月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


晴天直下の出雲紀行

GWも終わってしまい、順調に5月病的な面倒臭さも出ていますが、今のところは元気です。

連休明けて最初の週末、次はどこへ行こうかと思案にくれていたところ、ふと思い出したのがフォロワーのしろかえるさんのこと。
去年ははるばる出雲から奈良に来てくれたのですが、そういえば、まだ出雲大社に行ってないなと思い出した次第です。
兵庫から出雲なら、奈良から行くよりさらに近いです。
そんな訳で、きっぷを手配したら、スラリと行ってみることにしました。

山陽本線を西へ下り、上郡駅から智頭急行線に乗り換えて、進路を北の山陰方面へ。
因美線直通の普通列車に揺られて、鳥取駅からは山陰本線を特急で西進です。
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行って来たるは出雲大社のお膝元、出雲市駅。大学時代の最後の夏、18きっぷで訪れて以来の下車です。
前回はここから一人で活動を続けたのですが、今回はここでしろかえるさんと合流します。

彼の車に拾われた、とりあえず行ってきたのは出雲大社です。
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前回は60年に一度の式年遷宮の最中でしたが、今回はちゃんと社殿も完成していました。
快晴もあいまった行楽日和。新造の雄大な社殿が皐月の陽光に映えていました。

出雲大社に続いて向かったのは、大社から北西に向かった出雲地域の北西端、日御碕です。
海沿いのくねった道を向かった先、鄙びた漁村と灯台と神社があります。
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最初に立ち寄ったのは神社の方、その名もずばりの日御碕神社です。
一書に曰く、日本の昼を鎮護する伊勢神宮に対し、夜を鎮護する日沈宮との異名を持った由緒ある社なのだとか。
出雲神話は複雑で奥深く、社にある由緒書きにも知らない神話がちらほらとあるのが驚くばかりです。少しは歴史に自信があったのですが、まだまだ勉強が足りないことを痛感します。
それはそれとしても、複雑な海岸線が織りなす狭隘な谷地にたつ中規模な神社でしたが、丹塗りの社殿が目麗しい神話の里らしい社です。

続いて、その足のまま日御碕は灯台にも登ってみることにします。
こちらの灯台もまた石造りとしては国内屈指の高さを誇るものなのだとか。
地震国で高い灯台を立てるため、外の石積みと中のレンガ積みの二重構造になっていたり、灯火設備が今も現役だったりと、非常に興味深い灯台ですが……なにはさておき、高いのはいいことです。
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見下ろせば日本海に突き出た断崖絶壁が眼下に広がる絶景です。

折角なので、灯台を降りたら間近まで見に行ってみたのですが……柵もない清々しい光景は、流石にスリルがあります。
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余談ながら、このあたりの岩は教科書に出てきそうなほどの柱状節理。火山性の地形です。
昔はこの辺りも溶岩が流れたのでしょう、そう言われると今も周辺には心なしか温泉が多い気がします。

そして日御碕の名所には、神社と灯台ともう一つ。うみねこの繁殖地、経島なる島があります。
毎年、11月下旬頃から越冬のため、うみねこが集まるそうですが、5月がちょうど繁殖期なのだとか。
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望遠レンズでせりたった岸壁の向こう側、島の中心部を覗き見ればなるほど然りです。
小さな社を覆わんばかりに、うみねこが群れている様は壮観でありました。

日御崎をあとにして続いていったのは、近隣では有名という道の駅キララ多伎なるところ。
個人的には結構距離がある印象だったのですが……近隣です。こちらはいちじくが有名なのだとか。
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目の前に砂浜も広がっていたので、いちじくアイスでも食べながら眺めて一服です。
まだ5月だというのに、海でバーベキューするリア充集団がいたのには驚愕です。本当に彼らは元気な生き物です。

道の駅を撤収したら、しろかえる邸に荷物をおいて列車に乗って松江方面へ。
宍道湖の夕日を車窓に見ながら、行ってきたのはかえるさんイチオシの飲み屋さんです。
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彼は顔を覚えられてる程度には常連なこのお店。驚いたことに、何も言わずに単に地酒を頼んだだけで、4合瓶とグラス2つで出てきたあたり、本当に飲み助にやさしいお店であり、彼は常連なんだなと思いました。

この日は飲み屋さんのあとは列車で出雲市に戻り、しろかえる邸にてハナヤマタを見ながら飲み直して就寝と相成りました。


翌朝は前回、松江を訪れた時と同様に宍道湖畔の喫茶店で朝食を取り、その足で松江の南方、中国山地の入り口にある熊野大社に行くことに。
この熊野大社、出雲国一宮を名乗っていた時代もある古社です。
一説には和歌山県の熊野三山の源流となった神社という説もあるのだとか。真偽は神話のロマンの彼方ですが、その歴史にふさわしい趣ある境内の神社です。
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丹塗りの社殿も絢爛でいいですが、白木の社殿の雰囲気こそ古い神社らしい静謐さを感じさせるものがあり、個人的には好ましく思います。
そしてまた、この周辺の長閑な雰囲気も秀逸な素晴らしさです。
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田植えの時期と重なる初夏の快晴と相まって、雰囲気はまさに「平和なのんのんびより村」といった風情です。
住みつくには……なかなか覚悟もいるでしょうが、しばらく留まって季節の移ろいを見てみたいような美しさがありました。

そんな訳で熊野大社周辺をしばらく散策したら、帰路の時間の都合もあるので、昼食など取りながら出雲市に帰還。
帰りも鳥取経由で特急を乗り継ぎながら、仮宿へと戻って行きました。
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特急から特急への乗り継ぎ、とてもブルジョアな所業に心が豊かになるかと思ってしまいました。


さて、働かなくてはいけない……。

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社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

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