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月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


突貫する那須高原

色々と降り積もる鬱憤もありますが、何よりも涼しい日々が終わりを告げて、過酷な残暑が帰ってきたのがつらい8月最後の週末。
平成最後の夏を全力で楽しむためにも、なんとか気力を振り絞っていかねばなりません。

そんな覚悟を抱いて退社した金曜の20時。ここから、大急ぎで実家へと戻り、車を調達します。
道すがら、元下宿生を同行に誘って集合時間を決めたら、いざ準備は完了ですね。
山に登りたい欲が沸騰しつつも、天気予報を見れば本命の乗鞍岳は悪天候の模様。次善の策として、以前から気になっていた茶臼岳に行くことにしました。


土曜日は朝の5時過ぎから圏央道を経由して那須高原方面へ。
那須温泉の辺りを過ぎて、さらに山の上の方。那須ロープウェイの乗り場まで一気に向かいました。
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ここからはロープウェイに乗って那須の茶臼岳9合目まで一気に駆け上がります。
ついてしまえば、そこはもう標高1684mの山の中腹。これだけで割と満足してしまいますが、折角ですからもっと上まで目指しましょう。
上に見えるこんもりとした頂上までは片道で45分程度でしょうか。
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あれよあれよと登り上がって到着です。
360度の夏山大パノラマ。これを感激と言わずして、なんと呼べば良いのでしょうか。
素晴らしい眺望です。
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ひとしきり山の頂きを堪能したら、もう少し歩いてみたくなるのが人の性でしょう。
登山地図を確認すれば、向こうに見える尖塔、朝日岳までおよそ1時間半ほどの距離なのだとか。
小一時間のトレッキングでは物足りないので、行ってしまうことにしてしまいました。
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もちろん、思いつきと見せかけても、可能性のありそうなところは予め下調べしています。
流石にそこまで山を舐めてはいません、念の為。

途中の避難小屋の前で昼食を食べたら、そこからは一気にアプローチしましょう。
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崖の脇を抜ける鎖場や無限に続きそうな石段を経由して、慎重かつハイテンションに進んでいきます。
稜線を伝う登山道との合流地点に至ったら、もう一息です。
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那須岳の3つの峰の一つ、朝日岳も登頂です。
頂上には小ぶりな可愛らしい石鳥居が鎮座していました。
良い光景ですね。

行きはよいよいで、帰りはなんとやらとも言いますが、幸いにも大過なく来た道を辿って避難小屋のところまで下山。
ここからはロープウェイではなく、普通の登山道でロープウェイの駐車場へ戻ります。
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下り道なので小一時間ほど。自然を満喫しながら道を下り、登山口の茶屋で一服して車のもとへ戻りました。

14時過ぎと、山登りにしては良い時間に下山したら、残りの行程はドライブの時間です。
手始めに、ツイッターを見ていた大学時代の友人のオススメで、レトロな雰囲気の「北温泉旅館」で日帰り入浴。
一部の界隈では有名な旅館らしく、レトロと言う言葉では説明できないほどの趣ある旅館でした。
内部を撮影できないのが残念なところですが、建屋によっては江戸時代からあるのだとかなんとか……いずれ泊まってみたいものですね。
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温泉の後は、那須温泉の温泉街まで下って温泉神社に参拝です。
その名の通り、湯の湧く地を祀った式内社です。
火山と言えば、有力な社寺があるのがある種の定番でしょうか。
ここの名蹟と言えば“殺生石”とその近隣の噴煙地帯です。谷筋だけがピンポイントに荒涼としている光景は、確かに異様なものを感じます。
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古の人々がここに地獄や賽の河原を見たのも納得の光景でした。

この後は、なんとなく帰るのも億劫に感じたので、この近隣で宿泊することにします。
観光案内所に飛び込んで、ダメ元で当日宿泊の相談をしたところ、1軒だけ都合のいい場所が見つかりました。
実に運のいいことです。
市街地からは少し距離があるということなので、ひとまずお酒を買い出してから宿にチェックインして、再び夕飯を食べにドライブです。
那須高原の蕎麦屋さんで、珍しくノンアルコールな夕飯を食べたら、宿に戻ってからが本番でしょう。
惜しいのは宿に冷蔵庫がなかったことだけでしょうか。
24時間入れる露天風呂と、目の前に広がる茶臼岳の絶景。高原の涼しい夜風にあたりながら、地酒を傾けていれば健康的に時間は過ぎていきます。
早めに飲み始めたせいか、健康的に運動していたせいか、この日は日付が変わる前には就寝の流れに。
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うっかりカーテンを開け放っていたために、朝の日差しで目が覚めるところまで健康的に過ごしてしまいました。

健康ついでに、ちゃんとした朝食を食べたら、のんびりと朝の準備をして出発です。
この日に最初に向かったのは、アルパカがいっぱいいることで有名な那須アルパカ牧場です。
「けものフレンズ」でアルパカが栃木弁だったことから、一躍アニメファンの間での知名度を高めてしまった不思議スポット。
受付のお姉さんが、まさにけもフレ中のアルパカの如き栃木弁だったのは、少し驚いてしまいました。
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それはそれとしてもアルパカです。
夏場なので毛を刈り取られてもふもふしてないですが、可愛らしいですね。たまに凄みがあるやつも居ますが……。
アルパカがいるだけと、侮るなかれ。本当にアルパカしか居ないストイックな観光地です。
餌をやったり触れ合ったりすることこそできますが、カフェもレストランも何もありません。
ただ、アルパカを眺め触れ合う癒やしのスポットです。
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何やかやで1時間ほど楽しめてしまったので悪くないところです。
次はもう少し、もふもふした季節に行ければなお良いかなと思いました。


斯様な次第で、もふもふ(?)したら、締めに那須ラーメンを食べてから、少し早めですが首都圏へ向かって来た道を戻ります。


次の目的地はさいたま新都心にある映画館で劇場版の「のんのんびより」を見ることです。
東北道を急ぎなんかして、途中で元下宿生の家に荷物を置いたら、さいたま新都心へ。
行き掛けの駄賃に、この日開催していたアニサマの会場推しをしたり、ウィンドウショッピングをしたりして過ごしてから、アニメを見る流れと行きましょう。


さて、のんのんびよりといえば田舎の良いところだけを抽出したような日常系アニメの一派です。
日常系アニメの劇場版と言えば、友人曰く「砂糖を口に押し込まれて」いるような、ある種心の強さが求められるタイプの作品が多い印象です。
正直に言えば、今作もそうだろうと思って、それでものんのんびよりが好きなので観に来てしまった状況でした。
……が、結論から言えば、終盤はボロ泣きしていたのですから、始末に終えません。
本筋自体は原作の沖縄旅行編を切り出したものなのですが、要所要所でオリジナル要素を入れ込んできて、見事な一夏の出会いが描かれていました。
加えて、微に入り細に入りの自然描写と、映画館の音響を有効活用した大自然のSE。
気付けば、作中の子どもたちと一緒に沖縄旅行を体験しているような感覚に陥ってしまいます。
そして旅行からは帰らなければいけません。小さい頃、少し長い休みに家族旅行に行くと、帰るときに妙に物悲しくなった記憶があります。
終盤はまさに、そんな頃の思い出を想起させるような描写と展開が続きます。泣きますよね、仕方ないですよね。
まさか日常系アニメで、映画館ならではの体験をすることになる日が来ようとは思いも寄りませんでした。

大穴というと失礼かもしれませんが、今季屈指の良作アニメ映画と言って間違いないと思います。
副作用として、だいぶ精神に打撃を負いましたが……まだ大丈夫です。


この後は、そんな不安定な精神のまま友人と別れて、内房へ。
呻くように沖縄行きの航空券を探しながら眠りについて、今日に至りました。

社畜的突貫飲酒行程

大変遺憾なことにお盆休み明け早々から土曜日も出勤して迎えたこの週末。
秋風が青空を連れてきて、最高のお出かけ日和といった風情です。世の中はお盆休みの後半戦、最高に楽しい平成最後の夏が送れそうではないですか……。
なんで仕事なのでしょう。
生きてるってなんだろう、働くってなんだろうと考え込んでしまう事象が続きますが……歩みを止めたら、いよいよもって精神的に死んでしまいます。
半ば強迫観念のごとく、時間を作っては遊んで歩くことしかできません。


そういう次第で気合と根性だけで、動き出したのは退勤して一息入れた土曜日の22時過ぎからのこと。
最終の高速バスで羽田空港を経由すれば、横浜に一時間半ほどで出られると気付いたのが、新たな打開策でしょう。
24時前に横浜駅前に到着し、大学時代の友人の長野人、元寮生と順次合流して、真夜中の飲み会です。

社会のツラミを吐き出して、適当に飲み散らかしながら3時過ぎまで横浜の町をふらふらと過ごします。
久しぶりに学生時代を思い出すような無軌道な過ごし方、最後はお約束のごとく長野人の家で仮眠をとって日曜を迎えました。

そんな日曜日は、夕方に予定があるのですが、朝は暇なので少しばかりお散歩しましょう。
横浜駅から裏手の戸田方面へ向かうと、戸田杉山神社という神社に行きあたります。
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ここは武蔵国の式内社、杉山神社の論社の一つ。橘樹郡一帯の川沿いに点在する謎多き古社、杉山神社の一つであります。
Wikipediaに曰く、境内には古墳もあるとかで神代の昔からこの地を見ていたお社なのでしょう。
もっとも、今となっては大都会横浜のど真ん中。繁華街を外れた下町情緒のある住宅街の一角に鎮座している、町の氏神様と行った雰囲気です。
この日も夏祭りの準備をしている真っ最中。神職さんが常駐していない神社だったそうですが、運良く社務所にいらしたのでご朱印を頂戴することができました。
夏祭りシーズンも狙い目だとは、また新たな知見ですね。

気を良くしたので、さらに少しばかりお散歩は続きます。戸田駅から神奈川駅まで京急線でワープしたら、ここから旧神奈川宿の古い町並みをそろりと神社のある方へ。
安房神社から東京湾を挟んだ対岸に勧進したという神奈川の洲崎神社に行き当たります。
この辺りから少しだけ海側に歩いた先に国道15号線、かつての東海道が通り、往古には港もあったのだそうです。
今では道路と工場に埋められ想像できませんが……日本最初の鉄道は海岸沿いを走っていたともいいますし、歴史のロマンを感じる境内です。
ただ、ご朱印は対応してないとのこと。せっかく来たので残念ですが、仕方ないですね。
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そんな訳で、東海道に沿ってほんの一駅分、仲木戸方向へ旧神奈川宿の面影を説明する案内板を辿りながら歩いて行けば、熊野神社に行き当たります。
近隣では一際、規模の大きい神社。こちらも絶賛、夏祭りの準備中ですが、先程の杉山神社とは比べ物にならないほど忙しそうな雰囲気です。
また近いうちの再来を期して、この日はご朱印はいただかずに参拝だけで撤収することにしました。


この後は一回、実家に帰ってから夕方より行動再開です。
母校の高校の最寄り駅に、高校時代の友人と集合して、友人の一人の新居でちょっとしたパーティーです。
最近の愚痴ツイートについて、あれこれ苦情言われながらも、持ち寄った酒や食い物で適当に過ごします。
懐かしのマリオカートや、ボンバーマンなど、久しぶりに多人数でやるゲームにも手を出して……終電間際まで、随分と楽しく懐かしい時間を過ごしました。

そんなこんなで、終電を乗り継いで帰ってきたる内房殺伐タウン。
来週は、どこか遠くへいけたらいいのですが……。

真夏の祭典と帰省

研修課題に精神的にすり潰される8月半ば。
お盆休みといえば、最低でも5連休は欲しいところ……だったのですが、諸々の不都合が重なってしまい、金曜の休暇が吹き飛ぶ状況になってしまったのですから世話ありません。
心身ともに重圧が掛かるようで、そろそろ転職を真面目に考える時期が来ているのかもしれませんね。


ところで、そういう次第で初日を仕事でスルーする羽目になった平成最後の真夏の祭典、コミックマーケット94。
始まりは金曜の夜、定時で仕事を投げ出してから片道2時間掛けて東京に向かい、コミケ初日に参加していた大学院の友人と落ち合うところからスタートです。
出発の段階から田舎を呪い仕事を呪い、到着すれば社畜ぶりを煽られて呪いを深める出だしながらも、久しぶりに会って飲めば楽しいものです。
秋葉原のビール屋さんで、仕事の愚痴など垂れ流しながら過ごせば、終電間際での実家への帰宅となりますが、これも致し方ないことでしょう。


実家で一泊して、態勢を整えたら満を持してコミケ2日目の有明に遊びに行きました。
もっとも、この日は主に女性向けの日。12時頃にビックサイト入りして、声優島でサークル参加していた和泉冴氏とゆるキャン本を出していた軍手氏に挨拶をすれば、この日のタスクは完了です。
しばらく東館を散策し、企業ブースを確認したら、用事も済んだと撤収する段になってしまいました。

ゆりかもめで撤収後は、新橋駅で大学の後輩“こっぽら”氏と昼酒を嗜んでから、大学時代の友人連中と合流して更に飲み明かす流れに。
お好み焼き屋さんでビールをたらふく飲みながら色んな話をして、その後に日本酒バーでもう少し飲んだら、どうやって帰ったか記憶にない有様でありました。


そんなこんなであっという間に迎えるコミケ3日目、エロ本と評論と鉄道ミリタリーに創作まで集まったカオスな日。
この日は流石に行くべきところも、行きたいところも多いので、11時過ぎには到着するように朝からちゃんと起きて移動です。
途中、大井町駅で朝食を摂り、いつもどおりに11時半頃に国際展示場駅に到着します。
ところが、そこで目にしたのはビックサイトから延々と連なり、未だに回収されない長大な待機列の姿です。
普段の感覚で言えば、とうの昔に列など捌けている頃合いなのですが……どうにもならない日というのもあるものですね。
30分ほど列で足止めを喰らい、実際に入れたのは12時頃のこと。
あとから知ったことですが、今年は特に3日目の参加者が多く、列が捌けたのも12時半を過ぎていたのだとかなんとか。

それはそれとして、入ってしまえばこちらのもの。フォロワーさんや、知り合いの方に挨拶回りをして、創作島を散策して本を増やして過ごせば、終了時間も間近に迫ってしまいました。
最後にフォロワーの優月さんと合流して、ビックサイト内の飲み屋で一杯。その後は水上バスで浜松町に向かい、増上寺近くの蕎麦屋で“蕎麦屋で日本酒”と洒落込んでから、優月さんと別れて親の実家がある静岡へ向かいました。


静岡へ行ったら、ここからはお盆休みですね。
珍しく従姉2人とも夫婦で揃っているので、親族の大人は上の妹以外ほぼ勢揃いの状況です。
飲んで騒いで、ちびっこの面倒を見て……近くの川に遊びに行ったり、花火をしたりして2泊ほど過ごしました。

本当はそのまましばらく滞在したかったのですが、名残惜しいながらも14日の火曜日には終電間際の列車を乗り継いで内房へ。
今日15日は世間の夏休みモードと、出勤する自分の落差に苛まれながら過ごして、今に至ることになりました。


来年は……権利を行使するか、はたまた職場ごと変えてしまうか……いずれにしてももっと長い夏休みが欲しいところです。

10回目の河口湖の生音

照りつける太陽、真っ青な空に湧き立つ白い雲、湖畔を走る心地よい風と雲間に見える富士山。そして、不意に襲い来る夕立。
今年も8月の第一週が、毎年心から楽しみにしている夏一番の楽しみが、ついにやってきました。

前日は珍しく早めに仕事を切り上げて実家に帰り、早めに就寝して体調を整えましょう。
土曜日も早めに起きて、余裕を持っていざ出発です。
中央線河口湖行き直通列車に乗り込み、ロングシートで微睡みながら、見慣れたあの駅へ向かいましょう。
移動中の車内で、今回の同行者である朔さんと合流したら、降りるは富士急行の終点、真夏の河口湖駅です。
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毎年恒例の少し間の抜けた茅原実里さんの駅放送を聞き、改札に掲げられた横断幕と等身大パネルを目にすれば、今年も大好きな夏にやってきた実感が湧いてきます。

ひとまずは湖畔に降りてぶらりとビールを補給。
いつぞやも訪れたハーブ館で今年も一杯引っ掛けてから、近所のスーパーで夜の買い出しをして、いつものキャンプ場へ向かいます。
キャンプ場でもう一人の同行者、元寮生とも合流し、荷物を予約したコテージに置いてしまえば、準備は完了です。
いざ、1年ぶりの河口湖ステラシアターへ、長い長い富士山へ向かう登り坂を歩んで行きましょう。
道中のショッピングセンターでの昼食と買い出しも、既に半ばのお約束ですね。

いつもより少しばかり早めの15時前に開場前に到着すれば、ちょうど河口湖ライブ10回目記念の植樹祭(!)が佳境を迎えています。
告知を見た際には「植樹とはいったい……?」といった印象だったのですが、ライブMCで聞くところによれば地元有志の協力でハナミズキを植えたのだとか。
傍目に見ても結構盛り上がっていましたし、もう少し早めに見物に行っても良かったのかもしれません。
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それはそれとして、早急に物販を済ませたら、のんびりと会場前で桃を食べながら開演の時間を待ちます。
開場時間の間際になってから、にわかに風が吹き出し、土砂降りの雨にステラシアターの軒下が満員になってしまったのもご愛嬌でしょうか。


開場後、しばらく間をおいてから会場内へ。おなじみの急な石段に腰を掛ければ、1年間待ち望んだ至高のひと時の始まりです。
今回のタイトルは、またしてもカウントをリセットして“Summer Champion”。 “10th Summer Live”の副題付きです。
今回の河口湖ライブは通算10回目の記念すべき回。ステージ裏にも堂々と“10th”の文字が踊り、誰しもがどことなくテンション高めです。
童謡の「ふじの山」から始まったライブは、いつにも増してキレッキレのパフォーマンスです。
「お水オイシー」を先手を打って潰すような「お水飲んでね」のアナウンスから、落とし所も掴みどころもわからないとっちらかったMC。
みんな大好きな旗振り曲や、夏に聞きたくなる「この世界は僕らを待っていた」の熱唱もあれば、大事な曲でトチったり……。
アンコールに至っては、きっちりと楽しげに“みのりんサンバ”でキメたはずが、後追いの「今のが最後の曲でした!」で雑な締め方もやってのけてくれます。
ダブルアンコールのピュアレストノートと、恒例の花火に終演後の三本締め。
同行者連中にも「全体的になんかMCとかが雑だったけど、何だかとっても楽しかった」との感想を貰いましたが、全面的に同意です。
開放的な半屋外式ステージの効果も相まって、毎年のように最高の楽しさを感じれるひと時です。
茅原実里さんの曲はそもそも好きなのですが、このステラシアター特有の絶妙な大雑把さ加減が、さらに波長が合うのでしょう。
平成最後の夏に、最高のライブを満喫できたこと、本当に幸せなことです。

ライブの後は来た道を戻るようにキャンプ場のコテージへ。
流石に焚き火をする時間はないのですが、携帯コンロで肉を焼いてビールで打ち上げで夜を過ごしましょう。
外で食べる肉とビールはなんでこんなに美味しいのでしょうか。
消灯時間後も室内に戻って、しみじみと地酒を舐めながら、夜が更けるに任せていきました。
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一転して翌朝は、湖畔の爽やかな空気と、外で食べるカップ麺で始まります。
コーヒーを飲みながらダラダラしていれば、うっかりそのまま根付いてしまいそうになる心地よさです。
日曜のチケットがなかった年に、そのままダラダラと滞在延長してしまうこともあった気がします。
流石に今回は、後ろ髪を引かれながらも無事チェックアウト。近くの日帰り温泉に場所を変えて、再びだらだら過ごします。
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温泉の次は、2日続けてのハーブ感でビール。そのまま湖畔に移動して、昨日の飲み残しの地酒で昼飲みと、だらだらは更に続きます。
真夏といえど高原地帯の湖畔、木陰に入れば爽やかな空気と吹き抜ける風で実に過ごしやすい次第です。
日曜のライブに誘った和泉冴氏も呼びつけ……もとい、湖畔に合流して開演ギリギリまで湖畔で過ごしたら、ようやく重い腰を上げてライブ会場へと向かうことにしました。

この日の分のチケットがない元下宿生、朔氏と別れたら、ステラシアターへ駆け込むように入場です。
何名かフォロワーさんもこのライブに来ていたはずなのですが、とても挨拶するどころではなかったのだけが心残りでしょうか。

ライブ本編は前日よりは多少落ち着いていた印象。
それでも、掴みどころのないふわっとしたMCに、素晴らしいパフォーマンス……とたまにトチるご愛嬌感。
前日に続いて、楽しい限りのライブを満喫することができました。
また余談になりますが、今回は特段に、来年もその先もこのステラシアターでやりたいと、強い意思を感じるコメントが多かった気がしたのも印象深いところです。
何かあったのでしょうか、心強い限りで来年が既に楽しみです。


そんなこんなで、帰路は再び徒歩で駅へ向かいます。河口湖の湖上祭の花火を眺めながら駅へ向かい、お土産を買い拾ったら、寂しい限りですが東京方面へ向かう電車に乗るしかありません。

もっとも、内房へ帰る終電は1時間以上前に去ってしまっているので、この日は千葉駅まで戻った段階でカプセルホテルへ宿泊です。
午前半休で余裕を持って出勤したのはいいものの、午後もまともに仕事が手につかずじまい。
結局全休しても良かったのではと考えながら、日記を書く今に至りました。


思い返せばアッシー氏に誘われて、手探りのように訪れた初めての河口湖ライブから9年の月日が経っています。
あの頃は大学生で夏休み真っ盛りだったはずですが、気付けば自分も周りの人間も、夏休みすらままならない社畜に成り果てている始末です。
酒を覚えてしまったり、キャンプの装備が一式揃ってきたり、所属する組織が4回も変わっていたり、色んな事がありました。
それでも、あのときの本当に楽しかった記憶は色褪せないものがあります。
そして、その後も毎年、足を運ぶ度に楽しさが上書きされて生きていれば、「夏の河口湖」を想起するだけで心がワクワクしてくるのも不思議でもなんでもないですよね。
明確に“帰ってくる”と感じれる、夏の到来を実感する不思議な空間として、刷り込まれています。
願わくば、来年もその先も、可能な限りこの空間が続いてくれて、私も参加し続けていきたいものです。

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