月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


洞穴探索の話

うららかな春の陽気。今日も今日とて天気がいい。
春先の好天は、秋口の好転の次にお出かけ日和です。大変ありがたい存在ですが足が速いので、旬が過ぎる前にがんがん使いましょう。

と、言うことで今日は小旅行……もとい、山道をドライブ。
11時ごろ、自宅を出発し高尾を経由して山に次ぐ山を乗り越え青梅街道へ。
青梅街道を西へ、進めば進むほど山深くなる中を突き抜け、一昨年に山遊びをした奥多摩の分岐点から日原街道へ進入。
急峻な崖に張り付く桟道のような道をおっかなびっくり走り、山肌に貼り付くように家が建つ日原の集落に着きます。
IMG_5205.jpg
山深い土地に行くと時折見かける、こういった集落。延々と民家やお店が連なったりせず、開けた箇所に人々が寄り集まって暮らしている感じが、大好きです。
村落の古体を残した立地が古くから人が息づいてきた歴史のロマンを感じさせます。一度くらい、こんなところの暮らしがどんなものか、体験してみたいものです。
ところで常々、思うのですがこういう素人目には農業向きには見えない土地。初めて住み着いた人はいったい何を思って、家を建てたのでしょう。
住むにも耕すにも傾斜は厳しく、道は狭く険しい陸の孤島で……色々と想像力が描き立てられる気がしますが、私の鳥頭では処理能力が足りないみたいです。

閑話休題。
集落に拘ってしまいましたが、実はあっという間に通り過ぎただけ。目指す地点はそのちょっと先。
IMG_5156.jpg
日原鍾乳洞。つまり洞窟です。
特に深い意図もネタもないのですが、そういえば洞窟見学ってしたことないなと思ったので行ってみた次第。
ちなみにここって奥多摩、東京都だぜ……。流石は大都会だ、南洋に浮ぶ絶海の孤島から、陸の孤島にある洞窟まで、何でも揃ってやがる。

さて、早速、入場券を買って写真右手の川を越えて洞窟内部へ。
IMG_5163.jpg IMG_5166.jpg IMG_5172.jpg
内部はちゃんと歩道も明かりも整備され、探検の準備なんてしなくても見学できます――とは、言っても流石に暗く湿っていますし、お世辞にも平坦とは言えない地形で足元は結構危険。
ですが、もともとは修験道の霊場だったようで各所に仏教系の祠などもあり、湿った独特の空気と合わさっていい雰囲気。探検気分を味わうにはちょうどいいくらいです。
面白がって変なものでも写らないかと、沢山写真も撮ったのですが、残念ながら手ブレが酷く、幽霊どころか何を撮ったのかさえ確認できないものばかりだったのが、強いて言えば心残りです。

あとは鍾乳洞といったらやはり鍾乳石。
DVC00078_20090420025510.jpg DVC00079.jpg
石のツララとか、石の筍とか、地学は今一つですがそれでも十分に興味深いですし、何より洞窟一面がこういうのばかりで圧巻の一言です。
DVC00080_20090420025511.jpg
ただし人間様は檻の中。昔日の不届き者が折ったりしたそうです。


一回りして地上に脱出したら、折角なのですぐ近くの一石山神社を参拝。
IMG_5184.jpg
由緒によると役の行者が開いたもので、洞窟をご神体としていた神社だとか。道理で言えばこちらを先に参るべきなのかもしれませんが、終わったものは仕方ない。
歴史は古いのですが、時代の荒波にもまれ今ある神社はそこまで古いものではないのだとか。それでも、山間のさっぱりとした社殿が落ち着いた良い雰囲気を出しています。
ちなみに役の行者とは、弘法大師なみにどこにでも現れる修験道の開祖。山伏の出そうな山奥の寺社は大体、縁があったりする伝説的な人物です。(※一応、実在するらしい)

参拝後は、駐車場近くの食堂で昼食を食べ帰宅。
帰路はさらに奥多摩から西へ進み、多摩川の源流のある村から峠を越えて相模川側の谷筋である甲州街道へ出るルート。
新緑の季節だけに、山に遊びに来るには丁度良い頃合。帰りの道中ではバイクの群れやハイキングする人で一杯のバスと何度もすれ違いました。


ところで、このドライブのさいにひょんなことでこの近隣に集落があるという情報を入手。
何だか凄くときめく自分がいました。移動中も結構、古いボロボロの家屋なんかもあり興味深かったですし、廃墟趣味にまで目覚めてしまいそうな予感だぜ。

コメント

こにたん師匠>
マジッすか。師匠の地元に行ってみたいぜ。
鍾乳洞、涼しかったですね。冷房効きすぎですよw

そののどかな感じ、俺の地元みたいだわwww
鍾乳洞って涼しいよね?
夏休みとかの旅行には持ってこいかな。

ピンクのもわもわさん>
コメントありがとうございます。そちらのブログも興味深く拝見しています。

出かけることが好きなんですよね。文章を書く練習も兼ねてるので、褒めていただけると本当に嬉しいです。でも語彙とか考察は本とかの受け売りばっかりですし、文も感想も浅はかで読みにくいし、大したものでは……(汗
確かに田舎に行くと、変わったものとかも多いですよね。妙なセンスの看板とかが放置され生き残っていたりとか。
鉄道好きとして、興味を持っていただけると嬉しいです。鉄道は色んな方向でマニアックな人がいるので、そういう人を観察するのも面白いですよ。
また、コメントしていただけると幸いです。

アリソンさん>
ふふふ、まぁ何か写っても恐れを知らぬ愚か者なので大丈夫w
新ジャンルというかなんというか……なんだろう、ティンと来た感じですw
ちなみに廃墟に求めるのはきっと、虚無感だぜ。

風月殿>
ですね。今も昔も人間は変わらないものです。
多趣味というか、元を辿れば外出の口実に行き着くんですけどね。
口実といっても、しっかりその"口実"を楽しんでますが。

まぁ世界遺産に落書きする奴がいるんだから、鍾乳石を土産にしようとする人もいるでしょうね。

しかしmolmolさんは多趣味ですなぁ。いや、私もこういうのは好きですが。

鍾乳洞の写真、数枚がブレブレで怖いんですけどw
何か出そうだぜw

どんどん新ジャンルを開拓していきますなー。
廃墟に何を求めるw

はじめまして

行動力があっていいですね。それに出会った風景に対する考察や感想なども素晴らしいし語彙も沢山あるようにお見受けします。とてもうらやましいです。

僕は旅行でわけわからん田舎とか寂れた遊園地とかで過ごすのがすきです。田舎に行くと謎の看板やらハコモのやらがいっぱいあったり、また、ちゃんと風情もあったりして面白いですね。

鉄道のことは詳しく無いのですが、こちらを拝見して興味がわきました。

では失礼いたします。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | ホーム | 

カレンダー

« | 2017-07 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

中の人について

molmol

Author:molmol
連絡先:aria_freak@ホットメール、mixi


社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

何かにつけて神頼みする近所のお稲荷様に感謝

個人的リンク

私が勝手に(無断で)貼ったリンクもあります……。 どうか、ご配慮願います。

分類……してないなぁ?

"兵站"内の探し物はこちらへ

月別ログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2Ad