月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


信州巡航

月曜には更新したいと、言っておきながら出来ませんでした……。
いくらバイトの前の日とはいえ、宿題だけやって2時には寝てしまうあたりに、気力と体力の限界を感じてみる今日この頃。
この間まで、一週間くらい連続で午前3時就寝の生活を続けてたはず……ただ単に疲れが溜まってるだけだと信じたいところです。


そんな訳で、先日の日記にも書いた通り、先の土日は長野県へ家族旅行でした。
ちなみにドライバーは私……今まで経験のない長距離移動です。中央道で山梨県を抜けて、長野県に入り、そのまま木曽方面へ。


まず初めに行ったのは、高遠城址。
もともと諏訪氏の分家筋の居城でしたが後年には武田氏のものとなり、織田信長の侵攻の際には激戦地となったとか……。江戸時代に起きた大奥での事件”絵島生島事件”の際には、絵島(※女中らしい)の流刑先となったとか……。
今一つ、この辺の歴史には詳しくないのでよくわかりませんが、交通の要衝だったり流刑地になるほど辺境だったりするよくわからないけど、歴史ある土地らしいです。
080614_114716_mini.jpg
遥か昔に建造物は無くなってしまい、明治期に植えられた桜の木が所狭しと植わっている城内。
結構、有名な桜の名所だそうですが、今の時期に花が咲いてるわけもなく、眩しいばかりの緑色でした。

高遠城址を出たら、次は一路諏訪湖方面を目指して谷間を抜ける1本道。
途中、大して速くもないくせに私を無理に追い抜いた車を、意地になってピッタリくっついて追いかけたり、杖突峠と呼ばれる峠の頂上の蕎麦屋で昼食を食べたりしつつ、
峠を越えたら、今回の旅行の(私の)主目的地へ到着です。


そんな訳で今回の目的は諏訪大社巡り。
私が具体的に行き先を決めて動くときは、大抵、何かの舞台になったりしてる場合が多いのですが……今回も例によって、”東方風神録”というSTGのモデルだったりします。
”東方”と言えば、ネットでイラストを漁ってれば名前くらいは目にすると思われる、人気の同人ゲーム。5月の終わりに行ったお祭りもこれ関連ですし……最近、何かと流行ってるみたいです。

ただ、モデルと言っても、シューティングゲームのストーリーの下敷きに使われた程度なので、具体的に”ここが舞台!”と言ったところがある訳ではないのですが……それはそれ。
諏訪大社といえば、国内でも屈指の歴史と規模を誇る有名な神社で、その歴史は”起源すら定かでない”とか、大和朝廷の力が及ぶ以前からその原型があったかもしれないとか――もはや”推して知るべし”の世界。
独特の儀式……時期を選ぶので無理としても、社の四方に立てられる御柱と呼ばれる柱や、特有の建築様式なんかもありますし、何でもなくても一度は行っておきたいところです。

ちなみに諏訪大社には上社・前宮、上社・本宮、下社・春宮、下社・秋宮の4つの社があります。
もちろん全部、行きました。

杖突峠を抜けて、諏訪湖畔の盆地に入ると一番近いのは前宮。
お社としては一番規模が小さく、いくつかの建造物と御柱、それにちょっとした駐車場しかない一見すると普通の神社です……が、名前の示す通り、諏訪大社の原点とも言われる場所なんだとか。
あまり便利とはいえない場所にあるお陰で、人も少なく落ち着いた雰囲気があり割とのんびりするにはよさそうな所でした。
ただ、意外にマニアックな人が多くて、人影が絶えることはなかったあたりは、さすがに大社といったところ。
(一応、画像も合ったはずなのですが……写真はデジカメで取ってしまいデータは家族用PCのHDDの中……載せらんないです)


次に行ったのは、上社・本宮。
神社の正面と言ったら、なぜか古そうな茶屋。鷲宮もそうでしたし、伊勢だと赤福のお店が……お約束なのでしょうか?
諏訪大社 神社本宮 正面_mini
ちなみに境内にはいると、大きな廊下があるので、本能的に突入。通路があったら入ってみるのが、男の性です。

080614_134929_mini]
ちなみに写真で見て右外側は一段、低くなっていて土俵や厩なんかがあり普通に歩けます。左外側は宝物庫や本殿があるので、拝む方向です。
080614_134746_mini.jpg
そして、御柱。(見上げるように撮ると、高さを強調できると何かに書いてあったので、試してみたのですが……あまり上手く撮れてない気がします)
東方風神録でもラスボスが、背中に背負ってたり背景に描写されてたりで……とにかく諏訪大社独特のものです。
7年に一度、行われる死人も出るほどの有名なお祭りをしながら、立て替えるのだとか。次は2010年なので、余裕があれば行ってみたいものです。


上社・本宮でお土産を購入したら、次は下社に行くのが道理ですが、その前にちょっと寄り道。前宮と本宮の中間あたりに”神長官守矢史料館”という市立の小さな博物館へ行きました。
神長官(※筆頭神官のこと)の守矢家は、大和朝廷の侵入以前にはこの地域の有力者だった(とされる)一族。一子相伝の秘法で、諏訪大社の神事を司っていたそうです。
数代前にその秘法の類は絶えてしまったらしいのですが、今でも現存する祭具や文書が展示してあるそうなので、これは見るしかないってことです。
080614_145214.jpg
で、入り口なのですが……どう見ても、普通の民家です。ほんとうにありがとうございます。
初見で、入るのを躊躇わない人がいたら神経を疑いたくなる、普通の”大きな守矢さんの家”な雰囲気です。
しかし、史料館自体がまるで守矢家の庭先のような位置にあるので、ここへ入っても問題ありません。

史料館に入ってみると、思った以上に内容は少なく、10分もあれば全部見れてしまう程度のもの。
ですが、量は少なくてもとっても濃いです。入り口付近には挨拶代わりに、儀式で使用したウサギの串刺しの剥製などが置かれ、奥には古来から伝わる鈴や、近世に描かれた古地図が。
見てるだけでは、よくわからなくても職員の方が色々興味深いことを説明してくださるので、かなり面白いです。
入場料も高くないので、古い儀式なんかに興味のある人にはおススメです。

また、家の裏手にある小さな社も見学(参拝)可能。
080614_145101_mini.jpg
写真ではわかりにくいですが、小さくてもちゃんと4本の御柱が立っています。
ちなみにこの社に祭られているのは、諏訪大社(※建御名方命、八坂刀売命)とは違い”ミシャクジ様”と呼ばれる、さらに古い頃から居た神です。(※祟り神です)
この社がいつの頃からあるのかは聞きそれびれてしまいましたが、神自体は諏訪大社の出来る前から、祀られていたと考えられているそうです。
また、諏訪大社の神事も多くは、このミシャクジ様に対するものなんだとか……。歴史ではなく考古学の担当する時代から、ずっと受け継がれている様なものを見てるかと思うと、凄いとしか言いようがありません。
(余談ながら、守矢家の現当主のお名前は東方風神録の5面ボスと同じ。もちろん、偶然じゃありません)


史料館で、ロマンを感じたら今度こそ下社巡りへ移動開始。
下社は旧中山道沿い、今でも中央本線に近い場所にあるので、上社に比べると賑わっています。
特に秋宮は、かつての宿場町であり、今でもほぼ駅前にあるので観光地らしい賑わいっぷり。悪く言えば俗っぽい雰囲気なのですが、賑わいがあるのもまた見て歩くときこちらまで楽しいくなってくるので、嫌いではありません。
春宮は、それに比べると少し不便なわかりにくい場所にあるので人が少ないですが、それでも多くの参拝客がいました。
080614_160304mini.jpg
境内はこんな感じ。もちろん、御柱は立っています。
ちなみに春宮と秋宮、建物の雰囲気は大体同じで2~8月には春宮、それ以外は秋宮に神が居ることになっているそうです。

……ところで、先程も書いたとおり、今回の目的には半分ほど舞台探訪の意図があります。
そして、舞台探訪と神社と言えば、案の定こん  ことをやる方々がいました。
描く方も描く方なら、探す方も探す方なんですけどね……なにやってるんだか。
半ば見られること前提となっていた鷲宮ならともかく、本来は普通の神社で人様の絵馬を見て回って喜ぶ性分でもないのですが……今回はちょっと確信(※pixivのアカがある方は探してみよう)があったので、ついやってしまいました。
(実は、東方の製作者の方がどこかの講演で”あんまり目立つことしちゃダメですよ”といった旨のことを言っていたそうなのですけどね……)


そんな訳で、1日のうちに無事に諏訪大社を一通り参拝完了。
次の日は、霧が峰などの高原帯を晴天のもと、上手く速度を出せずに困惑しながらドライブし、穂高神社によって帰宅。

今回のお土産は若干、少なめの3点セット。
080616_004717.jpg
お守り、史料館のしおり、お神酒 と諏訪大社縛りで3点購入です。
しおりの方は、まさに書籍ではなくあくまで”しおり”な訳で、厚みも中身の感じもそこまで重厚なものではないですが、意外と詳しく書かれていて軽い読み物としては十二分。
お神酒のほうは、とりあえずパソコン横の鳥居に奉納してあります。

コメント

こにたん師匠>
ですね……全く、世の中暇なバカばっかりです♪
長い文章……どちらかと言うと、短くまとめるのが苦手で^^;
もっとスッキリ綺麗で読みやすい文章にしたいんですけどね。

風月殿>
そういうことになったりしますねw
まぁ、それなりに名の通った観光地ですし、別に問題ないと信じてます。
家族も、普段なら選ばないような観光地選定で、楽しんでたみたいですし。

哲殿>
花見の頃は、混んでて大変そうですね。
時期はずれだと、ものすごく空いてましたよ♪
哲殿も、夏休みにはどこかに行けばいいのですよ~。

高遠城址は自分も行ったことがあります。
あれはまだ桜が咲いていたころだったので、花見の人でごった返してましたw

諏訪湖を初めて見た時は感動しました。
すっごくいい場所ですよねw
近くに高島城址があります。

いい旅行になったようで何よりですw
自分もどっか行きたい。

家族は知らず知らずの内に聖地巡礼に付き合わされた訳ですか。

東方は名前くらいしか知らないので関係ないですが、こういう場所には一度行ってみたいなぁ。

もるやんと同じような考えで参拝してる奴がどこにでもいるんだなwww聖地巡礼ってやつかwww

でも、よくこんな長い文章書けるよね。
尊敬するわ。

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