月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


山に登ろう

今日も今日とて、肌寒いくらいの一日。
あまり予定もないのでゆっくり寝るつもりだったのですが……親父さんが突然、”高尾山にいく”と言い出したので、ついていくことになりました。

高尾山とは、奥多摩の手前、関東平野の西のはずれにある山。
昔は神仏を祀り天狗の住まう霊山だったようですが、今ではその手頃な距離とよく整備されたあまり険しくない登山道(参道)のおかげで、すっかり観光地と化しています。ミシュランの日本版では三つ星だったとか。
とりあえず、近隣の小学校の遠足では定番の行先。私の地元の公立校出身者なら、大抵は登ったことがある山です。


でも、私は登ったことがありません。
とはいっても、別にバカだから夏風邪ひいて寝込んでた訳でも、低血圧で朝だけ寝込んで欠席した訳でもないです。
転校だなんだとあったので、行く機会がありませんでした。


そんな訳で、れっつ初登頂♪
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”耳をすませば”の舞台が沿線にあったりする京王線。
まずはその最果て、高尾山口駅からケーブルカーに乗ってぐいぐいと山の中腹へ。
提灯がぶら下がってるのは夕暮れになるとすぐ側でビアガーデンが開くからです。
IMG_2966mini.jpg
山の中腹といっても、見下ろすのはだだっ広い事だけが取り柄の関東平野……だいぶ遠くまで見通せます。空気の澄んでる日はきっと夜景がきれいなハズ。

ケーブルカーから先は自分の足で歩く領域。
しばらく舗装された山道を登り、門をくぐれば寺社の領域です。
IMG_2945mini.jpg
よく見ると杉並木になってます。右側にはずらりと杉の苗を寄進した方々のお名前が。
1万本とか、たまにぶっ飛んだ数字の方がいますが、山のどこに植えるのかは謎です。

それから、門の近くで見つけたお堂。
IMG_3004mini.jpg
石柱上部に彫られているのはたぶん梵字。読めたらかっこいいのですが、生憎と”オン”の字くらいしか読み方を出来ないので、全然わかりません。
それにしても、千社札貼りすぎです。隙間なくビッチリです
今時、こんなもの貼ったのがバレたりしたら確実に器物損壊で、手が後ろに回りますよね。よくてイタリアの聖堂のように、世間が飽きるまで袋叩きにされながら、土下座して掃除して弁償する、屈辱フルコース。
いつから、こういうのダメになったのやら……きっちり調べれば文学部の卒論とか書けるかもしれませんね。

さて、この後さらに登って門前の土産物店を過ぎたら、本堂です。
IMG_2953mini.jpg
こっちもやっぱりお名前シール――もとい千社札ベッタリ。梁の上とか、どうやって貼ったんだじっくりお話を伺いたいものです。

ここはお寺になるので、参拝するときは手を叩かず静かに祈ります。弘法大師こと空海が開いた真言宗のお寺で、飯綱大権現(※見た目は天狗っぽいらしい)を祀っている……だったハズです。
この山には天狗が住んでるとか何とかで、写真にはお面くらいしか写っていませんが、いろんなとこに天狗の像が置いてありました。
真言宗といえば密教やら修験道、つまり山伏と繋がりが深いらしいですし、その辺も天狗が連想されて……天狗だらけ。
ちなみに、このお堂の脇にさらに上に登る道があり、その先には神社があります。
IMG_2957mini.jpg
これも同じく飯綱大権現を祀っていて、下側のお寺と一体の扱い。神仏がごった煮になった神仏分離以前の昔ながらの形なんだとか。
明治期の分離のあおりで潰された寺が沢山あると聞きますが、ここはそういった影響をあまり受けなかったのでしょうか? 教えて、エロい人~。


寺社のコンボを過ぎても、まだ裏手から上に登るルートがあるのがこの山のポイント。
普通、山に神社があると、山頂に親玉がいたり、神聖な領域だからと入れてくれなかったりするイメージがあるのですが、この山ではごく普通の遊歩道に様変わりです。
そして、濃い緑のなかを尾根伝いに進めば、山頂に到着です。

IMG_2969mini.jpg
神は居ない……。

山頂は売店と広場、それにビジターセンターがあるくらいのさっぱりとした場所でした。
昔、見通しのいい日には群馬や新潟の方まで見えたそうですが、今日は霞んでいて横浜がどうにかでわかる程度の視界でした。

山頂到達後は、参道とは別の細い道で森林浴を楽しみながら下山。
大体、半日程度の行程で、道もきつくない割に自然はかなり残っている、思ったよりもいいとこでした。
あまり神聖さは感じなかったのはご愛嬌。
帰る前に麓でそばを食べて、その足で新宿に日雇いのバイト代を受け取りに行きました。


そんな訳で今回のお土産。
IMG_3011mini.jpg
歯が一枚の下駄。天狗の履物ですが、これは手のひらサイズ。本当は絵馬同様に、願いを書いてぶら下げとくものです。気に入ったのでお持ち帰りです。
ちなみに人間サイズのも健康用品としてたまに売っているので、気が向いたら買ってみるのも一興かも。天狗のコスプレ(※射命丸文とか)にも使えますしね。

コメント

こにたん師匠>
汗っかきの人は蚊にたかられやすいそうですよ?
心当たりはないですか?♪

哲殿>
確かに、あそこにあるものは外国の方でもわかりやすいタイプの日本らしさだった気がします。
東京からも近くて、観光にはもってこいなんでしょう。
竹馬か、確かにそうですね! なるほど、それは良い例えかも。

風月殿>
どうも千社札自体は江戸期からの伝統なようですよ。
もともとは墨で印刷したものを、願掛けのためかなんかに貼り付けてたとかなんとか。
まぁ、最初っから寺社側には厄介な代物だったのかもしれませんけどね。

カントリーロード♪この道~♪

「こういうの」がいつからダメになったかって、最近のは度が過ぎてるから騒がれてるだけで本来は元からダメだったのでは?
修復出来ないらしいですし。

高尾山ですかぁ。最近よくテレビで紹介されてますよね。
外国人もよく来る場所だとか。
人間サイズのは履いてみたいですねw
常に竹馬乗ってるような気分になりそうw

山とかよく行くなぁ…
このシーズン、蚊が多いから嫌なんだよなぁ~。

メタボ対策のウォーキングの時ですらちょっと林の隣を歩くだけで蚊にかまれるのに…
山なんかいったら、蚊に犯されるぜwww

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