月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


南都八景その北鄙歴史散歩

風邪が収まってきたので、フッと原付きのエンジン回しも兼ねて奈良市街の神社巡りへ。

コロコロとVinoを転がして、平城宮跡のすぐ北側にあたる佐紀の集落へと、まずはいってみました。

郊外風の広めな道から、不意に道が細くなり住宅が往来に迫りだしたら、古くからの集落の領域です。
ほんの少しだけ、エンジンの回転数を落として、気持ちだけ静かさを心がけながら道を抜けると目的地に到着します。
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延喜式内社の佐紀神社です。境内が二つあるのは不思議ですが、まずは先に着いた西側の社から参拝します。
拝殿の天井が格天井なのが興味深いです。

隣には劔殿神社なる社も。
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こちらの神社は、由緒書き曰く江戸時代頃の創建だとか。
この拝殿中央が通路上になっている構造、“割拝殿”という形式なのだそうです。最近覚えました。

その後に佐紀神社の東側の境内も参拝です。
どういう所以があるのか、わかりませんが……こちらの拝殿も構造はほとんど同じなのに天井が格子ではないのが不思議です。
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ただこちらの方が、少しだけ鎮守の森の木々の密度が濃く、よく言えば神聖な……少し暗い印象を受けました。
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ちなみに二つの佐紀神社ともに恐らくは同じ集落内。間に御前池というらしい溜池を挟んでいます。
こちらの溜池も、放棄されたらしい桟橋様の構造があり、昔は養殖か何かをやっていたのかと考えさせられます。

佐紀の集落を離れたら、少しだけ針路を北に向けて添御縣坐神社へ。
こちらは先日に同名の富雄地区の神社へも行っています。
実はもう一つの添縣の社と同じ由緒を掲げる式内論社。どちらもかつての添下郡の領域内にあり、東の添上郡と合わせて添の縣だったのだそうです。
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こちらの神社には常勤の神職さんがいない様ですが、参道に並ぶ真新しい石灯籠が今も信仰を集めてることを示しているようです。
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ちなみにこの社の前の道は、歌姫街道と呼ばれ、壬申の乱においても使われたと言われる古道です。
街の重心が東大寺の方へ移る以前は、大和盆地から真北に抜ければこの周辺を通ることになったのでしょう。


そんなこんなで、平城京の北側をふらりと巡ったら、折角なので以前行きそこねた平城京歴史館を見学した後に奈良市街で買い出しをして帰路へと就きました。
流石にまだまだ原付きを転がすには寒いです……。

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