月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


初詣に候

センター試験ですが、そこまで気温は下がらなかった一日。
少し霞がかってはいましたが天気もよく、気持ちの良い空模様で……試験受けてるなんてちょっと勿体無い気もするかもしれないですね。

そんな旅行日和の土曜日でしたが、先日の宣言どおりちゃんとお出かけ。初詣も兼ねて神奈川有数の神社、大山阿夫利神社に参拝です。
”阿夫利”……この何とも当て字くさい名前がもう色々そそるものばかりです。


さて、そういうわけで目指すは伊勢原市大山。神奈川県の北西部は首都圏とは名ばかりの山伏がうろつく山岳地帯ですが、その東の果て、平野部に近いとこにある山です。

車に乗って、郊外の半端に整備された垢抜けない道をくねくねと進み1時間ほど。
江戸期からあるという街道を辿って、古い家や神社の残る谷筋を進むと、急に旅館や駐車場が増え雰囲気が一変します。
さらに少しだけ進み、車道の終わり近くの有料駐車場に車を止めたら、その先は歩行者のみの参詣道です。
IMG_4408.jpg
趣きある道に沿って、古めかしい土産物屋や料理屋、旅館が連なり昔ながらの観光地らしい良い雰囲気です。

ちなみに車道の終わりまでは鉄道→バスでもよかったのですが、今回はちょっと面倒だったのと運転の練習もしたいので車にしました。もう初詣の季節もずれているので空いていましたが、それでも一番上の駐車場は満車。
地味だと思ってたのですが……侮れないです。

DVC00027_20090118003546.jpg DVC00028_20090118003816.jpg
門前町を過ぎたら、折角なので文明の利器を活用。下社のある中腹まで連れて行ってくれます。
余談ながら世間には思いがけない物を預ける人がいるらしい……。

ケーブルカーを降りて、急な石段を登り息を切らしたところで、朱色の目につく阿夫利神社下社に到着です。
阿夫利(あふり)は”雨降り”で、雨乞いの神として農耕民に知られたとか。
祭神は大山祇大神、オオヤマツカミと読み、文字通り山の神様ですが、調べてみると海の神やら酒造の神やら武神やらの性格も持ち合わせる、ある意味全能の神。
(阿夫利神社の説明では、海岸沿いに航海する場合には山を目印に航行するので、海洋の守り神なのだとか)
そして下社があるからには当然、本社もあります。
が、そちらは山頂。まずは慌てず騒がず、下から参るのが多分順序です。
DVC00029_20090118004045.jpg
ちなみに本殿の前にある大きな輪っかは茅の輪。これをくぐって無病息災を祈るのだとか。
茅は乳に繋がり、年始などの時間の切れ目にこれを潜るのは生まれ変わることに通じる訳で…………――今、適当なこと言いましたよ。

戯言はともかく、下社に参拝したら行くは山頂、阿夫利神社本社と奥の院です。
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昔、冬季は鎖されていたらしい扉(※つまり入山禁止)を抜けて、登山道を登ります。
今と違って、登る人の数が少なければ道の管理も大変になる訳で、まして冬山……詳しい経緯は書かれてませんでしたが、単なる参道ではないです。
IMG_4422.jpg
道中全部とは言いませんが、大体こんな感じ。思いつきで登るには結構ハードです。
さらに中盤過ぎると、積もった雪が残ってる始末。日陰で凍って滑るかと思えば、日なたはぬかるんで地味に歩き辛い。
IMG_4431.jpg

そんなこんなで、少々寒い道を歩くこと70分。
IMG_4433.jpg  IMG_4436.jpg IMG_4442.jpg
ついに山頂に到着です。
結構、人がいて驚き。参拝というよりはハイキングといった雰囲気の人が多かった気がしますが、賑やかなのも安心感があって悪くないです。
余談ながら、一番右、奥の院の写真に右端に写ってる方々はこのとき絶賛鍋パーティー中。携帯コンロやら小型の鍋やら……よくもまぁそんな物を持って登ってきたな、とも思いますが凄く楽しそうでした。
風景も良いですし、いずれ友人でも連れてやってみたいものです。

見るだけ見てまわったら、山である以上下りないといけません。ただ下りるのもつまらないので、別の道を選択。
この手の山の道は大概一つじゃないですよね、色んな道を切り拓いた先人たちは凄いです。
選択した道は、登った時の本道と比べ距離がある替わりに比較的なだらか。何かを迂回するように尾根筋を伝っていく形のルートです。
坂も極端にキツイ場所は少なく、泥濘や凍土には悩まされましたが、それでも本道を下りることに比べれば楽そうな道でした。
たまにデンジャラスな場所もありましたが……。

90分ほどかけて下社まで下りてきたら、社務所で巫女分を補給しつつお土産を購入。
下社すぐ下の茶屋のお団子が、アキバで珍品を見つけたときのように激しく誘惑するのを何とか振り切ったら、帰り道はケーブルカーに頼らず足で麓まで下りる方針で行動です。
麓~下社間は登山道ではなく、真っ当な参道。もちろん山を登るのに変わりはありませんが、比較的整備が行き届いています。
そういうところなので、坂道も男坂と女坂の2本が存在。一般的にきつく短距離な男坂と長くてなだらかな女坂に分けられます。今回はヘタレなので女坂の方を降りたのですが――
IMG_4461.jpg
――あぁっ、凄い、きつい。……いぇ何でもないです。

とにかく、本来ゆるいはずの女坂の想定を超えた急さに四苦八苦しながら下山。途中、神仏習合の時代には阿夫利神社と一体をなした大山寺にも参拝。
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お寺なのに注連縄とはこれ如何に? とか言っちゃだめですよ。不動明王を奉っているとかで、参拝時も中では護摩を焚いて、木魚で独特のリズムを奏でながらノリノリで祈祷中。祈祷も佳境に入りお経の速度が上がると、動画サイトのMADを聞いてるような、無理矢理感があるのに心地よい不思議な感覚になったのが印象深いです。

参拝後、さらに下り男坂と女坂の分岐点近くでもう一箇所だけ参拝。
IMG_4471.jpg
知恵の神様、ヤゴコロオモイカネのもとで留年しないよう(※切実)お祈りしたら、ケーブルカーの駅は目と鼻の先。あとは料理店の誘惑を断ち切りながら、駐車場に辿り着くだけです。
ところで追分社ということで、まさに分岐点の社なのでしょう。ここに思慮を司る神様を祭るのは何か意味があるのでしょうか?



さて、悔しいに神社について考察する程の学もないので、考えるのはやめてお土産。
DVC00048_20090118021417.jpg
祭神との関連性があまり思い浮かびませんが、一番手ごろだったので熊手お守りを購入。
福を熊手で集めようってんだから、昔の人々も結構、発想が大雑把というか大胆というか。福なんだから、もっと丁寧に集めてあげて欲しいです。
あと出来れば、ご縁も掻き寄せて欲しいです……。


おまけ。
山の中腹で凄い霜柱見つけました。
DVC00044_20090118021443.jpg
ちょっと人が踏んだ程度では凹みません。実に堅牢です。

あと思い付きとはいえ、コレでもそれなりの準備して来てます。冬山なので、防寒着と余分な食料くらいは用意してたりします。
丸腰で突撃かけたりしたら、あまり幸せではないと思います。

おまけ。
山の中腹で凄い霜柱見つけました。
DVC00044_20090118021443.jpg
ちょっと人が踏んだ程度では凹みません。実に堅牢です。

あと思い付きとはいえ、コレでもそれなりの準備して来てます。冬山なので、防寒着と余分な食料くらいは用意してたりします。
丸腰で突撃かけたりしたら、あまり幸せではないと思います。


更なる余談ですが、最近よく見に行くブログに影響されてグルメな話も提供出来たらなぁと思ったのですが、予算が足りず断念。
シカ鍋、シシ鍋、豆腐料理をだす店が軒を連ね、美味しそうだったのですが……一人前で2週間分の昼飯が賄えそうな、大人の料理でした。

帰り際は腹ペコですし……我ながらよく耐えた。

コメント

どうでもいい話だけど、1月18日は俺の誕生日…。

哲っちゃんも同じです。

哲殿>
いいえ、いつもは全然関係ないとこです。今回が初めて。
死体は謎すぎますよね。いったい何があったのか気になるところです。
霜柱を踏んでない……だとΣ
なんて都会に住んでいるんだ!

風月殿>
一応、まだ”正月”なのでセーフなはず……とこじつけてみる。既に”初”詣ではないんですけどね^^;
良い酒や茶って意外と高いですよね。その手の嗜好品がわかるとカッコいいとは思うんですけど、難しいですよね。
食べ物は……もっと縁が遠い……。

時期は外れてしまったものの、小旅行も兼ねた初詣とは良いですね。霜柱‥私も小学生の頃は嬉々として踏んで歩きましたよ。

ちなみに私も良く覗いている日記サイト(ブログではない)の影響で食べ物やら酒やら茶やらに興味を持つようになりましたが、いかんせん金が無いし私に飲酒は出来ない……。

毎年初詣はそこなんですか?
死体・・・一度でも送ってほしいって言ってきた人がいるのか本当に疑問ですねw

10cmくらいはありそうな霜柱・・・そういえば・・・こっち越してきて踏んでないなぁ・・・あの何とも言えない感じは凍った水たまりを踏むときくらい楽しいw

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