月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


琵琶湖と北陸道

6月、各地で梅雨入りが告げられ、いよいよ初夏から夏へと季節が転がりだした季節ですね。
羽虫の活動も活発となり、今年も少し早めながら蚊取り線香が絶やせない時期となってきました。

梅雨入りを裏付けるように不安定な空模様だったこの週末、5月初頭より続いた遠出案件の最後となる用件があり、関西の方へと赴くことになりました。

出発は土曜日。
実家を起点に安心の東海道新幹線で西へと急ぎ、降り来たるは京都の一つ手前、米原駅。ここで東海道本線に乗り換えて少し行けば、近江湖東地方の商業の要衝、近江八幡駅に到着です。
フォロワーでこの近隣の民のぼややん氏と合流し、近江八幡駅から歩いて1kmほどの旧市街へ観光に向かいます。
2016_06@畿内とか0004 2016_06@畿内とか0009
近江八幡は文字通り、近江の日牟禮八幡宮の門前にある街です。琵琶湖交通により古くから人々が行き交っていた当地ですが、商人街となったのは八幡宮の創建からずっと後のこと。桃山期に八幡城が築城され、城下町が整備されてからのことだそうです。
城自体は江戸時代を迎える前に廃城されたものの、商業地として息長く残り、近代に至っても近江商人の中心地の一つとして栄えていたのだそうです。
そんな訳でお堀に端を発する運河と古い町並みが残る風情ある旧市街をぶらりと巡りました。

古い町家を改装した売店や豊小でも名高いヴォーリズ建築の洋館などなど、天気が良ければなおよしでしたが……楽しい散策です。
2016_06@畿内とか0019 2016_06@畿内とか0024
当然、日牟禮八幡宮にも参拝。楼門をくぐり入れば開けた空間の向こうに格天井と勇壮な屋根の立派な拝殿が迎えてくれます。その向こうの本殿や、雑多な大絵馬が所狭しと掲げられた絵馬殿合わせて、歴史を感じさせる神社でありました。
2016_06@畿内とか0034 2016_06@畿内とか0035
もっとも、今回は観光はあくまでオマケ、体面上カメラを持っていく訳にはいかないので荷物に忍ばせるコンパクトカメラしかない状況。
運河の街の記憶を小さいカメラでボチボチと残して、引き上げとなりました。

この日の晩は、ぼややん氏と別れて奈良に向かい別口の友人、ぜな氏と(愛媛)みかん氏との飲み会に。
奈良町の北側、少し入り込んだ路地裏で見つけた奈良の地酒“春鹿”を出すお店で一献です。奈良の町家を改装したらしい隠れ家的な美味しいお店、ふらりと当てどなく入ったため上品な雰囲気に少し気圧されましたが……良いお店でありました。
その後はもう1軒、奈良のお店で飲み継いでから、みかん氏の家に泊めていただきさらにもう一飲み。大学時代を思い返すようなヒドイ(肯定表現)宅飲みの果てに寝落ちして日曜日を迎えました。


翌日は復帰したら、ようよう列車に乗り込み京都から湖西線を抜けて北陸の敦賀方面へ。
2016_06@畿内とか0055 2016_06@畿内とか0061
道中、山科から大津に抜ける峠を越えた辺りで梅雨らしからぬ気持ちのよい晴れ間が覗いたのは印象深い光景でしょうか。
西を向けば田園の向こうに棚引く雲が比叡山の山並みにかかり、東を向けば琵琶湖が煌めく様……好天時の湖西線の車窓は何度見ても飽きることのない光景です。
実際のところ湖西線も比叡山坂本以北、高島市などに分類される地域は乗り換え時くらいしか下車したことがない未知の領域。いずれ自転車か車か、適当な乗り物を調達してじっくり観光してみたくはあるところです。
ただし、この日は最終目的地が決まってるので、ここで降りてしまうと後始末が大変なのがネックな次第。
予定に従って今回は敦賀で途中下車といたしました。

敦賀といえば北陸道の入り口に坐ます式内大社の気比神宮。
2016_06@畿内とか0062 2016_06@畿内とか0064
何年も昔に一度参拝しているのですが、みんな大好きな御朱印を授かってなかったのでまた来た次第です。
町の真ん中にあるとは思えない広々とした社を散策したら、前回はこれで引き返したのですが今回は敦賀のさらに北方、日本海の際を目指します。
道中、今は廃止となった敦賀港線の後を抜けて向かったのは金ヶ崎城跡の一角に立つ、金崎宮。
2016_06@畿内とか0089 2016_06@畿内とか0093
建武中興十五社の一つに数えられる明治期創建の比較的新しい社です。
祭神はこの地で散ったという後醍醐天皇の親王2名。金ヶ崎の城は日本海沿いの道筋や航路と琵琶湖へ抜ける経路交差点。その要港を見下ろす山の上に位置し、三方を水に囲まれた要衝にして堅城と言われていました。
もちろん、幾度も落城の憂き目にあっているそうですが……それはそれ。
2016_06@畿内とか0094 2016_06@畿内とか0097
敦賀港を見下ろす眺望は条件が良ければさぞ絶景なことでしょう。

金ケ崎界隈を見学した跡は、下山して敦賀港の歴史的建造物をいくらか観光して、この日の最終目的地へ。
2016_06@畿内とか0104 2016_06@畿内とか0102
明治から昭和にかけて、国際旅行の手段が空路に移る前の敦賀港は、ロシア方面への玄関口として国際便に合わせた列車が東京から運行する程の隆盛を極めたとか何とか。
今も貨物航路に重要港湾としての面影を残しますが、全盛期の凄みを感じさせる重厚な建物や貴重な遺物を見学して、駅へ戻り北陸線に乗り込みました。


そんなこんなで月曜と火曜は北陸某所で案件をこなして、関東に返って来たのが今日のこと。
資格試験も待ち受けてますし、当分は関東圏で大人しくなる日々が続くハズですね……きっと。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | ホーム | 

カレンダー

« | 2017-06 | »
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

中の人について

molmol

Author:molmol
連絡先:aria_freak@ホットメール、mixi


社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

何かにつけて神頼みする近所のお稲荷様に感謝

個人的リンク

私が勝手に(無断で)貼ったリンクもあります……。 どうか、ご配慮願います。

分類……してないなぁ?

"兵站"内の探し物はこちらへ

月別ログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2Ad