月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


失業北陸旅行・内陸の日

←南下の日

金沢で一夜を明かした次の日は、奇しくも花咲くいろはの劇場版が石川県内限定で先行上映される日。
どうしたものか、友人知人が何人か金沢入りし始めていたのですが、そんなこと全く知らなかった私はついったのTLに驚愕しつつ、北陸観光一本です。

朝一で行ったのは金沢の中心部近くにある武家屋敷群。
こちらも歴史的景観の残る地区ですが、茶屋街とは全く違った土壁に囲われた引き締まった空気。
雪から土壁を保護するために掛けられている筵のようなものが冬の風物詩だそうで、のっぺりとした土壁にアクセントを加えて、なんだか一層格好良く見えます。
IMGP7628.jpg IMGP7637.jpg
また一部の屋敷は内部を見学できたり資料館になっていたりもしています。
武家屋敷群の外れには下級武士の一軒家、足軽資料館なるものも。
IMGP7647.jpg IMGP7651.jpg
上級武士とは打って変わったえらく庶民的な雰囲気もさることながら、何故か花いろのポスターが貼ってあったのも砕けた雰囲気。
階級が歴史の異物となった時代でも、やっぱり何か違うんでしょかね? 不思議なものです。

武家屋敷の次はお土産物の購入も兼ねて、再びひがし茶屋街へ。
IMGP7656.jpg IMGP7663.jpg
昼の茶屋街は当然ながら夜とは違った雰囲気。夜の趣ある感じも好きですが、観光地然とした賑わった空気も嫌いじゃないです。
昼のほうが心置きなく路地裏散策もできますし、迷子の顔してうろついても不審な目で見られることもないですし、気楽なことは良いことです。

一頻り巡るところを巡ったら金沢市街を離れて、加賀・越前の寺社仏閣巡りへ。
道中に金沢カレーなるご当地グルメを食べてから、最初に寄ったのは白山比め神社。
IMGP7671.jpg IMGP7690.jpg
霊峰白山を祀る全国の白山神社の総本社。
白山は富士山や立山と並ぶ霊験あらたかな名峰、開けた処にでると雪をかぶった見事な山容が拝めるのですが、何故かその遥拝所に起源を持つというこの神社からは境内の林が視界を遮って見ることが出来なかったり。
ちなみにこの神社、加賀国一宮であり、白山の祭神ククリヒメが縁結びの神でもあることから、縁結びとしても名高いのだとか。
そろそろ、真剣にお嫁さん下さいと拝んでおきたい年頃ですし、神頼みにも熱がこもってしまいます。

続いてはお隣福井県の古刹、永平寺。
IMGP7700.jpg IMGP7687.jpg
あまりお寺には詳しくない私でも名前くらいなら聞いたことのある名刹があったのは、本当に市街から離れた山の中。
門前町以外の集落は近くにない隔離された土地で、今も若い僧が実際に仏道修行に励んでいるのだとか。
参拝に訪れた時も観光客の合間を縫うように修行僧が行き交い、伽藍の清掃や何かの作業に励んでいる様子が伺えました。
加えて、本堂の前を通るときは神社の神職同様に必ず一礼するのですが、その所作が格好いいことに感心です。颯爽と荷物を携えたまま、片手で一礼。真似できたら、なんか粋な感じがします。

3ヶ所目に向かったのは平泉寺白山神社。
先の白山比め神社や岐阜県側の白山神社と並ぶ白山信仰の中心拠点だった社の一つです。
IMGP7722.jpg IMGP7728.jpg
平泉寺の名の通り、廃仏毀釈以前はお寺として白山を祀っていた箇所だったのだとか。
室町時代までは多数の僧兵を擁する一大勢力であったのですが、加賀の一向一揆に一度攻め滅ぼされてからは、かつての勢いを失ってしまったという諸行無常の地です。
雪かきも最低限といった境内は、ワビサビの世界というやつでしょうか。ある意味、趣があっていいのです。
またこの近くには往事の繁栄を発掘結果から紹介する資料館もあって、割と興味深いものがありました。


そんなこんなで寺社仏閣巡りも粗方終えたら、折角近くまで来たのでと最後の仕上げに福井県立恐竜博物館へ。
IMGP7761.jpg IMGP7743.jpg
福井県は地層の関係か恐竜の化石が大量に見つかる土地柄、恐竜博物館にも力が入っており、質・量ともに世界レベルと言われてるのだとか。
多数の全身骨格に、珍しい皮膚付きの化石や、復元された恐竜のロボットまで。
小さい頃に「恐竜図鑑」で見た写真と同じ有名化石もあればここ数年の研究成果を反映した最新の展示まで。
これを目的に来ても十分に楽しめたと思えるほど、充実の展示であります。
到着したのが遅くなってしまい、全部をゆっくり見て回る前に閉館時間になってしまったのが残念な限り。機会があれば、またぜひとも訪れたいところです。
また、もう一点残念だったのは展示の一区画が新しい化石の展示準備のため入れなかったことですが、この区画も特に囲いがあるわけではなく、通行止めの看板には「舞台裏展示中」とモノは言いようなコメント付き。
IMGP7751.jpg IMGP7759.jpg
準備中の仮組みの化石がカバーしてあったりする様は確かにこれはこれで面白いのかもしれません。


斯様な次第で見て回ったら、流石にそろそろ帰路につく時間。
帰りは九頭竜湖の方から街道を経由して東海北陸自動車道と中央道で関東へ。
幸いに道も順調だったので、日付が変わる前には実家に帰り着くことができ、この旅も終わりを迎えることとなりました。

←南下の日

そんなこんなでニートなのに呑気に旅行したりして、罪悪感がないわけではないのですがそれはそれ。
自動車での行き当たりばったり旅行も悪くないものだと思える3日間でありました。
ただやはり寝てれば移動できる鉄道よりは……お酒も飲めずつかれたのが正直な処。
黄砂がひどかった日曜日は、殆どグッタリしているうちに終わってしまったのが反省点でしょう。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | ホーム | 

カレンダー

« | 2017-09 | »
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

中の人について

molmol

Author:molmol
連絡先:aria_freak@ホットメール、mixi


社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

何かにつけて神頼みする近所のお稲荷様に感謝

個人的リンク

私が勝手に(無断で)貼ったリンクもあります……。 どうか、ご配慮願います。

分類……してないなぁ?

"兵站"内の探し物はこちらへ

月別ログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2Ad