月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


相州巡航のこと

待ちに待った給料を得て、どうにか一息ついたこの週末。
二十四節気は既に霜降、木枯らしも吹いて秋の気配などと思っていたらあれよあれよと晩秋から冬へと駆ける季節ですね。


そんな訳で少し肌寒くなってきたこの週末は、金曜から高校の友人の“総統代行”が我が家へ来訪。
房総の洗礼を浴びつつ、翌土曜日に軽くドライブして飲み会です。
高校の友人連中をさらに集め、この面子では珍しく横浜で飲み歩きをする流れに。
流石に横浜歩きなら機会の多い私が一番詳しい……はずで、面目躍如となれたでしょうか。


この晩は実家に帰り再起動した日曜日は、あろうことか突き抜けるほどの秋晴れ空です。
疲れた体を労る暇などありません、先週に引き続き相模国の式内社を巡るドライブに出発です。

初めに訪れたのは海老名市街から相模川の川縁に行った辺りに鎮座する有鹿神社。
2015_10@千葉と神奈川めぐり0018 2015_10@千葉と神奈川めぐり0020
ここでは訪れたタイミングが良かったのか、神職の方に色々と神社の話を教えていただきました。
「有鹿」の語についても「あるか」と読み、水を意味する古語だと言われつつも由来は不詳なのだとか。
相模国でも最古級と言われる神社だそうで、鎌倉時代辺りまでは関東でも有数の権勢を誇っていたそうですが、戦乱の中で見る影もなく衰亡してしまったのだとか。
その社地は古代には神聖視されていたという川と川の合流点にあたり、相模川に合流する支流の鳩川を遡れば有鹿神社の奥宮や縄文時代の遺跡もあるなど、先史時代から祭祀が行われたことを思わせる立地です。
さらには関東大震災の時にも周囲の土地と比べ揺れが少なかったりと、この古社の由緒正しさを窺わせる逸話もありました。
特別に拝殿の中も拝見させて頂いたりと、非常にありがたい対応をしていただき、この神社を後にしました。

続いて訪れたのはこれも式内社の高部屋神社。
2015_10@千葉と神奈川めぐり0034 2015_10@千葉と神奈川めぐり0041
社務所のおじさん曰く、住吉大神や八幡神を祀る武威と水にまつわる社だそうです。
しめ縄にホンダワラという海藻を吊るす風習があり、これを平塚の海まで採取しにいく神事もあるのだとか。
地元と近いと思っていても、知らない習俗があるものだと思い知らされます。

3ヶ所目は相模国の三宮を称する比々多神社です。
ここは何年も前に一度、訪れているのですが当時は御朱印集めをまだ始めていなかったので空欄のままでした。
2015_10@千葉と神奈川めぐり0047 2015_10@千葉と神奈川めぐり0054
こちらの神社も立地としては大山を北に遥拝する好立地な場所。
遷座前の旧社地からは古墳時代の祭祀跡が発掘されるなど、往古から人々が雄大な大山を眺めて神々しさを感じていたことが想像されます。
またこの日はなにか慰霊祭をやっていたようで、太鼓の音が終始響いていたのも印象深いものでした。

最後に立ち寄ったのは小野神社なる小さなお社。これも式内社のはずですが、他の神社よりグッと規模が小さくなる様です。
2015_10@千葉と神奈川めぐり0069
厚木の郊外の谷あいにひっそりと佇む静かな雰囲気の神社でありました。


斯様な次第で一気に回ってみた相模国の神社達。
行く先々の神社で「式内十三社巡り」のパンフレットを渡されたのですが、だいたい半分強を参拝したことになるでしょうか。
この勢いのまま、暇を見つけて一気に巡ってしまいところですね。

海外艦と相模の神社の話

すっかり秋めいてきたどころか、コンビニでは冬のビールまで売られ始めた10月半ば。
そう、10月半ばです。忘年会の算段が必要な季節になってきています。


だがしかし、まだまだ秋はこれから。週末は有効に活用したいところです。
特に先の日曜日は海上自衛隊の観艦式の本番。関連イベントのFleet Weekも佳境に入り、土曜日には海外からの訪問艦の一般公開もありました。
……が、当初の予定では天気も冴えない予報だったので、ボチボチと映画でも見て過ごすつもりでした。
しかしながら房総の家を出て、わざわざ映画館の最寄り駅で下車してみれば、思ったよりも良好な空模様です。
何となく……本当に何となく、このまま映画館に行っては後悔すると思い、直感を信じて二度手間も無視して2週連続となる横須賀へ行きました。

もはや見慣れた横須賀駅と横須賀総監部の看板を抜けて、おなじみの手荷物検査をクリアしたら、お待ちかねの見慣れぬ艦船が目の前に現れます。
2015_10@横須賀の海外艦0004 2015_10@横須賀の海外艦0010
最初に見学したのはフランスのフリゲート艦“Vendermiaire”、ヴァンデミエールと読みフランスの革命歴の1月を意味する単語なのだとか。海外領土の保護を任務とする船とはWikipedia情報。
ただこの船、正面入ってすぐの立地が良すぎたのか、混みすぎていたのが残念なところ。
2015_10@横須賀の海外艦0018 2015_10@横須賀の海外艦0037
随所のフランス語表示に感心しながら、艦橋まで見学できる贅沢なサービスでしたが、真っ当に写真を撮る暇はありませんでした。

2隻目はインド艦の“SAHYADRI”さん。「サヒャドリ」と読むそうで由来は西ガーツ山脈の別名からな模様。こちらも艦種はフリゲートか駆逐艦の扱いな様です。
少し緑がかった塗装のスラリと格好いい船な印象。斜めに据え付けられたレーダーもチャームポイントでしょうか。
2015_10@横須賀の海外艦0051 2015_10@横須賀の海外艦0054
乗艦口から国旗とエンブレムが掲示されて、歓迎されている雰囲気がまた良いです。
またインド艦は艦内も中々に独特な雰囲気です。方々に観光ポスターを貼り付けてあったり、安全啓発のポスターが直裁的に過激な絵面だったりと色々ありますが、最も象徴的なのは進入禁止の掲示に等身大の水兵のパネルを使うセンス。
こういうの大好きです……。
2015_10@横須賀の海外艦0067 2015_10@横須賀の海外艦0072
そして、後部のヘリ格納庫に至っても水兵さんが観光誘致のキャンペーンをしている有り様です。
クッキーも配っていて、思わず貰ってしまいましたが、味は可もなく不可もなしといったところ。
ポスターのキャッチフレーズは“incredible India”でしたが、この姿勢がまさにインクレディブルですね。

続いて3隻目に観に行ったのは韓国の駆逐艦の“DAE JO YEONG”「テ・ジョヨン(大祚栄)」です。由来は古代、渤海国を建国した王の名前だとか。
2015_10@横須賀の海外艦0084 2015_10@横須賀の海外艦0085
艦内には渤海王の事績や、韓国海軍の活躍を紹介したパネルが掲示してあったのですが、館内撮影禁止だったのが残念なところ。
ざっくりとした印象としては、やはり艦影や艦内外の雰囲気がフランスやインドの船と比べて自衛艦や米軍艦に似ているなといったところ。やはり米軍の影響力が大きいのでしょうか。
2015_10@横須賀の海外艦0098 2015_10@横須賀の海外艦0105
ちなみにコチラの船のヘリ格納庫は、韓国海軍のPVを上映中でした。
英語でひたすら韓国海軍の雄姿を映す映像、横須賀でやって一体誰に何を訴えかけるのかと甚だ解し兼ねますが、ぼんやり見てたら割と面白かったのは内緒です。
さらに余談ながら、この少し前には隣の自衛艦のヘリ甲板で吹奏楽の演奏をしてましたし、どうもヘリ格納庫と言うのは多目的ホール扱いされるのが万国共通の取り扱いな気がしてきたのも、この頃です。

ラスト、4隻目はオーストラリアのフリゲート“STUART”、読みは「スチュアート」で一般的な男性名詞ですが、由来はスコットランドのスチュアート朝からとか。
2015_10@横須賀の海外艦0111 2015_10@横須賀の海外艦0112
煙突のカンガルーの絵がオーストラリア感ありますね。
艦内の見学は通路だけでしたが、感激することにヘリ格納庫がちゃんとヘリ格納庫として展示されています。
2015_10@横須賀の海外艦0135 2015_10@横須賀の海外艦0141
ヘリコプターまで置いてあるサービス精神の旺盛さ。警備の水兵さんも非常にフレンドリーで、見学客の様々な要求に笑顔で答えていたのがとても印象的な展示でした。

海外艦の後は折角なので少しばかり日本の自衛艦も見学してから、電車に飛び乗り今度は横浜の赤レンガパークへ。
こちらでも海自関連のイベントとして、音楽隊による演奏会があるそうなので、そちらの最後の回を聴きに来た次第です。
2015_10@横須賀の海外艦0205 2015_10@横須賀の海外艦0206
この頃にはすっかり空も夕暮れ模様。赤レンガパークの向こうには、大さん橋に接岸したヘリ護衛艦いずももいました。

そんなこんなで海自な土曜日は日が暮れたら終りを迎え、そのまま都心に移動してツイッターの半月クラスタでの焼肉会に移行です。
終電間際まで飲み交わして、この動き回る一日は終りを迎えました。


斯様な次第で駆け巡った日から一夜明けた日曜日は、大人しくしているには勿体ないような好天です。
現実的には大人しくしていた方が良かったのですが、動かざるをえないですよね。
幸いに実家の車が空いていたので、なかなか電車では行けず後回しになっていた相模国の古社巡りに行ってきました。

実家から手始めに相模川沿いに南へ下り、最初に訪れたのは四ノ宮に数えられる前鳥神社。
2015_10@相模国神社巡り0007 2015_10@相模国神社巡り0023
式内社であり、古代より相模川の自然堤防の南端に鎮座すると言われる自然な祭祀の遺風を感じさせる立地のお社でした。

前鳥神社からさらに南へ数km下ると、平塚の市街に入り平塚八幡宮に行き当たります。
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こちらは式内社ではないですが、一国一社の八幡宮に数えられる由緒と格式高き八幡宮です。
相模国を代表するといえば鶴岡八幡宮な気もしますが、歴史的にはこちらのが先行する……のでしょう、多分。
市街地の真ん中にあり、この日も少し早めの七五三などで賑わっていました。

平塚からは国道1号を西へ向かい、大磯を少し過ぎた辺りに鎮座する六所神社へ。こちらは国府の近くに置かれた総社に当たる神社です。
2015_10@相模国神社巡り0042 2015_10@相模国神社巡り0044
この日は何故か居合道だか何かの奉納が行われており、研ぎ澄まされた空気が漲っていましたが、平時は長閑な雰囲気を思わせる神社でした。

そして最後にさらに西へ少し行った川勾神社へ。こちらは相模国の二宮に数えられ、東海道線の二宮駅の由来にもなった神社です。
2015_10@相模国神社巡り0052 2015_10@相模国神社巡り0056
茅葺きの随神門が風情あります。前の週にお祭りがあったとかで、御朱印を貰った際に一緒にお下がりのせんべいも貰ってしまいました。


そんなこんなで移動距離ばかり稼いで駆けまわった土日は過ぎて、今週も平日が始まってしまいました。
強く生きましょう……。

秋空の野外活動の話

秋晴れが続く10月半ばのこと。大変喜ばしいことに、この行楽シーズンに連休がありました。
世間的には3連休ですが、弊社のカレンダーでは1日追加されて4連休。
金曜には晴天下に万歳三唱して、意気揚々と明治大学博物館など寄り道しながら意気揚々と実家へ戻り、休日の仕込みを始めました。


実家で車を借りて必要な物資を積み込んだら、道中の駅で大学の友人連中をピックアップして多摩川を遡ります。
行き着いたのは奥多摩のキャンプ場、虫も少なく気温も過ごしやすい秋のキャンプと洒落込む算段です。
もっとも、テントは張らずに安定のコテージ活用で。収容所のような簡素な小屋が、いい味出してます。
2015_10@キャンプと横須賀0009 2015_10@キャンプと横須賀0020
このキャンプ場は河原での直火が出来るそうなので、折角ですから石でカマドを組んで色んな物を焼きましょう。
久しぶりの火遊びで、ちょっとかなりテンション上がってしまいますね。
火起こしをしつつ食材を準備したら、昼間っからビールを開けて気持ちよく色々焼きましょう。
この日のメインテーマは秋のアウトドアなので、焼くものも秋らしくサンマとかキノコとか行っちゃいます。
2015_10@キャンプと横須賀0034 2015_10@キャンプと横須賀0040
昼下がりから延々と焼き続けて4時間ほど、とっぷりと日が暮れて焚き火の灯りが夜の闇に映える頃までダラダラと肉を焼いてしまいました。
さらにその後も場所をバンガローに戻して鍋で宴会を継続。日本酒とカードゲームも登場して実に酷い夜となりました。
多くを語ることはないでしょう、ひどく頭が悪くて楽しい一夜となり、案の定の二日酔いでお目覚めです。
2015_10@キャンプと横須賀0065 2015_10@キャンプと横須賀0070
頭痛とともに迎えた日曜日は、車で10分ほどの温泉での休息に。ぐったりと一息ついてから友人らを送り返して実家へと帰りました。
……が、そんなことで休日が済むはずもなく夜半になってから今度は横浜へ。
何の事はなく前の晩の続きで、横浜の夜を飲み歩く遊びをして夜を過ごしていきました。

そんな夜は例によって長野人の家に泊まって、一夜明けた祝日の月曜日のこと。
この日は頑張って少し早めに起き上がり、さらに頑張って横須賀へと向かいます。
当初の目的はこの秋に横須賀に配備されたアメリカ海軍の原子力空母“ロナルド・レーガン”さんの一般公開でした。
しかし、大学の先輩と合流して横須賀に行ってみると予想通りどころか、想像をはるかに超える大行列ぶり。開場の10時に合わせて行ったというのに、列は三笠公園から歩道を延びること殆どJRノ横須賀駅の辺りまで。
京急にすればほぼ2駅分以上の長蛇の列です。そして、幸か不幸か延々と列を遡り、ようやく最後尾を見つけた頃には乗艦打ち切りのお知らせが届く有り様でありました。
米軍の早急な決断のお陰で、貴重な休日を徒労な行列に費やすことにならずに済みましたが……空母人気恐るべしと言わざるを得ません。
遠く埠頭越しに見える空母の艦橋と満艦飾が羨ましい限りでありました。
2015_10@キャンプと横須賀0074 2015_10@キャンプと横須賀0079
しかし、それはそれとしてこの気持ちのよい晴天。横須賀まできて手ぶらで帰るのも癪でしかないので少しは散歩と決め込むことに致しました。
2015_10@キャンプと横須賀0097 2015_10@キャンプと横須賀0098
ひとまずは未練がましく三笠公園へ向かい空母入場列を眺めてから、三笠の大きさを感じ入って近くの喫茶店で昼食へ。
その後、横須賀中央駅の裏手にある豊川稲荷の横須賀別院への参道を上ります。
2015_10@キャンプと横須賀0099 2015_10@キャンプと横須賀0104
この日本らしからぬ谷まったような雰囲気がなかなかどうしてたまりません。
2015_10@キャンプと横須賀0128 2015_10@キャンプと横須賀0133
少し上まで上がってしまえば春先のような心地良い陽気と相まって、秋の花が咲きクマバチや蝶も舞いと住宅街のすぐ裏手とは思えぬ長閑な光景に。
2015_10@キャンプと横須賀0163 2015_10@キャンプと横須賀0167
まさに“ヨコハマ買い出し紀行”のような自然と人工物が交じり合い、長閑で少し寂しげな落ち着く光景が広がっておりました。

そんなこんなで、夕方まで適当に散策して一旦実家に帰り荷物をまとめてから自宅へ。
4連休の反動は酷く重く大きく……だいぶ仕事に行きたくなかったのですが、どうにか火曜日は出勤することが出来ました。

映画と酒飲の週末

ついに10月、神無月の到来です。

この週末は特段の予定も無いということで、土曜の昼からフォロワーさんと4人ほどで映画を見に行く流れに。
今週も先週に続きARIA劇場版の2周目です。
前回に比べて、少しだけ冷静に見れた気がしましたが……最後は結局、涙目になりながらの終劇。
映画の後は横浜で飲み会となりましたが、どうにもこうにもアル中が揃いも揃ってお酒を前にしながら口数少なくなるのですから、ARIAの素敵さは偉大でありました。

続く日曜日もただの飲み会の日。この日は中学の同級生と隣街でビールを交わして夜が更けていきました。

お金はないというのに……飲むばかり。懲りないものですから、悩ましいものです。

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