月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


道都の学会行旅

南信旅行の翌日から始まる北海道行きの話。あくまで旅行ではなく、純然たる学業の一貫です。
その証拠に学会発表もこなしましたし、諸々のありがたい話も聴講しました。


しかしながら、学会内は撮影禁止ですし、そもそも日記のネタにすることでもないので、学会の合間に訪れた観光地についてをダイジェスト的に諸々。


まずは何はさておき、学会の会場ともなった道都札幌の北海道大学構内。
正門入ってすぐに売店も兼ねた総合案内所がある事に度肝を抜かれます。観光客が来ること前提とは、私の知ってる大学とは根本からなにか違います。北大恐るべしです。
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北大で訪れたのは、理系区画と文系区画の合間にある総合博物館。レンガ造りの重厚な建物です。
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内部の展示は北大の歴史から、北大で手掛ける科学技術や考古学、博物学などの展示。古生物の化石の展示が非常に見応えがありました。
また、かつては医学部にて実用されていた皮膚病や外傷の病態を模した蝋人形も、また人生観を揺るがすような逸品です。
撮影技術の進歩した現在では、使用される機会が減ったために博物館に移されたというものの、精巧に作られたその病態の有り様と真摯な解説は、普段は目を背けてしまう何かを考えさせられる重い展示でありました。


景色といえば、札幌の西の町外れにある藻岩山展望台。
ちょっとした手違いで学会の懇親会に参加できず、独りでロープウェイを使って登りました。
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色んな意味で寒かったですが、景色は良好。この日は日中、雨が降ったり止んだりの不安定な天気だったのですが、それが幸いしてか夜景はクリアに映え札幌らしい碁盤の目もよく映える光景が広がっておりました。

西の町外れには藻岩山以外にもう一つ、円山という山がありその麓には北海道の一宮、北海道神宮があります。
こちらは学会が終わってから、一息入れるための日暮れの散歩で参拝。
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北海道という立地上、当然ながら創建は明治期と比較的最近ですが、原生林を背後に抱え荘厳な雰囲気が漂います。
札幌の開拓が始まった頃、入植の成功を祈り地域の氏神となるため勧進されたのが始まりと言いますから、歴史は浅くとも重みは十二分なのです。
夕刻の終業の時間にかち合ったようで、掃除や片付けに勤しむ巫女さんを眺めることが出来たのは僥倖そのものでありました。

ちなみに北海道神宮に参拝した日は、そのまま学会には帰らず市街散歩へ。
札幌の地酒、千歳鶴の酒造直営店に行って色々とお酒を仕入れてみたり、蟹で有名な市場に行って冷やかしてみたりと、札幌を満喫してみました。
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他には札幌から少し抜けだして、快速電車で30分ほどの小樽まで。
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運河とか重厚な歴史的建造物とかも良いものですが……今回のメインは市街から少し離れた小樽市立博物館。
数年前に訪れたときには、冬季だったために封鎖されていた国鉄車両の屋外展示を見ることが出来ました!
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博物館のある小樽市の手宮地区は、北海道で最初に鉄路が敷かれた土地。それを反映してか、今でも鉄道関連の展示が充実しています。
特に本州ではお目にかかる機会の少ない豪雪地帯の車両や開拓鉄道の展示は、前回見損ねただけに是が非でも見てみたかった次第。
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稼働している転車台も上野の尾久の車両基地で見て以来のものを実見することが出来ましたし、機関車類も多様なものが有りました。
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重厚な黒い除雪車両に至っては、初めて実物を見ることができました。
こんな鉄の塊を機関車で無理くり押して雪を除けたのですから……昔の人は偉大というか強引というか。今の列車では軽いから真似できないというのも頷ける迫力がありました。

余談ながら、この北海道最古の路線は既に廃線となっていますが、手宮線跡として街を横断する遊歩道のように整備されています。
今回はルートの都合上、歩き損ねましたがいずれ縦断してみたいですね。
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札幌郊外で外してはいけない羊ヶ丘展望台のクラーク像も見てきました。
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非常に牧歌的な雰囲気の光景が広がり、快晴の空と手入れされた芝生が相まって非常に絵になる光景でありました。

一方で意外と興味深かったのが札幌の市街から豊平川を数キロほど遡って至るさけ科学館。
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文字通り、北海道の川を遡上する鮭に関する資料館です。
お世辞にも大きいとは言えない施設ながら、基本的なサケの情報から各成長段階の実物、さらには世界各地の鮭だけを集めた簡易水族館など、その内容は想像以上に充実してます。
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最初はクラーク像の帰りの余興という認識だったのですが、期待以上の内容に予定が狂うほど長居してしまいました。


最後に、定番の観光地にも当然ながらふらっと立ち寄ってみたりしています。
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実は時計塔を見るのも初めてならば、北海道庁旧庁舎も庁舎内に入ったのは初めてのこと。
がっかりなどと巷で噂ですが、思ったほどのがっかり感もなく「なるほどね」というより他にありませんでしたが……百聞は一見に如かず、とても勉強になりました。


斯様な次第でどさくさ紛れに、なんだかんだでかなり観光してしまいましたが、ちゃんと義務は果たしています。
ご安心ください。
裏ではスーツを忘れたり、キャリーケースの鍵を忘れたり、鳥の糞の直撃を受けたりと、少々トラウマインシデントもありましたが……その辺りの事故は、ツイッターでネタにして割と受けたので良しとして、帰路につきました。


関西に帰着後はその足のままツイッターのフォロワーさんの家に直行し、イカを食べる会をしてから終電で寮へ。
当然のごとく、翌日は体が動かず夕方まで研究室に行くことが出来ませんでしたが……同僚も似たり寄ったりの有り様だったので問題ないでしょう。

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