月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


2年目の台湾学会渡航

関東では雪が降り積もり、奈良でも小雪が舞い散る寒さとなった週末。
もうすぐ立春だそうですが、最近Wikipediaで読んだとこでは、二十四節気を作った古代中国では“徐々に暖かくなる季節”を貼ると設定したので、寒さが底を打つ頃が春の初めであって何ら問題ないのだとか。
「暦の上では春~云々」の決まり文句はそういう意味では不正確なそうです。


それはそれとして、日本に帰ってきて寒さに愕然としてましたが、先の平日は去年に引き続き学会のため台湾へと行っていました。

例によって関西空港で夜を明かして、朝の便で台北の桃園空港へ。ここからバスと新幹線を乗り継いで、3度目となる新竹市の国立交通大学に至ります。
2015_01@台湾学会0006 2015_01@台湾学会0008
前回に引き続き、この交通大学で概ねお世話になりました。
ちなみに今回の台湾物理学会の会場は、よりによって同じ新竹市内の交通大学の隣にある国立清華大学。台湾出張と言いつつ、ほとんどこの界隈から動かなかったのはご愛嬌でしょう。
初日にいたっては、夕飯も清華大学前の学生街に繰り出して済ます方向です
2015_01@台湾学会0011 2015_01@台湾学会0014
要所要所に日本語が混ざってる辺りに、台湾らしさがあって安心します。

ちなみに初日は台湾への移動以外は自由行動の日。もっとも到着自体が夕方だったので、学生街でふらふらしてオシマイです。
翌日は交通大学の方々と交流会をして、順調に予定をこなします。
3日目は後輩が1人風邪で倒れてしまいましたが、本番の学会発表もどうにかクリア。夜は幾度もお世話になっている台北の大学の学生さんと合流し、その教授さんも交えて夕食会です。
何故か日本式の居酒屋に連れて行かれ、日本のよりもコスパの良い味を堪能してしまったりしつつ、台湾の日々は過ぎていきます。
諸々を乗り越えて一段落した4日目は、午後から少し時間に余裕ができて来たので、台北勢に連れられて観光へ。
新竹の東方、台湾内陸部の町、内湾へと行きました。
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これは後で知ったのですが、内湾は古くは客家の居住地であり、日本統治時代に木材の集積所として栄えた土地だったのだとか。
日本時代の遺構は多くない印象でしたが、古い町並みが残っているのだとかでちょっとした観光地化しています。
わくわくするようなローカル線の終着駅があるだけでもポイント高いです。

客家に関する資料館では、なぜか足踏みミシンの可動品が展示されていたりします。
実物を見るだけなら、日本でもいくらでも出来ますが実際に踏んで遊べる代物となると初見かも知れません。
管理が雑なだけなのか、状態のいいものが残っているのかわかりませんが、折角の機会なのでガチャガチャと試してみましょう。
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他には、駅近くの地下道で見掛けた壁画も印象的な逸品。地元の小学生の絵らしいのですが、見事に日本の小学生と同じセンスなのが驚きです。
先日、Twitterでみた中世ノブゴロドの子供の落書きにもシンパシーを感じましたし、きっと子供の世界認識なんて時代も地域も越えて大差ないものなのでしょう。面白いものです。

客家の資料館以外では、内湾市街は“老街”と呼ばれる旧市街見所のメイン。
何とも豪華というか力のこもった“場末の遊具”的なものがあったりと、なかなか面白いです。
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内湾駅も表側から見ると随分と風情があります。
近隣学生の遠足先なのか、集団連れの学生や観光客風の方々を見掛けたのも印象的でした。
なかなか夜市や台北の観光地では見られない光景だけに、神奈川で言う高尾山や大山にも通じる「地元民のための観光地」のような雰囲気を感じました。
2015_01@台湾学会0172 2015_01@台湾学会0179
日本で言えば木刀のようなお土産として全く意味のなさない木製の青龍刀を土産物店に売ってる辺りまで、同じような感覚なのでしょうか。
なかなか面白い観光地でありました。

4日目はこの後、ショッピングモールによってから宿に帰還し、夜は学会の晩餐会に出席して終りとなりました。
そして最終日はまたしても飛行機の時間までは自由時間。後輩が体調不良なので、新竹のダウンタウンを観光することになりました。
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とは言っても、新竹市内の観光地といえばお寺くらいなので、その手の施設を少しばかり回って見るばかりです。
具体的には、最初に向かったのは関帝廟。
三国志で有名な関羽を祀ったお堂は、日本の中華街でも大概ありますが、こちらでもやはり広くあるものだそうです。
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ド派手な外観も中華圏らしいですが、興味を引いたのは金紙の文化です。
中華圏の民間信仰では、あの世の人々もお金や生活物資が必要なので定期的に仕送りをしてやる必要があるのだとか。
そのため、紙のお金や家具を焚き上げて冥府に送り、死者の生活の糧にするのだとか。
漫画や小説で話は知っていましたが、実体を見るのは初めて、感心するばかりです。

関帝廟の次は都城隍廟に参拝です。
Wikipediaによると城隍とは城壁と堀のことで合わせて城塞都市を意味し、すなわち町の神を祀ったお堂となるになるのだとか。
あまり格の高い神ではないそうですが、新竹ではなかなか大事にされているようで、去年来たときも真っ先に連れて行かれた場所でありました。
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廟の前には市場も併設されており、お堂とお店の境目すら高ではないな有り様です。
中華圏らしい独特の賑やかさがあり、非常に面白かったのですが、惜しむらくは連日の食べ過ぎで買食いする余裕がお腹になかったことでしょうか。
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新竹市街の観光後は、在来線の新竹駅からローカル列車乗車して台湾新幹線の新竹駅への移動に挑戦です。
二度目の在来線でしたが、なかなか楽しめたので、よしとして残りは来た道をたどるように新幹線からバスと飛行機を乗り継いで帰国と相成りました。


そんなこんなで大分楽しんだ台湾旅行。
ところで……今週末で修論の草稿提出という一区切りがあるのですが……? 
この一週間、なんにもしてないのどうしてでしょうか。

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