月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


歴史の教科書を追う週末

空梅雨の影響か否か、天気予報がまるでさっぱりアテにならない6月下旬。
雨の予報が晴れに変わり、晴れのつもりが雨になり……とても予定が立てられません。

そんな訳で立たない予定を押して、お出かけすることに心を決めたこの週末。
土曜日は留学生や後輩と連れ立って、奈良盆地の東南にあたる三輪山を登山することに。
resize (2) resize (4)
三輪山は大神神社の神体山でもあるため、入山の管理は比較的厳しめ。
狭井神社が登山口も兼ねており、住所やら何やらを記入したら、ちょっとした注意事項の説明を受けて、入山料を支払い、入山証を兼ねたタスキを受け取って初めて出発準備完了です。
残念ながら、山中は境内地であるため撮影禁止とのこと。
小1時間ほどの道のりでしたが、落葉樹林のなかを古代祭祀の跡を横目に進む山道はなかなか楽しいものでした。

三輪山の後は、車で10分ほど行ったところにある橿原のJA直売店で野菜を買いだしてから、大和三山の耳成山へ。
大和三山の歴史的意義を留学生に説明するのに四苦八苦しながら登ってみると……着いた先にあったのは水準点!
resize (5) resize (8)
展望台の一つでもあれば、もう少し格好はついたのですが……どうにもならない世の中ですね。
しかし、この見事な円錐形の美しさ。盆地の平野にポンと聳え立つ有り様は、確かになにか特殊なものを感じさせる存在感が有ります。
また、麓の公園からは畝傍山や天香久山も見えますし、古代の藤原京に思いを馳せるには悪くない場所でありました。
少々、留学生に対して勘違いの入った解説をしてしまったのが、今回の反省点でしたが……相応に興味を持ってもらえたのは嬉しいところです。


そんなこんなでいい具合に登山して、気持ちの良かった土曜日から、一夜明けた日曜日。
当初は、天気予報が雨と言ってたので、惰眠を貪ろうと決め込んでいたのですが、昼過ぎにふと外を見れば何を間違えたか相応にいい天気。

時間は少々遅くなってしまいましたが、突き動かすような衝動には逆らえませんね。
原付きにまたがり国道168号線を南へ。行って来たるは往古、天皇に祀られたと伝わる風神の一つ、龍田大社です。
resize (11) resize (14)
延喜式に名神大社として名を残す有力な神社は、今でも大きな境内を綺麗に保っています。
来週あたりは夏越の祓や風神の大祭やらで色々とあるそうですが、今週はその準備とやらも済んだのか、閑散そのもの。
resize (22) resize (23)
境内でお茶でも飲みながら、静かな雰囲気を満喫と洒落込むことが出来ました。

帰路は平群谷地域をふらりふらりと寄り道しながら大学の寮へ。
平群谷の一帯は、古くは豪族平群氏や聖徳太子、長屋王など教科書に名を残す名門が本拠としたという奈良県内でも一廉の歴史を誇る地域。
盆地から見た場合、法隆寺などのある低めの丘一つ向こう側に当たり、生駒山や信貴山等の山脈の手前にあたる特殊な立地。
その立地のせいか、有力者も集まれば今でも延喜式内社が多数残る、歴史深い土地となっています。
resize (29) resize (33)
例えば、紀氏神社は紀伊国の名門貴族の氏神なのだとか……。
由来書にシレッと具体的な字名が出てきたり、玉垣の出資者を見ると苗字が偏ってたりするあたり、未だに古来からの“氏神"の機能を残しているのかと思うと、歴史の深さに恐れ入ってしまいます。

もう一つの式内社、楢本神社も同様。
resize (40) resize (46)
今でも祭り事が出来るような素朴な板張りの社殿が残るのは、流石と言わざるを得ません。

他にも平群氏を祀る平群神社なる式内社もあったのですが、何故かカメラが故障しており撮影できずじまい。
とにかく歴史の深さに恐れ入るドライブとあいなりました。
もっとも、道程自体は往復でも1時間強といったところ。思ったよりも近かったので味をしめて、もう少し足を伸ばして大和郡山や法隆寺まで行ってもいいかと思わせる程度の距離感でした。

なかなか忙しく、それも許されないのでしょが……次の機会を伺いましょう。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | ホーム | 

カレンダー

« | 2017-06 | »
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

中の人について

molmol

Author:molmol
連絡先:aria_freak@ホットメール、mixi


社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

何かにつけて神頼みする近所のお稲荷様に感謝

個人的リンク

私が勝手に(無断で)貼ったリンクもあります……。 どうか、ご配慮願います。

分類……してないなぁ?

"兵站"内の探し物はこちらへ

月別ログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2Ad