月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


軽い探訪をする話

ときどき、思いついた様にやっているアニメの舞台探訪。
きっかけは大概が偶然です。
何かの拍子に知ったり、たまたま近くを通ったので寄ったり、見覚えのある光景から類推したり……計画的に調査する性分ではないので、半分は外出の口実に過ぎなかったりです。


今回は、fc2の足跡機能でこの日記を見た方を辿っていたところ、あるブログ(※入谷の空様@無断リンク)にて”けいおん!”の桜高のモデルに行ったという記事があったのがきっかけ。

そうだ、桜高、行こう――と、思い立ったが吉日。
グーグル先生で検索し、今日の部室様(※無断リンクその2)を参考に荒削りに計画を設定したら、友人に同行を依頼し、出発です。


先の土師祭へ行った日の翌々日、8日の夜に古い友人の「番長」と合流したら、今回は懐の事情で、自動車での移動。
国道246号で静岡県へ向かい、富士で先週も国府津に一緒に行った友人Kを回収したら、東名高速を西へ西へ。
途中のPAで仮眠を取り、翌9日にモデルとなった学校のある滋賀県豊郷町に到着です。

IMG_7865.jpg →比較
豊郷小学校旧校舎群。
アメリカの建築家ヴォーリズによって設計され「白亜の教育殿堂」と呼ばれた名建築――と町のパンフレットには紹介されています。
確かに正門から見る姿は見事なシンメトリー。白亜の殿堂に相応しい偉容です。

正面のすぐ右には、アニメではよく仮装させられた銅像もあり。
IMG_7868_20090911012146.jpg →比較
校長か何かと思っていたら、この校舎を建てるために私財の2/3を寄贈した方なのだとか。

さて、この校舎。一昔前には老朽化を理由にした解体騒ぎなどもあったそうですが、現在は補強改修されて教育委員会や町立図書館などが同居する公共施設になり、一般にも開放されています。
ありがたいことに普段は利用されてない部分についても、自由に見学可能。
紹介用のパンフレットまで用意されており、町の誇りと入れ込み様を感じさせます。

もはやアニメの舞台とか関係なしに、カッコいい建物。
さっそく見学です。
IMG_7870.jpg IMG_7871.jpg IMG_7873.jpg IMG_7875.jpg
1階は公共機関や展示室のフロア。展示室には、学校の略史とミニチュアや設計時の青写真などが展示されています。
ミニチュアの通り、建物の配置なども西洋的なシンメトリー。畑の部分が駐車場に変わってるとこ以外は、現在もほぼ同じ姿をしています。
それにしてもリノリウムではない木の廊下。なんと羨ましい環境でしょうか。

また2階は教室のフロア。教室は基本的にがらんどうですが、5の2教室はかつての様子を復元されています。木製の机がとっても良い感じ。そういえば、今日の5の2なんてアニメもあったような……関係ないですね。
IMG_7890.jpg IMG_7882.jpg IMG_7883.jpg IMG_7885.jpg
黒板の"Time waits for no one"は”時をかける少女”ネタ。勝手に書いてはいけないはずですが、誰が書いたのやら……。
また、廊下の写真の左上に見える壁画は、下写真の左の様に。修学旅行の様子と思われます。
IMG_7888.jpg IMG_7889.jpg 
それから右の写真の蛇口、これもアニメに出てた気がするのですが比較画像が用意できなかったので確認ならず。

ちなみに旧校舎の校庭を挟んで向こう側には現在の校舎。現役で小学校やってます。
IMG_7884.jpg
訪れたとき、校庭ではちょうど運動会の練習中でした。
何だか懐かしすぎる光景ですが、迂闊に眺めるとロリコンのレッテルが剥がれなくなるので、チラッと眺めるだけ。

さっさと3階に上れば、お待ちかねの軽音部の領域です。
IMG_7894.jpg比較 IMG_7899.jpg比較 IMG_7900.jpg
まずは階段から音楽室。ちなみにパンフレットでは唱歌室とされています。
いつも通り、”アニメと一緒だ”と間の抜けた感想を漏らしつつ見学。黒板の五線譜には「わたしの恋はホッチキス」が書かれていました。

そして、このお隣の部屋。音楽室とは舞台袖の通路で繋がっているのが、皆大好き軽音部の部室です。
IMG_7907.jpg IMG_7908.jpg IMG_7916.jpg IMG_7905.jpg
誰が持ち込んだのか、ティーセットの再現にあずにゃんのネコミミまであります。
カオスな黒板の傍らには、訪問者ノートや資料、アンケートなど。記入用のペンにさり気なく律ちゃんの「LAMY サファリペンシル イエロー」が混ざってたりと、色々ハイレベル。
これではテンションあげるなというほうが無理な相談です。ノリノリで見て回り、記帳し、ネコミミを弄んで、黒板に書き込みです。

部室にしばらく滞在し、けいおんを満喫したら校舎の外に出て講堂へ。
IMG_7927.jpg比較 IMG_7934.jpg IMG_7930.jpg
実物はアニメ以上に威厳ある空間。驚いたことに二階席まであります。ここで演奏とか、もし楽器が扱えたとしたら、確かに気持ち良さそうです。

IMG_7938.jpg IMG_7936.jpg IMG_7940.jpg
ちなみに講堂と対を為す建物は酬徳記念館という建物。
もとは図書館だったようですが、今は市民ギャラリーとして活用されている様子。講堂の絵がすごい上手い……。

けいおんかふぇの絵はギャラリーのカウンターに置いてあったもの。限られたときだけの営業な様でこの日はなし。写真集の方はC76で頒布された同人誌と同じものだとか。

ギャラリーを巡ったあとは町立図書館には寄らず、後ろ髪を引かれる思いながら彦根方面へ向かいました。


何度も繰り返しますが、本当にカッコいい建物でした。
部室の訪問者ノートに「動機は何であれ、若い人がこういう建物に興味を持つのはいいこと」といった旨の、建築目的で訪れた方と思われる書き込みがありましたが、まさにそんな感じ。
見て回るうちに、近代建築も面白いと思えてきましたし、とりあえずヴォーリズという建築家の名前は、記憶の片隅に残りそうです。

また、部室に繰り返し訪れてる方がいると思われるノートの記述や小道具の存在に、遠方からの若造の訪問にも慣れた様子で優しい職員の対応。
”校舎の保存と継承”に関するアンケートが、部室においてあったり、けいおんと聖地巡礼についての項目があったりと、舞台探訪目的の人間を強く意識している様子。
さらには、ギャラリーの豊郷をロケに使用したアニメやドラマの紹介でも、最新の作品とはいえ”けいおん!”がひと際大きい扱いだったりと、思った以上にこの施設では”けいおん!”が認識されている雰囲気でした。

不純(?)な動機の見学者であっても快く受け入れてくれる職員の方々に感謝です。
鷲宮のようなカオス……にはならずとも、旧校舎とけいおんが永い期間、良好な関係であると嬉しいものです。


ちなみにこのあとは彦根城を見学後、一般道での帰還に挑戦。
番長と交互に運転しながら(※Kは免許不携帯)国道21号から国道22号で名古屋市街を走りぬけて、国道1号で浜松まで行ったところで挫折。
浜松西から富士まで東名高速で移動してし、Kと別れたあと仮眠して、富士山の麓を回り込み山中湖から道志みちを使って10日の朝8時ごろ帰宅しました。

ついでに、そのまま朝食だけ食べて、有効期限が10日までの18きっぷの余りを消費しに鉄道旅行。
ドライブの疲れを癒しに、伊東まで温泉求めて日帰り旅行をしたのですが、やっぱり電車は楽だわ……。
乗ってるだけで着くうえに、自由に足を動かせる。
今度は学校だけじゃなく市街も見て回りたいし、次に豊郷行くときは鉄道かなぁ。

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社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

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