月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


西国半周行旅・その4

深夜にたどり着いた出雲市で一夜を明かした28日。
日の出と共に行動を開始して、ハイカラな一畑電鉄の電鉄出雲市駅より出発進行です。
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まずは他意もなく松江しんじ湖温泉駅へ。
勢いでフリーきっぷを買ってしまったので、時間調節を兼ねて宍道湖を眺めつつ往復するだけの簡単なお仕事から実行です。
片道1時間ほどかけて往復した後、大社線に乗り換えて出雲大社の最寄り、出雲大社前駅へ。
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この駅もまた、古くから参拝に利用されるだけあって歴史を感じさせる風格のある駅舎の建築。
特に改札口上の次の列車の発車時刻を示す表示はまさに"大昔の最先端"を感じさせるような独特な作りが何ともそそられます。

さて、ここからは駅前より一直線に続く参道を抜けて出雲大社へ。
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流石に日本屈指の歴史と規模を誇る大社だけに、境内も広く色々と立派です。
幸か不幸か60年に一度の遷宮に重なってしまい、本殿は仮のお姿でしたが……これはこれで60年に一度しか見れない状態と言えば面白いのかもしれません。
祭神は言わずと知れたオオクニヌシノミコト。出雲神話の主人公であり、国譲り以前の葦原の中つ国の王者であった神様です。
大国様でもあるのですが、各地の姫との婚姻譚でも知られるため一般には縁結びの神様とされている御方。
神無月で知られる11月に神様が出雲に集まるのも、人間の縁を取り決める為なんて伝承があるくらいですので、とりあえず私も良縁を願っての参拝です。

また国津神の親玉でもあるだけに摂社も多数あるのですが、一部は大遷宮の影響を受けてしまっていたり。
義父にあたるスサノヲを祀る社は工事で通路が塞がれているため、遥拝所よりの参拝となります。
なぜ鯨幕なのか激しく気になったのですが、近場に気軽に聞ける神職の方も居なかったので謎は謎のままに。
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謎は謎のままといえば、謎多き出雲の歴史に関わる資料を展示してあるのが大社のお隣りに立つ島根県立出雲歴史博物館。
縄文から古墳くらいまでに関する資料を中心に様々な展示があり、見ごたえは相当なもの。
各種石器や武器、青銅器の復元も展示してあり遺物だけでは素人目には想像出来ない代物も比較的解りやすく展示してありました。
特に青銅器は新品の黄金色の輝きが再現されており、緑青で覆われた普段見る青銅器とは全然イメージが違うことに驚かされました。"なるほど、これは神秘的な神器に見えたことだろう"と、よくよく納得させる無言の説得力がありました。

またこの時気付いたのですが、私の辿った諏訪より姫川を下って日本海沿いに出雲に至るルートは、先代旧事本紀に記されたタケミナカタの諏訪入りの道順を逆に辿るもの。
大雑把な括りとは言え、知らず知らずに縄文弥生より続く日本海沿いの交易路を辿っていたかと思うと、ちょっとだけ感慨深いものがあります。
それにしても、今ですらこれほど手間なコース。古代人がよく交流したものだと、昔の人の行動力には感服するしか無いです。

古代ロマンに浸ったら、ついでなので出雲といえばの出雲そば。
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ぜんざいも出雲発祥と聞いてしまっては注文せざるをえないでしょう。
昼食に割子そばとセットでいただきました。
「薬味を乗っけてから汁を入れて混ぜる」という割子そばの食べ方の説明を受けたのですが、今ひとつ、正しく出来たか自信持てなかったのは仕方ないですよね。
とりあえず、美味しかったのできっと良かったと信じています。


午前中に出雲を満喫したら、午後は再び山陰本線を西へ向かうターン。
出雲から西を列車は数えるほどの似た様な旅行者だけを乗せて進みます。
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時間1本も走らないような過疎路線を揺られて、江津、益田を経由し、この日も長門駅に着く頃には薄暗くなっていましたが留まらずに行けるところまで西へ西へ。
この日は本州の西の果て、下関に既に宿の予約をしていたので目的地は明確。
とにかく乗り継いで、21時過ぎには無事に到着してホテルにチェックインです。

夕飯を購入し、コインランドリーでこの日までの汚れ物を洗濯した後、久方ぶりのベットで就寝と相成りました。

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