月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


晩秋の登山ごっこの話

秋も深まったどころか、いつの間にやら気付けば12月。2012年も残すところ1ヶ月です。
暖房も手袋も欠かせなくなり、関東でも雪がちらつきだして、外はすっかり冬の空気ですが、この週末は秋の置き土産を拾いにちょっとしたハイキングに行って来ました。


山登りの面子は会社の技術系の同期2人と私の3人組。
前日の金曜から飲み会で前夜祭して、一眠りしたら朝から神奈川県は小田急の伊勢原駅目指して移動開始です。
地下鉄から小田急線へと列車を乗り継いで、うつらうつらと列車に揺られているうちに、さっさと到着。
駅前のお惣菜屋さんで朝飯を購入し、駅から目指す大山の麓まではバスで移動です。
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途中でにわか雨に見舞われながらも、着いてみればそれなりに晴れている大山登山口。
何年か前に初詣で訪れて以来、2回目の大山と大山阿夫利神社です。

ここからは記憶を頼りに一本道の参道を抜けてケーブルカーの駅へ。
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階段状の参道にアーケードをかけて、所狭しとお土産を並べるこの参道もなかなかに風情があって好きです。
紅葉もいい具合に色付いており、少し時期はずれかと思っていましたが良いタイミングだった模様。

アーケードを抜けたら、紅葉に同化しそうな真っ赤なケーブルカーで一気に阿夫利神社の下社まで。
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黄色とオレンジに染まった境内は、生憎の寒さですが綺麗そのもの。
まさに素晴らしい秋の光景です……が、ここはまだ登山の始まりに過ぎないポイント。
紅葉に合わせて境内で販売されていたもみじ汁に後ろ髪を引かれながらも、温まるのは後にしてからと本殿で安全祈願。
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旅行の無事を祈ったら、本殿裏手の登山口から本社のある山頂へ向けて出発です。
以前にも一回登っていましたが、この山の本社は神社の境内地とは思えない本物のハイキングコース。
前回は初詣気分で挑んでひどくエライ目に遭いましたので、今回は覚悟してアタックです。
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心の準備が出来ていれば、体力的にはそれほど過酷な山でもないので、登り道自体はサクサクと前進。
後ろで運動不足の同期が若干、疲れ気味でしたがそれも息が上がる程ではないので、程々の運動といったところでしょう。
少々冷たい空気も、歩き続けていれば重ね着が暑く感じる程度には体が温まって来て心地良いくらい。
色づく葉っぱがいいものだと呑気なことを考えながら登っていたのですが、中腹を過ぎたあたりからだんだん雲行きが怪しくなってきたのだけはいただけない。
雲の中に突っ込んでしまったのでしょうか、やけに視界が悪いというか……前を見ると嫌な予感しかしない五里霧中。
映画のような霧の森の行軍です。
幸いに人出の多い山なので、道を見失うような事態はありませんでしたが、それでもなかなかスリリングなシチュエーションを味わってしまいました。

そんなこんなで誰かさんの人生並に先の見通しが効かない状況ながら、無事に境内地を示す鳥居を通過して山頂へ到着。
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無事に登頂です。この段階で13時を回った頃合い。
あまりの寒さと視界の悪さに、しばらく震えながら休憩できるスペースを探すことしか出来ませんでしたが、それでも無事に登りついた達成感と次のお楽しみで気分は割と前向きな感じ。
腰掛ける場所を確保出来たので、ここで同期が持ってきたアウトドア用コンロでお湯を沸かしてインスタントの豚汁です!
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山に登ると時々見かける憧れの光景でしたが、やってみるとやっぱり良いものです。
寒さも相まってインスタントなのに本当に美味しい。
そうこうしているうちに霧も晴れてきて、飛行機から見るような澄んだ青空に感嘆する、アウトドアの醍醐味のような一時を過ごすことが出来ました。

頂上で一服したら、そろりそろりと頃合いを見て登りより難しいとも言われる下山行。
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この頃になってくると雲も本格的に晴れてきて視界の開けたところでは相模平野を一望できます。
南側を見れば秦野の辺りから湘南の海岸に江ノ島、その向こうの三浦半島まで。
東側は三浦半島の付け根から横浜のビル街やうっすらと都内のビル群まで。海の向こうに千葉県のどこかの工業地帯まで。
雨上がりのお陰か、空気が透き通り予想以上に遠くまで見通せる視界の広さでありました。

そんなこんなで中国の桟道のようなハイキングコースにテンション上げながら、下りも軽快に進行。
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この軽快さが後に筋肉痛となって返ってくるとはつゆ知らず、ホイホイと調子よく坂を駆け下り、下社を経由して更に下へ。
下山はケーブルカーに頼らず、徒歩で参道の土産物店街まで向いました。
途中、大山寺という中腹の不動明王を祀った寺に着いた頃、周囲も薄暗くなってきたと思ったところで紅葉のライトアップに遭遇です。
そういえば、小田急のパンフレットにも書いてあったなと記憶をたどりつつも、目の前の光景はそんな雑多な知識も無用なほどの圧巻ぶり。
石段沿いのモミジが真っ赤に色付き、燃え上がるような紅葉とはまさにこの事と言った風情。
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石段の灯篭に火が灯ったら、本当に幻想的な光景になることでしょう。
石段の上にも下にも三脚を立てて本格的なカメラを構えた諸氏が陣取り、なかなかな賑わいを見せていました。

出来ることなら私もこのまま暫く、真っ暗になるまで鑑賞していたかったのですが、今回は連れも入れば下山後の楽しみもあったので、暫く鑑賞したら石段を後にゴールへと戻りました。

そんなこんなで下山したら、参道の旅館の日帰り湯で冷えた体を温めてから、大山名物の湯豆腐で一杯。
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調子に乗って、猪鍋やら蕎麦やらとあれもこれも味わったら、いい具合に披露とほろ酔いと満腹が相まっていい気分。
そのまま宿をとってあればぐっすり眠れたのでしょうが、生憎とそこまでの準備と予算は無かったので、うつらうつらと満足感に浸りながらバスに揺られて帰路につくこととなりました。


斯様な次第で晩秋をすっかり味わった土曜日。
起きたら下山時の反動か、ふくらはぎと太ももがひどく筋肉痛です。
身動きが出来ずに午前をゴロゴロとすりつぶす有様に、運動不足を実感する反面、一晩で反動が来るうちはまだ若いんじゃないかと勝手に思ってみたりしなかったり。

ちなみに日曜は午後から復活し、marbleのライブを鑑賞してから埼玉の友人宅で今年最初の忘年会をしたのですが……日記にしてる時間があるか怪しいので、後日のためにここに覚書です。

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