月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


節句の神戸観光の話

いよいよもって就活が牙を剥き始め、忙しさが悩ましくのしかかる今日このごろ。
この週末は大人しくしていようと心に決めていたはずなのですが、気付けば突き動かされる衝動に寮を飛び出していたのが日曜日です。


当初の目的は神戸は元町にある中華街の春節見物。折角なので、大阪の元下宿生も誘って中華街まで遠足です。
横浜や長崎の中華街と並び称される有名な中華街だけに、ぜひとも1度行ってみたいと思っていたのですが、ついに来てしまいました。
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思ったよりもこじんまりとした区画ながら、春節のお祭りだけあって時には歩くのも難儀するほどの混雑模様。
お祭りの熱気を味わい、中華料理を立ち食いし、中国楽器の演奏や獅子舞の演舞も見物できて、滞在は小1時間ほどでしたが概ね満足です。


しかし、目的を達したはいいものの、わざわざ神戸まで出張ってそれで終わりというのも物足りないというもの。
昼前に到着して、このときはまだお昼すぎと言った時間帯です。
そんな訳で、通りがけにちょこっとメロンブックスで買い物などしつつも、次の観光地を探す次第。
元町駅前の観光マップでふと目に入ったのは“有馬温泉”の文字列でした。
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調べてみると三宮から神鉄に揺られて1時間ほどらしい……ってことで、やって来てました、温泉街。
後で知ったのですが、神鉄は見かけこそ通勤電車なものの、その路線は50‰に達する急勾配に容赦無い急曲線と、ガチモンの山岳路線。六甲山地を乗り越えるエゲツナイ線形は、知らずに乗っても気づくレベルです。
その険しい沿線風景にテンションを上がりめなまま、途中の乗り換えを経て着いた終着駅が日本三古泉がひとつの最寄り、有馬温泉駅です。

まずは駅前で地図を確認して、観光案内所へ。
日帰りの公共温泉は夜まで営業していることを確認したら、不穏なチラシに釣られて温泉街観光から始めます。
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不穏なチラシとは有馬節分会なる名前こそ至極真っ当なイベントの情報。
しかし、中身を見てみるとご当地アイドルのライブやらコスプレイベントやらやらやら……。
とりあえず、興味本位で会場のステージまで行ってみると、聞こえてくる厄介な雄叫びです。
ちょうどご当地アイドルが歌っているところでした。
いやはやまさか、こんなところでドルヲタの生態を間近に見る機会が訪れるとは思いもよらぬこと。
独特のMIXに変則的なコールと、普段見知った声優ライブとは一味ちがう雰囲気。しかも屋外、しかも観光地。なかなか面白いですね。
傍目には揃いのTシャツを着た必死勢がこぢんまりと盛り上がっているのですが、この手の集まりは中に入ると楽しいことをよく知っています。
最近、アイドル沼に嵌る友人知人も多いのですが、なんとなく気持ちがわかった気がしました。……ただ、私には複雑過ぎそうです。

このライブが一段落着いたら、温泉街にある寺社仏閣の見物するため行動開始です。
古くから拓けた土地だけに、区画整理の届かぬ入り組んだ路地や、その至る所に祠やお寺があるのが歴史を感じさせます。
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始めに行った温泉寺と湯泉神社はその中心部。豊臣秀吉縁の古刹と、温泉地に付きものの温泉自体を神とした風情ある神社です。

また湯泉神社を抜けてさらに坂の上、町外れの北斜面にはみんな大好きお稲荷さんの入り口があります。
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長い階段の脇には、みかん畑でよく見かけるような小型のモノレール。
階段の袂に賽銭箱がある辺りに、嫌な予感がしますが……好奇心につられて登ってみます。

階段の上、鳥居を抜けた先にあったのは「先は長い」と煽ってくる立て看板さん。
「残り200m」と絶妙に行けそうな距離が悩ましいですね。悔しいので行っちゃうしか無いでしょう!
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そして行き着いた先にあったのが「もうすぐ」の看板。本当に煽られてます……。
ただ、ようやく向こうに拝殿が見えてきたのが希望です。もう一息、気合を込めて登り切りました。

そんなこんなで行き着いたのは有馬一帯を見渡す高台の社です。
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曰く古の天皇の行宮に由来するという境内地からは、温泉街もその向こうの三田の住宅街も眼下に収まる素晴らしい眺望がありました。

下山後は市街地観光へ。
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風情ある町並みもいいですが、インパクトありすぎる飛び出し坊や(?)はちょっと悪い夢に出そうで困りモノですね。

ふらふらと見てると、住宅街のなかのちょっとだけ高台に位置する場所に、源泉を守る天神さんがありました。
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蒸気でいい具合に錆色が滲む境内の中に、もうもうと湯気を立てる源泉があります。
山間の神社もいいですが、こういう開けた温泉街特有の感じも面白くていいですよね。残念なのは、ここも巫女さんがいなかったことぐらいでしょうか。
代わりにイベント上がりなのかなんなのか、コスプレの人がちらほらと歩いてたのが、眼福ということで。

斯様な次第で町を一頻り巡り終えたら、公営の日帰り温泉施設でおまちかねのお風呂タイム。
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金の湯、銀の湯と泉質の異なる2つの温泉がありますが、折角なので2館共通券を買って両方堪能。
温泉らしく茶褐色に濁った金の湯は、特に温泉楽して良かったです。
そして風呂あがりには地サイダーで一息。ちょっと炭酸が強烈だったのがアレでしたが……まぁ美味しいです。

最後の最後は、終電手前まで温泉街の飲み屋で地ビールと地酒を楽しんで、突発旅行の割には贅沢とゆとりに満ちて楽しみ、帰路につきました。


運動とお風呂と空腹で深酔いの役満状態で飲みながらも、流石に今回は二日酔いはなし。
同じ失敗は二度はしないです……短期間では。

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社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

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