月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


阿波国を彷徨く話

紅葉も見頃が訪れピンポイントで迎えた3連休。
まるで行楽のための日取りに、新幹線も道路も大混雑しましたが、天気にだけは恵まれなかった金土のこと。


朝方から東海道新幹線に乗り込んで、まずは西へ直行。
新大阪駅にてレンタカーを借り、混沌とした道路事情に四苦八苦しながら大阪住みの下宿生をピックアップ。
そのまま大阪市街の複雑な車線に困惑しながら、ナビだけを頼りに徳島方面へ移動開始です。
無理な車線変更に想定外の渋滞、なれないハイブリッド車の挙動にテンションを上げながら、どうにか阪神高速を経由して瀬戸大橋を通過し淡路島初上陸です。

渡海して最初のSAから、明石海峡大橋を見返して一枚。
生憎と霞んだ空気でパッとしませんが、それでも橋の大きさに息を呑むものがあります。
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ここからは淡路島を一気に貫いて大鳴門橋を抜け、四国は徳島県に上陸したのは15時頃のこと。
ちなみに徳島に来たのはこれで2回目。しかしながら前回は阿波池田の駅前周辺を乗り継ぎがてらに散策したのみ。本格的な観光は今回が始めてです。

そんな徳島で最初に向かったのは、JR鳴門線の終点、鳴門駅。
終点でありながら、駅前ロータリー以外は何も無い……驚くほどにさっぱりした駅です。
そんなすっきりした駅前にて学校の後輩を回収。後輩は今年、就職で徳島市に移住したニワカ徳島民です。
斯様な次第で、ここから3人で観光です。
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手始めに後輩の希望で食べログで有名という海鮮料理屋へ。
まだ陽も高いうちから、瀬戸内海の海の幸をいただきます。

タコの天ぷらに、ハマチとあわびと鯛の刺身、わかめの味噌汁。
それなりにいいお値段ながら、折角だからと色々頼んでみたら、これが意外と量が多い。
新鮮でぷりぷりとした食べごたえのある昼食に、贅沢感に浸りながら暫しまったり。
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ちなみに鯛とハマチはお店の前の生簀で解体。
食後、少し見物にと近寄ってみたら解体中の鯛とめがあってしまったのはご愛嬌です。
余談ついでに興味深かったのは、刺身の付け合せに大根やしその葉だけでなくわかめがついてきたこと。このお店のやり方かと思ったら、この後食事した別のお店でも付け合せについており、どうもこの一帯の文化な様子。
言われてみれば海藻が乗っていることはあったかもしれませんが、こんもりと盛られているとちょっと印象に残るものがありました。

閑話休題。
昼食を摂ったら、そこから海沿いに車を走らせて今度は下道で鳴門海峡へ。
大鳴門橋の四国側の根本に当たる半島は一帯が公園となっており、渦潮見物のフェリー乗り場や橋建設の記念館などがあったりします。
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今回は時間の都合により、先ほどに車で駆け抜けた大鳴門橋と直下の渦潮を一望できる展望台へ。
少々時間が遅くなってしまい、大鳴門橋から渦潮を見下ろす渦の道には入れませんでしたが、丘の上の展望台もなかなかの眺望です。
この日はあまり大きな渦潮ではなかったそうですが、それでもベタ凪の内海が一部だけ白く泡立っているのが見て取れ、独特な潮の流れの強さが感じられました。
ちなみにフェリー乗り場のある半島の裏手側は、波一つ見えない極めて穏やかな海面。これならゴンドラでだって漕ぎ出せてしまいそうです。
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丘の上の展望台だけでは飽きたらず、丘を下って橋を見上げる広場まで行ってみたり、更に下って海辺まで寄ってみたり。
ついつい長いをしているうちに、すっかり日没を迎えてしまい、足元もおっかなくなってから公園の駐車場に撤退。
戻ってみたら、まだ18時前だというのに人っ子一人いなくなっていたのにはちょっと驚きながら、鳴門を後にして徳島市街へ向かいました。


徳島市では郊外の温泉に寄って一風呂浴びてから、中心市街の後輩の住処に車を置いて、徒歩で繁華街へ繰り出した次第。
終始、車での移動だったのでようやく念願のお酒が飲めるとなると気分も浮き足立ち気味。
後輩の適当な距離感覚に少々振り回されながらも、阿波尾鶏の食べられるお店に入って気持よく飲み会です。
徳島名物という鳥のももを丸っと焼いたものや、ササミのたたきを肴に色々と語り合い、いい具合に出来上がったら宅飲み用のお酒を買い出して、後輩邸で二次会です。
徳島での生活の話から、どうでもいいことまで、何故か途中からマインクラフトを始めたりアニメを見たりと3時過ぎまで夜更かししてから就寝と相成りました。


翌朝は気付けばちょっと遅目の朝10時。
ダラダラと起動して、ふらふらと午前の市街へ。
当初はユーフォーテーブルカフェにて朝食をと思っていたのですが、開店時間が予想以上に遅かったことが発覚し、時間潰しにと眉山登山です。
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眉山ロープウェイ袂の天神さんは、絶賛七五三の営業中。
熱心な巫女さんが、参拝者の受付やら誘導やらに忙しなく動き回っていたことが印象的でした。

ちなみに眉山は市街地のすぐ目の前にある少し横長のお山。あまりの近さに街のどこにいても頂上に立つ電波塔が目に入る程、目立ちます。
また、頂上へ向かうロープウェイも、麓側の乗り場は徳島駅から歩いてすぐの位置。とりあえず眉山とでも言わせたいかのように、駅前から伸びるメインストリートの行き止まりにロープウェイ乗り場兼観光会館が建ってる仕様です。
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当然、そんな立地だけに頂上からは市街が一望です。
この日も霞み気味の空が残念でしたが、それでも遠く対岸の紀伊半島まで薄く影が形をなしていました。
空気の綺麗な日や夜景の時間帯にはさぞかし綺麗なことでしょう。

秋の連休だけに、頂上では謎のご当地ヒーローショーをやっていたり、いなかったり。
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紅葉に関しては木々の数はあまり多くなかったようですが、何本か綺麗に色付いて秋らしい彩りを魅せてくれました。

そんなこんなで軽く頂上を見て回ったら、時間もいい頃合いなのでと下山し再び市街地へ。
なんだか不穏な立て看板を横目に、アニメイトで新刊チェックしてから話題のカフェに行きました。
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ユーフォーテーブルは最近だとFate/Zero等を作製したアニメ会社。
それがなぜ徳島でカフェをやってるのかも結構、不思議ですが折角なので事実を受け入れて見物がてらに一服です。
話だけ聞くと何かアニメ的なネタを押し出したカフェかと想像してしまうのですが、話を聞くところではそうでもない様子。
実際に行ってみると、壁のタペストリーや原画の展示、いくつかのコラボメニュー以外は特にアニメ的なものも無い、本当に川縁のお洒落なお店です。
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厨房の奥にお酒の瓶がズラッと並び、メニューや雰囲気もどちらかと言うと夜のアルコールがメインな感じ。
一応はコーヒーやお茶とデザートもありますが、カフェというよりもバーといった風情の普通に良さ気なお店。
ある意味では予想の斜め上を行くものがあり、気付けば随分と長居をしてしまう程でした。

そんなこんなで予定より長居してしまったので、レンタカーの返却時間が気に掛かり始めたら、新大阪に向けて撤退です。
後輩邸で車を回収し後輩に別れを告げて、最後の仕上げにと阿波国一宮、大麻比古神社を参拝。
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流石に歴史と由緒ある神社、市街から離れた所にありながら入れ替わり立ち代り七五三の家族連れが訪れ、社務所は少し忙しない様子。ピークの時間は過ぎているはずですが、参拝客が絶えない当たりは流石に格の高い神社です。
しかしながら、その忙しなさの割りには賑わいはあまり感じられなかった印象。
巫女さんが居ないせいなのか、夕暮れ時の光の加減なのか、どちらかというと侘び寂びの雰囲気が感じられる空間でありました。

しっかり参拝を済まして御朱印も貰ったら、後は真っ直ぐ大阪へ向かうのみ。
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再び大鳴門橋から淡路島を貫き明石海峡大橋を抜けて本州へ。
阪神高速の渋滞を迂回するため、山陽道経由で大阪方面へ進み、どうにかギリギリ閉店までに車を返却に成功。
下宿生のアパートで一泊したこの晩は、彼の部屋で奈々さんのライブ映像を見ながら徳島土産のどぶろくを飲んでいるうちに寝落ちして終わりを迎えました。


明けて連休最後の日曜日は、昼前にようやく起床。
金土と待ち望んでいた太陽がようやく本気を出したと言わんばかりの秋晴れを、もはや手遅れとばかりにスルーして、ぶらりと向かったは映画館です。
前の晩の話の流れから、エヴァの新劇場版を見ることになり大阪観光をベントして昼の回を鑑賞した次第。
理解を超えた展開に、大口開けてポカンとした状態になりながら、新大阪で下宿生と別れて関東への帰還となりました。

余談ながら新横浜到着後、偶然関東に来ていた豊郷クラスタのさやっちさんと連絡を取り、隣街で飲み交わすことになったのは、また別の話です。


そんなこんなでそんなこんな、観光よりも飲食に主眼をおいた3日間。
旅と言うよりは移動と飲み会と観光を繋ぎ合わせた様な……いつもの資料館を巡ったり鈍行に揺られたりの旅行とは、一味も二味も違った感覚の旅行となりました。
少々、贅沢が過ぎたかなとも思いましたが、一人旅ではきっとやらないようなお店のチョイスや街の巡り方、友人とワイワイやりながらこれはコレでとても楽しかったです。
またいずれ、機会があればやりたいもの。次は他の友人も誘って、3月の金沢の時のような人数でもやってみたいものです。


ちなみにこの後、月曜日は先月の土曜出勤の振替でお休み。
天気予報を見ると恨めしいことに雨の予報。金土と晴れを望んで曇となり、日曜は快晴なのに映画館、そして体の空いた月曜日は再び生憎の天気。
お天道さまに挑戦状叩きつけられた様な気もしますが、骨休めだと思って大人しくするしか無いのでしょうか?

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社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

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