月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


埼玉奥地観光

寒々しい天候から一転、肌寒さは残るものの心地よい晴れ間が広がった週末。
久方ぶりの青空に誘われて、ふらり外出してみたり。

何となく気まぐれに自動車を選択し、地元から進路を北に。
丘陵帯を抜けて高尾から古い街道を埼玉方面へ。
歴史を感じさせる山道と集落を横目に、山伏峠を越えて目指すは埼玉県の秩父です。

関東平野の果てから山一つ越えた盆地。かつては鉱業の盛んであったそうで、今でも稼働してる石灰石の鉱山はなかなか壮観です。
そしてまた古代、武蔵の国とは独立した地域であったともされる歴史の深い土地です。

毎度のごとく歴史深い土地を選択するのは神社好きにとっては必然のこと。
とりあえずの目的地は自然、神社でしょう。
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向かったのは秩父神社。市街地に鎮座する比較的大きな神社です。
崇神天皇の御代に創建されたと縁起に言われる古社で、Wikipediaの記述によれば武甲山を遥拝する形になっているのだとか。
自然物を崇拝した名残を残す神社は古いというイメージがありますが、記述を信じると関東最古を称する鷲宮神社と同等の古さでしょうか。
祭神は八意思兼、知恵と学問の神様ということで当然のごとく卒業祈願です。
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市街地にあるため神秘的な雰囲気こそあまり感じませんが、社殿の立派な彫刻が印象に残る神社でした。

移動に3時間近く費やしていたので、このころにはお昼の時間。
参拝後は道の駅ちちぶで昼食です。"名物 板そば"なるものを試しに注文したのですが……。
IMG_3674.jpg
何故ざるを省いたし!
長野方面で食べ慣れた蕎麦とはちょっと違う、細めでコシの強い蕎麦でしたが、何故ざるでなく板なのかは完食しても理解できませんでした。


昼食で一息ついたら、進路をさらに西方の山間部へ。秩父山塊の入り口へ車を進めます。
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道中、清水Lift竹菜さんに以前聞いた「秩父錦 酒づくりの森」へよりお土産を購入して、県道279号線をひたすら終点まで進みます。
徐々に険しくなる道と小さくなる集落を過ぎながら、終点まで到着。

ここを行き先に選んだ理由は単純明快。地図を眺めたら道の果てに神社があったから。
果たしてどんなとこかと行ってみると、何のことはない両神山へ向けた登山口。
バス便もあれば駐車場もあり、そこそこの数の車も停まってますし避難小屋も兼ねた民宿だってあります。
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登山客に紛れて車を停め、石段を登る。
地図によれば、この近辺に神社がある筈なのですが生憎と建物といえば数件の民宿しか見当たらない。
ふらりとそんな民宿の一つ、正しくは人気のないかつて民宿だったと思われる建物の脇を覗いたとき、飛び込んできたのが右の写真の光景です。

鳥居も無く、しめ縄と賽銭箱がなければ気づかない様な感じ。
え? 屋敷神かな? と考えながら近づいてみると"両神神社"と書かれた銘板を確認。
どうやらこれが目指す神社だった模様。
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想定していた雰囲気の斜め上を行く、常識に囚われない社殿。
木造のベランダみたいな構造をした神社なんて初めて見ました。
神社らしくないと言ってしまえばそれまでですが、これはこれで古びた構造が良い。
山間に建つ人気のない民宿といった周囲の雰囲気と相まって、心地よい寂寥感があります。

ちなみにこの神社はかなり山奥にありながらあくまで"里宮"。本体は山頂の方に鎮座しております。
もちろん、行きたいのは山々だったのですが片道で2時間以上かかる行程。
既に14時過ぎだったこともあり、ここで強行するのは自殺行為と判断して、里宮だけ見て撤退と致しました。
次の機会があれば、登山の練習も兼ねて是非とも行きたいところです。

そんなこんなで写真をとり、山奥の神社を満喫したら駐車場まで下ります。
下る途中、行きには考え無く通り過ぎた辻が気になり、ふと歩みを進めてみたところに鳥居発見。
どうやらこちらが正門だった模様。裏側から入り込んでしまったようです。何ともわかりにくい!
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左の写真で、右側の下り道にあたります。カメラを構えてるのは神社から下る道、左の登り道は神社の下の広場に、右画面端に駐車場へと通じています。


ちなみにこの神社、ネットで調べても今ひとつ祭神が判然としないのですが、祭神はイザナミ・イザナギの二柱とも犬神なのだとも。
狛犬が通常の獅子に似た意匠ではなく、犬であるのがこの神社だとか。
また犬神とはニホンオオカミであるのだとか、修験道が盛んであり中世には神仏混淆が進んでいたのだとも。
同じ山に御嶽神社も祀られているなど、どうも複雑な信仰体系だったようで、調べたらきっと役行者の名前も出てきそうな気がします。


そんな訳で神社巡りをしたら、帰りは秩父鉄道沿いに長瀞を抜けて、関越道から圏央道へ進路を選択。
山越えの下道を3時間かけて来たのに対し、遠回りでありながら2時間半程度で家まで至る文明の素晴らしさに感嘆してきました。
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この日のお土産は、地酒の秩父錦と謎の"かえでのラムネ"です。
ラムネの成分を見るとカエデ茶なるものが配合されており、味はどことなくメープルシロップのような風味を感じる代物。
秩父錦はそのうち飲むことにしましょう。

3月以来の神社巡りは、なかなか興味深い神社が見れて気分上々。
有意義だったのですが、なにか物足りない気がしたので写真を整理していたら、巫女さんが一枚も写ってないことに気づきました。
やっぱり、巫女さんが無いと足りないのね。

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