月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


自主的春休み旅行・二日目の尾道

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初日の夜は三原の宿にてヘクマティアルさんと一泊。
普通の旅行で誰かと相部屋に寝たのは、もしかしたら初めての経験かもしれません。

そんなドキドキの夜から一夜明けた18日の日曜日は、ちょっと残念な雨模様。
それでも朝方に三原駅で元下宿生とも合流し、3人で山陽本線を東へ進み坂と映画の街、尾道に降り立ちました。

この日も例によって駅前に荷物を預けたら、観光案内所で地図をもらって出発進行。
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まずは駅前から続くアーケード街を町の中心部へ向かって歩きます。
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道中、偶然立ち寄った商工会議所で議場を見学させてもらえたり、町の雰囲気を論評したりしながらふわりふわり。
アーケードの終点から左に曲がり、寺院群のある山側へ進路変更。
線路をくぐると急に道が狭くなり、坂が多くなることに面食らったりしながら進みます。
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それにしてもこの町は素敵な路地の多い絵になる場所ばかり。話には聞いていましたが、ちょっと歩いただけで実感するとは本当に驚きです。
つい無闇矢鱈にシャッターを押してしまいたくなる魅力があります。よく映像作品の舞台となるのもわかる気がしました。
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そんな町の要素の一つ、数ある寺社の一つ西国寺から街巡りをスタートです。
坂の町の斜面沿いに複雑に入り組んだ階段や通路を辿り、観光ポイントを目指して行ったり来たり。
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古い映画の舞台となった洋館を見物したり、急な坂の等高線沿いに続く見晴らしのいい道に感嘆したり。
当然、アニメ”かみちゅ!”に出てくる神社のモデルとなった御袖八幡宮にも参拝です。
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境内にはちゃっかり、痛絵馬と巡礼ノートのコーナーも発生済み。
2005年と決して新しくない作品なのでまだ残っているとは期待していなかったのですが、程々な感じに根付いている有り様は、細く長く愛されている印象を受けて気分がいいです。
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当然のごとく、巡礼ノートには一筆コメント。こういうのに記入するのも巡礼旅の楽しみだと思ってます。

御袖八幡宮から参道を下ったら、一旦海沿いの道へ戻り観光案内で教わったラーメン屋さんにて尾道ラーメンの昼食。
600円で結構なボリューム、しかもおいしい良いラーメン屋さん。観光案内様様です。
お昼時にはほんの一足早めに入ったのが幸運だったらしく、お店を出る頃には行列ができておりました。

昼食が済んだら来た道を戻ってお次は艮神社に参拝。
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この神社、拝殿がかみちゅ!の境内の方のモデルになったとかの神社なのですが、注目すべきはそんなことより頭上の方。
罰当たりの定義から問い直したくなる程度に神をも恐れぬ頭の高さぶり。
境内の真上をロープウェイが横切っています。
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そもそも街中にロープウェイが通っているだけでも驚きなのに、麓側の駅すぐ下が神社という配置。
ご神体の上は一応、避けて通っているようですが、十分に驚くべきほどに容赦ない構造。
当然、乗るのですが見事に神社を見下ろしていました。

ちなみにそんなロープウェイで登った先にあるのは、千光寺公園の展望台。
見下ろす尾道と対岸の向島の街並み、その間の尾道水道と「尾道の光景」としてはテレビや写真で見覚えるあるアレです。
ちなみに町の裏山に当たりそうな小高い丘の頂上です。
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当然ながら徒歩で登る道もあるわけで、そちらの方はちょっとした散歩道のような雰囲気。
丘の中腹にある公園の名前の由来ともなった千光寺を経由して頂上までつながっています。
今回は先に登ってしまったので、下山の方はその道の方を活用。
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さすがに公園内だし大丈夫だろうとノリで軽い調子で降りていくと、案外に整備されたハイキングロード。
「文学のこみち」などと小洒落た名前がついているだけあって、ちゃんと歩きやすい道でした。
最近の流れから、公園内の道と言えどもなんかアレなんじゃないかと内心身構えていた方としては見事、拍子抜けです。
ちなみにこの散歩道はそのまま境内が通路。通過ついでに境内を見学すると崖から突き出た鐘撞堂と清水寺似の本堂が印象的でありました。
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そういえば、前日も似た様な清水寺似の構造物を見た気もしますが……気にしない方向で。
ここからさらに下って艮神社の方へ。
散歩道は途中から坂の町の路地に変わり、再び趣きのある迷路のような雰囲気に。
途中、一般公開されている空き家があったので、中を見に入ることに。
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敷地の中は存外に広くて平ら。もう少し屋内も段差だらけなのかと思っていましたがそうでもないようです。
NPOか何かが管理しているようで、空き家の中では尾道を舞台にした映画の資料なんかの展示もありました。
永住したいかと問われるとチョットきつい坂道ですが、少しくらいの期間ならこういう隠れ家みたいなところに滞在してみたいです。

そんなこんなで下まで降りてきたら、またしても斜面の中頃まで逆戻りし、今度は志賀直哉の旧宅を見学。
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受付の方が熱心に志賀直哉の作品や、この辺りのことについて解説してくれました。
”暗夜行路”に出てくる家のモデルになったとかなんとかで、彼の住んだ100年前はこの周辺はまだ段々畑ばかりだったとか、対岸に見える石切り場は作品が書かれた時代からすこしずつ移動しているとか、でも基本的な景色は変わってないとか。
残念ながら私は読んだことがなかったので今ひとつピンと来ませんでしたが……紹介された暗夜行路の一節と今の光景を対比すると、確かに文章のままの光景と感じました。
後半から何故か、他の観光客が案内の方に紹介した尾道を舞台にしたマンガの話にシフトしてましたが、それはそれで興味深いところ。
ついでなので、かみちゅ!でも紹介しようかと思いましたが、切りだすタイミングがなかったので自重しておきました。

ついでなので近所にある文学記念館も経由して、次に向かったのは尾道渡船乗り場の方向。
岸壁で忙しなく行ったりきたりする渡船を眺めて一服。
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一息ついてから向島に渡航しました。
渡船で向島もこれで2回目、前回はしまなみ海道を走るためにぶち抜いて行きましたが、今回は渡ることだけが目的。
このまま、特に目的地も無いので住宅街を抜けて福本渡船の渡し場までふらふらと歩いて廻るだけ。
ちょっとくらい見るべきところがあるかとも思いましたが、驚くべきほどに住宅街。
時が止まったかのような静かな雰囲気に、ちょっと公園で遊んでスーパー見物したくらいで、すぐに渡船乗り場に到着してしまいました。
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そんな訳で気付けばいつの間にか日も傾いて街明かりが灯り始めた尾道を眺めながら、本州へ帰還。
余談ながら対岸からよく目立つ尾道駅の裏手の天守閣は実在のものではなく、民間が建てたものなのだとか。
廃墟巡りのサイトで見つけた情報なので、実際にどうなのか知りませんが、地図にない施設を確かめに行くのは一人旅の時だけで十分です。
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着岸後は、おみやげを物色したら居酒屋で軽くビールを飲みながら時間調節。
頃合いを見計らって夜行バスで帰るというヘク猫さんと別れたら、私と下宿生は新幹線で大阪へ。

大阪駅で長野人と元寮生、大学の後輩と合流したら夕飯にお好み焼きを食べて、元下宿生の住まいで一泊いたしました。


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社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

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