神職がお寺を勧めるとあれば行かない理由はないでしょう。
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かつては谷の御所とも別称された門跡尼寺院であり、今も春と秋しか公開しない霊鑑寺。
哲学の道から一本山側に入り込んだ道の先にひっそりと佇むそのお堂は確かに風情を感じさせます。
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庭園もよく手入れされ、なるほど確かに美しい紅葉です。
観光客など想定していない庭園通路の制約と、私の写真の腕前では、その美しさをどうにも切り取れないのが少しばかり悔しいところでした。

順調に哲学の道を北上し、行き着く先は東山文化の頂点、銀閣寺ですね。
大学時代、哲学の道を歩こうと訪れた際には夕方過ぎて拝観時間が過ぎていた日以来、近くを通ることはあれど6年以上訪れる機会が巡ってこなかった因縁の寺院です。
寺前の参道は目が回るほどの混雑ぶり。これが観光地京都の本気かと呆れながら、ついに機会が巡ってきたと喜びながら往来をかき分けて拝観します。
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美しい庭園と沢山の観光客、まさに京都って感じで私はそういう雰囲気が大好きです。
あとは池越しの銀閣寺の構図。思わず「写真で見たことある」と言いたくなるほど、新鮮味がないのに興奮する不思議な心持ちで眺めることができました。

加えて、これは訪れるまで知らなかったのですが、銀閣寺の参道脇には銀閣寺一帯の鎮守を祀った八神社なる社が鎮座しています。
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人波から不思議と取り残されたようなひっそりとした雰囲気を湛え、鬱蒼とした鎮守の森とあいまって良く言えば神秘的、或いは仄暗い様子を纏った神社でありました。

銀閣寺界隈から西へ足を伸ばせば、京大が跋扈する吉田界隈へ。
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何はなくとも吉田山の吉田神社には参拝すべきでしょう。江戸時代に神道教義の形成に大きな力を持った吉田神道の本拠地です。
近代では一転して「京大受験前に祈願すると落ちる」というアレなジンクスも聞いたことがあるのですが……実際に訪ねて吉田山の立地を見れば、確かにこんな遊び場にもってこいの山が大学のすぐ近くにあっては、荒ぶる日本の神々など恨み骨髄に徹すること已む無しではと納得してしまいます。
合わせて、吉田山の南斜面に鎮座する宗忠神社にも合わせて参拝。
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こちらは江戸後期に生じた神道系の新宗教黒住教の開祖を祀った神社。明治時代には国家公認の神道十三派に列せられた“古参の新興宗教(?)”の施設です。
この場合も御朱印収集の対象に含まれるのだろうかとの疑念も頭を過りましたが、既に藩祖を祀ったり古代天皇を祀ったりと色んな事情で明治期以降に創建された神社も散々巡ってる状況。むしろ神社の体をなして、江戸時代から祭祀されてるなら十分ってことで頂いてきました。

ちなみに宗忠神社の真向かいは、これも紅葉で名高い真如堂。折角近くまで来たので、もちろん漏れなく参観しましょう。
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名高き紅葉も素晴らしいですが、境内の茶屋で甘酒を呑みながら眺められるシチュエーションが最高だと思います。
「好天に恵まれた晩秋の祝日に、茶屋の腰掛けから境内の紅葉」――文句のつけようのない一時を堪能して、京都巡りの締めといたしました。


真如堂を後にしたら、この後の要件も残っているので京都駅方面へ。
ぼややん氏と別れたら、別のフォロワーの大鳥さんと合流して駅近くの居酒屋で一献傾けて夜を過ごしました。


京都で秋を過ごした後も、継続して関西で活動中。
土曜日には大津市内で豊郷繋がりで知り合った方々と宴席をしました。

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