月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


麦酒と紫陽花の小旅行

梅雨を一足飛びに超えて台風に見舞われた6月下旬。
台風一過の夏空がどうにも憎らしいものの、ままならないのが平日の悲しい定め。
腹いせとばかりに、会社の同期の玄関先で同年代の社員と管を巻いたりする生活を送りながら、指折り数えて迎えた週末。

例によって例のごとく仕事上がりから横浜に向かい、学校のとある先輩の家を訪問です。
もう一人の先輩も交えて、家主の手料理を肴に飲み会です。
今まで絡むことはあってもじっくり話すことはなかったのですが、ビールを飲み始めるとなかなかどうして興味深い話の多い方。
料理も美味しくて、なんだかんだと1時過ぎまで楽しい夜を過ごして就寝となりました。


一夜明けた土曜日は生憎の曇天ながらも、心地よい気温のおでかけ日和。
飲み会の酔いが残りながらも、そのまま気にせず小旅行の日です。
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今回の旅行は驚きの特急列車利用! スーパービュー踊り子で快適な眺望を楽しみながら、朝から迎え酒で一服です。
前夜の飲み会以来、最初からクライマックス感ありありのアル中展開ですが、楽しいから仕方がない。
2本目のビールに手を出す頃には列車も伊東線から伊豆急行線に入り、いよいよ車窓に映る景色も南伊豆らしい南国調の植生になって行きました。

ちなみに伊豆急線に乗るのも実は10数年ぶり。
前回の乗車はほとんど記憶にないので、初めても同然の旅程です。
その距離は路線図で見るよりずっと長いもので、熱海から伊東までで下田の半分くらいかと思っていたら、実はまだまだ1/3くらいだった程でした。
そんなこんなで横浜から乗り換えなしで到着したのは、終点の伊豆急下田駅。
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駅からして紫陽花と……何かがお出迎えです。
今回の主な目的はあじさい祭りと水族館。下田は今期のアニメ”夏色キセキ”の聖地でもありますが、今回は一応おまけです。

もっとも、最初に立ち寄って地図をもらった観光案内所でも聖地巡礼者と勘違いされてしまったり。
まぁ若い男二人組ではそう思われても仕方ないのかもしれません。折角、丁寧に教えてもらったので行き掛けに舞台となった神社のモデル、下田八幡宮に寄り道です。
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街の大通りに面した参道から、少しだけ奥に入った静かな神社。巫女さんが居ないことだけが残念でしょうか。
もはや定番の感のある痛絵馬も当然、見受けられましたが数はまだ控えめな印象でありました。

神社のお参りを済ませたら、さらに大通りを南下して、開国縁のお寺、了仙寺の境内を抜けてペリーロードへ。
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川辺に沿ってお洒落な建物が立ち並ぶ光景は実にいい雰囲気です。
風も抜けて心地よく、つい歩みもまったりとなってしまいがち。
通り抜けるだけの予定がつい写真を撮ったり建物を眺めたりと、すっかり長居をしてしまいました。
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長居の極めつけはペリーロードの突き当たりにある旧澤村邸。
中で夏色キセキのポスター展示やら、ちょっとした休憩所やらがあり、ホっと腰を下ろしたら落ち着いてしまって、なかなか動き出すことが出来なくなる空間でありました。

澤村邸から重い腰を上げたら、ちょうど昼飯の頃合い。
どこか近場で海鮮料理が食べれればベストだったのですが、残念ながら近場に手頃なお店がなかったので、そのままあじさい祭りの会場へ向かうことになりました。

あじさい祭りの会場はペリーロードのすぐ向こうにある下田公園内のあじさい園。
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「なだらか丘にあじさいが沢山咲いてる」程度かと思いながら行ってみると、驚くほどの急斜面にびっしりとアジサイ。
見渡す限りの大輪のアジサイに、初見から圧倒される迫力です。ひまわりに圧倒されるという話は聞きますが、まさかアジサイに度肝を抜かれる日が来るとは思いもよりませんでした。
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綺麗は綺麗なのですが、とにかく凄いという言葉が先に立つ印象。
これでも先日の台風の影響で全盛期は過ぎてるというのですから、最盛期はどれほどだったのか……来年も見てみたいものです。
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ちなみに、この公園の辺りはえらく斜面が険しいと感じたら、元は北条水軍の山城があったのだとか。それは険阻なわけです。
そして周囲の他の山を見回しても同じようにキツイ斜面が多い。そういう地質なのかもしれません。

あじさい祭りを一巡りしたら、そのまま公園の反対側にある下田海中水族館へ移動。
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入江に水槽入りの船を繋留し、地上施設と艀で繋いである珍奇な構造の水族館です。
どうしてこんな構造を思いついたのか、いたく興味深いですが誰に聞けばいいのやら。しかもちゃんと船渠で作って今の場所まで引っ張ってきたのだとか。常識に囚われない発想って羨ましいです。

ちなみに水族館としては展示は決して多くなく、特段珍しいものがある訳でもないといった印象。
もっとも魚は眺めているだけで癒されますね。大水槽を泳ぐ数多の魚だけで十分に満足です。
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あとは、入江の出口を封鎖して中でイルカを飼っていたのが印象的。
見慣れた水槽とは違った濁った入江の海水では、あまりイルカの姿を見ることは出来ませんが、訓練なのか飼育員がイルカに乗っていたりと、たまに不意を突いて気を引く感じが意外と面白かったです。

水族館後は流石にお腹も空いてきたので、併設のレストランで昼食。
マグロ丼とわかめをねりこんだ蕎麦のセットをいただき、市街地へ戻ることとなりました。
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復路は公園内の山越えではなく、海沿いを抜ける回り道のルート。遠回りですが平坦なのがポイント。
あくまでバスは使わないのもポイントです。

道中、湾に突き出た犬走島へ渡れる防波堤を歩いてみたり、市街地でなまこ壁の民家を眺めたり、お土産物店によって適当なものを物色したりと、ふらふらしながら下田駅に戻ってきたのが17時半ごろ。
駅についた頃には歩き疲れと前日からの酒で、私も先輩も結構グロッキーな有様。
目的も達して時間もいい頃合いなので、もう後は横浜に帰るだけの流れです。
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ところが、予想外なことに既に帰りの特急は全て終了。
仕方ないので帰りは鈍行列車を乗り継いでの移動となり、腹いせに駅弁でもと思っても、そちらも既に終了という状況。
代わりに地ビールを購入して列車に乗り込んだら、海側のボックスシートに陣取ってあっという間に寝落ちしてしまいました。
後は伊東駅で伊東線に乗り換え、熱海からは東京行きの東海道線。ちょっと贅沢にグリーン車でうつらうつらしながら横浜に至り解散となりました。


そんなこんなで予想以上に強行軍となってしまった伊豆下田行。
体力的には過酷でしたが、お酒飲んで、アジサイと水族館でなかなか楽しめた次第。
伊豆まで行って温泉に入れなかったのと、”あまんちゅ!”の聖地巡礼が出来なかったのが心残りですが、致し方なし。
「また行きたいところ」がまた増えてしまいました。

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社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

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