月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


自主的春休み旅行・初日の竹原

3月もあれよあれよと既に下旬。3月は去ると言いますが、本当にそうですね。
彼岸を過ぎても寒さが続いてしまった第3週でしたが、終わりの頃には大分過ごしやすくなってきた感覚。
ついでに今週は前半の休日と金曜日の出張で割と楽な平日メニュー。
出張帰りにはスーツのまま居酒屋で高校の友人とさし飲み。なかなかどうしてサラリーマンみたいで、たまにはこういうのもアリですね。
お陰様で色々と気分は軽めにちょっとした春休みです。
これで気候が良ければ文句はないのですが、雨は雨で致し方ないでしょう。


そんな訳で忙しさにかまけている合間に新しい週末が来てしまいましたが、先の週の前半戦は月曜を挟んで火曜が春分の日の飛び石連休。
合間の月曜日に有給休暇を取って、久々に連泊の旅行に行って来ました。
目的地は主に色々なアニメの聖地とその周辺。
大きく分けて、竹原と尾道金沢の3箇所です。


出発は17日土曜の始発列車にて。まず向かったのは空の窓口羽田空港。
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早朝の羽田空港は想像以上の人出で賑わい、休日の始まりを実感させます。
朝一番のANAの広島便に乗り込んだたら、機体は土砂降りの関東の雲を突き抜け青空のもと針路を西へ向けて進みました。

飛行機は定刻から10分ほど遅れて広島空港に到着。
ここから”瀬戸内の小京都”にしてアニメ”たまゆら”の聖地竹原へ向かう乗り合いタクシーに乗車し、竹原駅前でヘクマティアルさんと合流です。
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荷物を預け、駅前の観光案内所で市街地の地図を確保したら、いざ観光に出発進行。
河口近くの神社で旅の安全を祈願したら、道の駅にて情報収集を行い……とりあえず山に登ろうという結論に。
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たまゆらのOPに出てきた景色が、道の駅に程近い村上水軍の山城跡から見えると聞いて、最初の見物先に決めた次第。
お土産物店の方の言うには軽く20分くらいとのことで、軽い気持ちで歩いて行ったら何故か竹藪に突入です。
作中のお姉さんは割とお洒落な格好でこの道を登っていたのですが、散歩というにはとてもじゃない軽いハイキングコースでした。
田舎町恐るべし……と呻きながら登ったのですが、その先に待っていたのは町を一望できる高台からの眺望でした。
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海沿いの竹原港や三井金属の工場から山側の市街地まで。
これで天気が良ければ文句なしですが、薄靄に包まれt山並みもこれはこれで落ち着いた感じがありました。

丘のてっぺんにて一息入れたら、登るより難しいという降り道に難儀しながら、どうにか再び道の駅へ。
このあとはもう、道の駅から歩いてすぐの町並み保存地区で残りの一日を過ごすこととなりました。
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偶然にもたまゆらとコラボしたひな祭り企画をやっていたので、その見物がてらに町を巡ります。
初めに入ったのは保存地区の玄関口にある旧笠井邸。
内部では古今様々な雛飾りの展示だけでなく、2階にはたまゆらの聖地巡礼ノートも置いてあったりしました。
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ちなみにこの旧宅、極太の梁に厚手の床板と建材がなかなか豪勢。
丁寧な作りの家から静かな朝方の町並みを眺めて、またしてもホッと一息です。
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あまりのんびりしているとそのまま昼下がりまで居座ってしまいそうだったので、適当なところで観光開始。
竹鶴酒造の資料館を見学したら、たまゆら作中のお好み焼き屋のモデルとなったお店で昼食。
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ちょうどコラボメニューのほぼろ焼きなるものをやっていたので、迷わず注文。ついでにビールも。
どんなものが出るかと思ったら、そぼろの乗ったお好み焼き。ちょっと新鮮でしたが真っ当に美味でありました。

おいしい料理に一杯ひっかけて上機嫌となったら、旧笠井邸同様に雛飾りをしている旧宅をめぐりつつ保存地区の裏山にあたる西方寺へ。
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赴きある路地から山門をくぐり、特徴的な楼閣へ。アニメの中でも度々出てきた普明閣なる建物だそうです。
清水の舞台を模して作られたというこの建物は街を見下ろす高台にあり、景色も上々。
景色では水軍の山城には一歩譲りますが、保存地区の街並みがよく見えて落ち着いた雰囲気が好みでした。

この後もさらに大通りの突き当りの祠、一般公開された旧宅、資料館などを巡回。
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保存地区自体は決して広くはないのですが、綺麗な街並みと控えめな人出が落ち着いた雰囲気を醸し出し、ついつい歩みがのんびりしがち。
いつのまにやら顔を出した昼下がりの青空の下、路地裏のかかえ地蔵の前のベンチで梅を眺めながら一休みしていたら、通りかかった地元の方に話しかけられたりと緩い時間の流れを感じました。
時間はたっぷり丸一日取っていたので駄々余りするかと思っていたら、いつのまにか意外と丁度いいペースです。
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先程とは別の酒造で地酒の物色をしたり、保存地区から少し外れた場所にある写真屋さんを見に行ったり。
しまいにはお洒落なカフェでコーヒーブレイクまでしちゃう優雅ぶり。
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締めに酒造内の蕎麦屋で、地酒と蕎麦を食べたらちょうどいい具合に夕暮れ時です。
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折角なので再び西方寺の高台に登って黄昏時の町並みを鑑賞。
山陰に陽が沈むのを見届けてから、竹原の町を撤退です。
本当ならば1泊したいところなのですが、不覚にも宿を取ることが出来なかった次第。次こそはちゃんと宿を確保し、瀬戸内の島々まで巡りたいものです。

そんな訳で、竹原の町は思った以上に狭いものでしたが、期待以上に濃い空間。
他の観光地にはあまりない落ち着いた空気が流れ、気付けば殆どの時間を町並み保存地区の中で過ごしていました。
いつものあっちもこっちもと巡る旅行とは一味違った、限られた領域を徹底的に見てまわる楽しみ方。
次は更にゆっくり巡って、出来れば港からフェリーにも乗ってみたいと思う1日でありました。


撤退中、何故か地場のスーパーに寄り道してから、竹原駅より呉線に乗車。
この晩は予約した三原の宿にて、この日買った地酒を二人で頂きつつ翌日を待つこととなりました。

二日目の尾道→

自主的春休み旅行・二日目の尾道

←初日の竹原三日目の金沢→

初日の夜は三原の宿にてヘクマティアルさんと一泊。
普通の旅行で誰かと相部屋に寝たのは、もしかしたら初めての経験かもしれません。

そんなドキドキの夜から一夜明けた18日の日曜日は、ちょっと残念な雨模様。
それでも朝方に三原駅で元下宿生とも合流し、3人で山陽本線を東へ進み坂と映画の街、尾道に降り立ちました。

この日も例によって駅前に荷物を預けたら、観光案内所で地図をもらって出発進行。
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まずは駅前から続くアーケード街を町の中心部へ向かって歩きます。
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道中、偶然立ち寄った商工会議所で議場を見学させてもらえたり、町の雰囲気を論評したりしながらふわりふわり。
アーケードの終点から左に曲がり、寺院群のある山側へ進路変更。
線路をくぐると急に道が狭くなり、坂が多くなることに面食らったりしながら進みます。
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それにしてもこの町は素敵な路地の多い絵になる場所ばかり。話には聞いていましたが、ちょっと歩いただけで実感するとは本当に驚きです。
つい無闇矢鱈にシャッターを押してしまいたくなる魅力があります。よく映像作品の舞台となるのもわかる気がしました。
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そんな町の要素の一つ、数ある寺社の一つ西国寺から街巡りをスタートです。
坂の町の斜面沿いに複雑に入り組んだ階段や通路を辿り、観光ポイントを目指して行ったり来たり。
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古い映画の舞台となった洋館を見物したり、急な坂の等高線沿いに続く見晴らしのいい道に感嘆したり。
当然、アニメ”かみちゅ!”に出てくる神社のモデルとなった御袖八幡宮にも参拝です。
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境内にはちゃっかり、痛絵馬と巡礼ノートのコーナーも発生済み。
2005年と決して新しくない作品なのでまだ残っているとは期待していなかったのですが、程々な感じに根付いている有り様は、細く長く愛されている印象を受けて気分がいいです。
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当然のごとく、巡礼ノートには一筆コメント。こういうのに記入するのも巡礼旅の楽しみだと思ってます。

御袖八幡宮から参道を下ったら、一旦海沿いの道へ戻り観光案内で教わったラーメン屋さんにて尾道ラーメンの昼食。
600円で結構なボリューム、しかもおいしい良いラーメン屋さん。観光案内様様です。
お昼時にはほんの一足早めに入ったのが幸運だったらしく、お店を出る頃には行列ができておりました。

昼食が済んだら来た道を戻ってお次は艮神社に参拝。
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この神社、拝殿がかみちゅ!の境内の方のモデルになったとかの神社なのですが、注目すべきはそんなことより頭上の方。
罰当たりの定義から問い直したくなる程度に神をも恐れぬ頭の高さぶり。
境内の真上をロープウェイが横切っています。
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そもそも街中にロープウェイが通っているだけでも驚きなのに、麓側の駅すぐ下が神社という配置。
ご神体の上は一応、避けて通っているようですが、十分に驚くべきほどに容赦ない構造。
当然、乗るのですが見事に神社を見下ろしていました。

ちなみにそんなロープウェイで登った先にあるのは、千光寺公園の展望台。
見下ろす尾道と対岸の向島の街並み、その間の尾道水道と「尾道の光景」としてはテレビや写真で見覚えるあるアレです。
ちなみに町の裏山に当たりそうな小高い丘の頂上です。
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当然ながら徒歩で登る道もあるわけで、そちらの方はちょっとした散歩道のような雰囲気。
丘の中腹にある公園の名前の由来ともなった千光寺を経由して頂上までつながっています。
今回は先に登ってしまったので、下山の方はその道の方を活用。
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さすがに公園内だし大丈夫だろうとノリで軽い調子で降りていくと、案外に整備されたハイキングロード。
「文学のこみち」などと小洒落た名前がついているだけあって、ちゃんと歩きやすい道でした。
最近の流れから、公園内の道と言えどもなんかアレなんじゃないかと内心身構えていた方としては見事、拍子抜けです。
ちなみにこの散歩道はそのまま境内が通路。通過ついでに境内を見学すると崖から突き出た鐘撞堂と清水寺似の本堂が印象的でありました。
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そういえば、前日も似た様な清水寺似の構造物を見た気もしますが……気にしない方向で。
ここからさらに下って艮神社の方へ。
散歩道は途中から坂の町の路地に変わり、再び趣きのある迷路のような雰囲気に。
途中、一般公開されている空き家があったので、中を見に入ることに。
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敷地の中は存外に広くて平ら。もう少し屋内も段差だらけなのかと思っていましたがそうでもないようです。
NPOか何かが管理しているようで、空き家の中では尾道を舞台にした映画の資料なんかの展示もありました。
永住したいかと問われるとチョットきつい坂道ですが、少しくらいの期間ならこういう隠れ家みたいなところに滞在してみたいです。

そんなこんなで下まで降りてきたら、またしても斜面の中頃まで逆戻りし、今度は志賀直哉の旧宅を見学。
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受付の方が熱心に志賀直哉の作品や、この辺りのことについて解説してくれました。
”暗夜行路”に出てくる家のモデルになったとかなんとかで、彼の住んだ100年前はこの周辺はまだ段々畑ばかりだったとか、対岸に見える石切り場は作品が書かれた時代からすこしずつ移動しているとか、でも基本的な景色は変わってないとか。
残念ながら私は読んだことがなかったので今ひとつピンと来ませんでしたが……紹介された暗夜行路の一節と今の光景を対比すると、確かに文章のままの光景と感じました。
後半から何故か、他の観光客が案内の方に紹介した尾道を舞台にしたマンガの話にシフトしてましたが、それはそれで興味深いところ。
ついでなので、かみちゅ!でも紹介しようかと思いましたが、切りだすタイミングがなかったので自重しておきました。

ついでなので近所にある文学記念館も経由して、次に向かったのは尾道渡船乗り場の方向。
岸壁で忙しなく行ったりきたりする渡船を眺めて一服。
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一息ついてから向島に渡航しました。
渡船で向島もこれで2回目、前回はしまなみ海道を走るためにぶち抜いて行きましたが、今回は渡ることだけが目的。
このまま、特に目的地も無いので住宅街を抜けて福本渡船の渡し場までふらふらと歩いて廻るだけ。
ちょっとくらい見るべきところがあるかとも思いましたが、驚くべきほどに住宅街。
時が止まったかのような静かな雰囲気に、ちょっと公園で遊んでスーパー見物したくらいで、すぐに渡船乗り場に到着してしまいました。
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そんな訳で気付けばいつの間にか日も傾いて街明かりが灯り始めた尾道を眺めながら、本州へ帰還。
余談ながら対岸からよく目立つ尾道駅の裏手の天守閣は実在のものではなく、民間が建てたものなのだとか。
廃墟巡りのサイトで見つけた情報なので、実際にどうなのか知りませんが、地図にない施設を確かめに行くのは一人旅の時だけで十分です。
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着岸後は、おみやげを物色したら居酒屋で軽くビールを飲みながら時間調節。
頃合いを見計らって夜行バスで帰るというヘク猫さんと別れたら、私と下宿生は新幹線で大阪へ。

大阪駅で長野人と元寮生、大学の後輩と合流したら夕飯にお好み焼きを食べて、元下宿生の住まいで一泊いたしました。


←初日の竹原三日目の金沢→

自主的春休み旅行・3,4日目の金沢編

←2日目の尾道

大阪の夜は各自が持ち寄ったお酒でいい時間まで飲み明かし、若干二日酔い気味で迎えた旅行3日目。
奇跡的に朝はちゃんと起きれたので、どうにか朝一番のサンダーバードに乗り込み旅行開始です。
三日目にしてようやく天気も良くなり、青空のもとの列車行はやっぱり高まりますね。
もっとも寝不足には勝てず、近江八幡を過ぎた辺りから見事に寝落ちして車窓を眺めてなかったのは仕様です。
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寝不足には勝てませんでしたが、乗り過ごしにはどうにか負けず、無事に加賀百万石の城下町、金沢で下車。
先に来ていた同行予定者とも合流して、ここからバスを乗り継いで最初に向かったのは”Angel Beats!”に出てくる校舎のモデルとなった金沢大学です。
大学行きのバスに揺られて小一時間。地図見てすぐに遠いと思っていましたが、本当に町外れのキャンパス。
うちの学校も真っ青の隔離ぶり。しかも、遠く山並みに見えていたはずの残雪が直ぐ目の前という好環境……。
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ただその分、比較的新しいのかキャンパスはデザインも統一されていて綺麗でおしゃれ。
柵はおろか守衛所すらも無い開放感と相まって、かなり洗練された雰囲気でありました。
ちなみに作中にてガルデモがライブをした大階段も自然科学系本館の入ってすぐのところで発見です。

折角なので食堂で昼食。私は久々の学生生協の味を堪能ですが、友人連中は麻婆豆腐と肉うどん安定。
天使ちゃんの好きな麻婆豆腐、最初学食のメニューにはなかった時点で私は諦めたのですが、諦めなかった誰かが売店の弁当から発見した次第。
人間、最後まで諦めないのって大事なんですね……奇跡ですね。
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あとは作中に度々出てきた校舎間を結ぶ橋も確認。
ついでなので大学会館や運動場で遊びまわってから、帰りのバスに乗車です。

戻りは駅まで行かずに兼六園近くのバス停で下車。
同行者の間での知名度はイマイチでしたが、ここまで来て日本三大名園をスルーするのは有り得ない話です。
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折角の好天ですしと言い張り庭園散策。
広々とした庭園を適当に巡ったり、園内の茶屋であんころなる餡団子を食べながら一服して、冬の備えを解く庭師の仕事を眺めたり。
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手入れの行き届いた広大な庭を満喫して、なかなかに優雅な時間でした。
最初はアレだった同行者達も最後はそれなりに楽しんでくれたようなので一安心です。

一安心ついでに、隣接する神社にも参拝。残念ながら巫女さんはいませんでしたが……。
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由緒書きは特に目につかなかったのですが、お城に隣接する神社なのできっとその関連なのでしょう。

一度、バスで駅に戻ってお土産の物色と荷物の回収を済ませたら、今度は別方面のバスに乗り込み温泉街の方向へ。
終点まで40分ほどバスに揺られる間に外は夕暮れになり、着いた頃には薄暗い様子。
そんな訳で到着したのはバスの終点、湯涌温泉です。
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”花咲くいろは”の舞台、湯乃鷺温泉のモデルとなった場所。
10月のぼんぼり祭りを始め、積極的に様々なコラボをしていることで、その界隈には名の知れた温泉です。
本来的には金沢の奥座敷として割と高級な温泉街。綺麗に整備された道路に全体的に料金の高めな宿が並びます。
今回、泊まることとなった宿も素泊まりで普段の2,3泊分はする額のハイソなお宿。
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高級そうなロビーに広々としたお部屋、立派な露天風呂に丁寧な対応と少し度肝を抜かれた感。
初めて実物を見る温泉卓球も体験して、温泉宿を満喫です。
そしてもちろん、お約束の夜の温泉街探検も実施。花いろ中に出てきたというぼんぼり祭りの舞台の神社にも深夜の参拝。
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当然といえば当然ですが、アレな願い事を書いた木板もいっぱいです。
実は花咲くいろはは前半しか見てないので、ぼんぼり祭りと言われても全然わからないのですが、そんなの些事ですよね。
この日の晩は部屋にて駅で買った金沢の地酒を傾けながら、3時過ぎまで懇々と飲み会。
静かな宿でゆっくりと夜が更けていきました。

しこたま飲みながらも翌朝は頑張ってちょっと早起き。
まだ寝てる友人連中を放っておいて、朝方の温泉街もまたいい雰囲気と散策です。
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温泉街の最奥にある湖や、湖畔の氷室。
ちなみに氷室は冷涼な北陸の山際の気候を用いて、冷凍庫のない時代に夏の祭祀に用いる氷が保存されていたのだとか。
知識としては知っていましたが氷室の実物なんて初めてです。次は氷を確かめに夏に来てみたいところです。

その他には街の入口付近のポスターで見覚えのある風景やら、一瞬騙されかけた本物そっくりのコラボバス停やら。
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動き始める町をうろつきながら、商店でお土産用のお菓子と花いろグッズを購入したら、宿に戻り友人たちを叩き起して、一足先に離脱です。

名残惜しい温泉街から市街地へ向かうバスに揺られて、再び兼六園近くのバス停にて下車。
ここから徒歩で前日にやり残した市街観光の続きです。
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兼六園裏手の金澤神社なる神社を参拝して巫女分を補給。
ついでに結婚式をしていたので、いいものが見れました。
城の鎮守として勧進されたという小さな社ですが、神社の要素は揃っている良い神社でした。

次に石川県立歴史博物館。旧軍の兵器庫だったというレンガ造りの重厚で格好いい建物です。
旧軍の施設がそのままの外観で残っているのは結構、貴重なんだそうです。
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ちなみに内部は撮影禁止でしたが、外観に相違して現代的な作り。
3棟ある兵器庫をフルに使った盛りだくさんの展示は、油断するとココだけで半日使ってしまいそうな充実ぶりでした。

最後に藩祖前田利家を祀った尾山神社を参拝。
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期待していた巫女さんはいませんでしたが、神社としては意外性満点のモダンな門を見ることが出来たので概ね満足。
写真からはわかりづらいですが、上の方にはステンドグラスまで飾りつけてあるロマンの洋風建築。
しめ縄がしてある様が何ともシュールで、意外と推せる光景でした。


斯様な次第で駅に戻ったら、名古屋行きの特急しらさぎに乗って米原から新幹線を使って帰路へ。
友人連中もそれぞれ実家に帰ったり、バスや鈍行でそれぞれ横浜へ戻ったりと三々五々に撤収です。

瀬戸内から北陸まで、たった4日間ですが飛行機とバスと船と電車をフル活用した旅はこれにて終了。
友人たちと宿で酒を飲み明かしたり、特急を積極的に活用したりと、何気に新要素も取り込んだ本当に楽しい旅行でありました。
出来ることなら、このまま余韻に浸りながら数日マッタリ過ごしたかったそうは行かなかったのは悲しい社壊人の宿命。
次はいつ出来ることかと思うと、終わるのが本当に寂しいですが、働かなきゃ旅費がないのも現実です……。
まして限られた時間でしっかり遊ぼうとすると、特急は不可欠なところ。
速達性はありがたいのですが、青森旅行に続いてまたしても今一つ物足りなさを感じるのも事実です。

なので、次にどこか行くときは鈍行に乗って丸一日くらい移動に費やしたいところですね!
そんな暇があるのかは問題ですが……。

なお、今回のおみやげはこんな次第。
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主にお酒とかジュースとかメインで割と結構重いです。
あとは竹原のお好み焼き屋さんで買ったたまゆら関連のストラップ。首がもげそうなので記念品として保管確定の一品です。


←2日目の尾道

出費のうえでめぐる

あいもあいも変わらず天候の今一つな3月上旬。
過酷な二日酔い出勤を乗り越えた先に待っていたのは、またしても飲み会続きの週末です。


それなりに頑張って働きつつ、時間だけは早々に切り上げた金曜日。
なかなか強めの雨が降る中、行きがけに秋葉原に寄って買い物を幾つかしたら、この日はそのまま埼玉大学近くに住む友人"番長"邸へ。
私が着いた頃には友人Kが既に来ており、若干遊び始めてる様子。
一息入れて飲み会前の夕餉と買い出しを済ませたら、この日は番長の卒業祝い(?)も兼ねたアニメ鑑賞会です。
友人Kの持っているけいおん!!やISのOVAを鑑賞しながらお酒。
ISのアニメは本当に久しぶりに見ましたが、やっぱりキャラ可愛いですね。良くも悪くも全力でキャラの可愛さを楽しむそれだけのアニメ。
セシリアちゃんの一挙手一投足を見てるだけで、ホントに面白いですね。あと、後半の箒巫女もなかなか……。

その後はけいおんライブのBDに移行したのですが、私は一足先に寝落ちしてしまったようで、起きたらあれよの正午前。
のそのそと遅めの起動から3人で向かったのは、去年の夏祭り以来の鷲宮。
ちょっと……かなり遅めの初詣ということで、珍しく普通の日に鷲宮神社へ参拝してきました。
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往時の騒がしさはありませんが、神社としてはこれが本来の雰囲気。
神楽殿では何やらお神楽の練習をしている方々がいたり、社務所も稼動していたりと、何もなくともなかなか大きな神社の風格です。
ちなみに駐車場の痛車や痛絵馬も割と健在。
今回も最新アニメやネタの仕込まれた面白い絵馬を幾つか見ることが出来ました。


鷲宮神社を一頻り巡ったら進路を神奈川に向け、実家にタッチ&ゴー。そのまま今度は横浜に向かいました。
考えてみれば1月以来かもしれない長野の人の家での飲み会です。
もともとは卒業生を煽るつもりだったのですが、ちょっとした連絡ミスのせいか主役も無いのでとりあえず飲む感じに。
特に目的も見えない感じですが、飲み会に名目なんて入りませんよね。
学校の友人も交えて”フタコイ オルタナティブ”の1~5話やニュースなんか見ながらだらだらと鍋とお酒。
熱燗作る機械があると、手軽に飲めていいものですね。安酒でも結構美味しいです。

そんなこんなでこの日も寝落ちして起床したらもう日曜日です。
友人宅の扉を開けて外を見たら、なんと数週間ぶりの休日の青空。
雲の合間に見えるちょっと彩度の低い空を眺めながら帰宅したら、午後から野暮用のために地元を自転車巡航です。
このところは会社と寮の移動か、休日も夜の移動がメインだったので、久しぶりにふとした身近な季節感を感じた気分。
鳥の鳴き声や誰かの庭の梅の花などなど。最近は休日を全力で楽しもうと、飲み会とお出かけ尽くしで生き急いでる感が出ていますが、また余裕を持って原点回帰。身近な季節探しもしたいところであります。


ところで余談ながら、この金曜のアキバで買ったのは初めてのアニメBD。
社壊人になったらやろうやろうと思っていたBDの全巻購入。俗に言うBDマラソンに初挑戦です。
ちなみに買ったのはモーレツ宇宙海賊。
放送前はただのネタアニメかと思っていたら、1話目の地味さ加減と硬派さが意外と懐かしく好印象。
そして気付けば毎週、次の話が楽しみとなり、いつのまにやら今期一番の推しアニメです。
このアニメなら最終回を確認するまでもなく賭けてみても良いかなと思えたので、挑戦と相成った次第。
全巻購入特典目指して、これから毎月の出費が安定です。


そしてもう一つ余談。
BDの購入ついでにあまんちゅ!のポスターに釣られてコミックブレイドも購入。
言ってしまえば本体がポスターですが、折角なので分厚い本の方もチェック。
おなじみの"あまんちゅ!"や"スケッチブック"のほかはよく知らない作品ばかりなのですが、その中にあって非常に惹かれたのが倉橋ユウスの"ほしのうえをめぐる"という作品。
既に既刊が出ているとのことだったので、そのまま横浜行くついでに買ってしまいました。

結論から言うと買ってみて大正解。
内容は近未来の建設途中の軌道エレベーターがある街を舞台にした短篇連作。
登場人物をすこしずつ変えながら、素朴で淡く少しSFがかったラブコメが描かれており、マンガと言うよりも「あるひ爆弾が落ちてきて」の様なよく出来たSFラノベを読んでいるような気分になりました。
現実とは違う要素を組み込んだ上での日常というモチーフが好きな私としてはまさにツボに入った作品。
絵も女の子が可愛いですし、SF面でもあまり深く掘り下げてないせいか不自然な部分が無く、落ち着いて読める文句なしの作品でした。
ただモチーフがモチーフだけにネタ切れによるグダグダが怖かったのですが、どうやら最初から10話完結前提の作品なようで、その心配もなさそうな感じ。
10話出終わってしまうのはちょっと勿体無い内容ですが、今から後半の刊行が楽しみです。

平日乱舞の飲み会

春はようようナントヤラと、朝の寒さも先月までの底冷えと比べれば幾分和らいできた今日この頃。
引き換えに透き通った青空を見てない気もしますが、そろそろ花も綺麗な季節。
一眼レフを買って以来、初めて訪れる景色に彩りが添えられる季節。ドコか撮影に行くのが今から楽しみです。


そして斯様な楽しみはとんと縁遠いはずの週の真ん中のド平日であった3/7水曜日。
しかしながら、この日は仕事を途中で投げ出してまで早めに会社を切り上げ、さっそうとバスに乗り込み横浜へ。
最速経路で横浜駅に到着したら、学校の友人に連絡を取り指定された居酒屋へ向かいました。

居酒屋でやることといったら、勿論飲み会。
この日は私がいたサークル(?)に新規加入したという社会人さんとの顔合わせです。
平日休みな仕事らしく学生の春休みともぶつけて、この日取りになったのだとか……。
道理で言えば、社畜はスルー安定なのですが、好奇心と意地が先に立ってちょっと都合に無理言わせてきてしまった次第です。

20時ちょっと前の到着から、社会人さんとの軽い挨拶のまま、流れはいつもの飲み会へ。
ビールにハイボールに日本酒と盛大に色々と飲み散らかし、挙句は二次会と称してもう一件。
非常に盛り上がってしまい、ほろ酔いを通り越してすっかり泥酔。
気付けば埼玉へ戻る最終列車の時間が過ぎている始末です。

仕方ないので実家に帰ろうとしたところ、これまた終電に乗ったまま気付けば終点まで乗り過ごしの失態です。
この頃には眠気も混ざってどうやって駅でタクシーを捕まえてたのかも記憶に定かで無いまま、どうにか実家に戻って倒れこむように就寝となりました。

そして、一夜明けた木曜日といえば普通に平日、会社はあります。
こんなことで半休も癪だったので朝は5時過ぎに起きてまだ暗いうちから電車に乗り込み、眠気と二日酔いに苛まれながらも出社と相成りました。
案の定、そんな有様では普段通りの仕事が出来るわけもなく……給料泥棒の4文字を頭に浮かべながら退社時間を待つ有様でした。


と、こんなクズ生活ながらやってみて気付いたこともいくつか。
一つは実家からでも会社に間に合うということ。生活には出来ませんが、緊急避難には十分なようです。
もう一つは、そんな早朝でも列車には上客がたくさんいること。世の社壊人はなんて早起きなのでしょう。
そして最後に、二日酔いで体動かすのは辛い。久しぶりなので、すっかり忘れてました。

仲間内の卒業式の話

1月が行き、2月が逃げてもはや3月。
春の訪れを告げるかのような強風と荒天に見舞われた3月序盤のこと。

幸いにして曇天で踏みとどまった土曜日は、そろそろ毎月恒例化してきた静岡行き。
今回は近く廃車になるということで、数年ぶりに特急あさぎり号の371系に乗って行くことにしました。
子供の頃は親父に連れられて時々乗ったものですが、いつの頃からか節約のためにと鈍行ルートばかりに。
最後に乗ったのは高校の頃だったかもしれません。

車内は廃止を聞きつけてのことか、昔のイメージに比べて混んでる様子。
沿線の要所にもカメラを構えた鉄道ファンが居て、何か記憶の中のあさぎりとは少し違った雰囲気。
なかなか普段、そういうことをやらないだけに廃車間際という非日常の様な空気が新鮮でありました。
そんな371系の特急車両らしいふわふわの座席に揺られて、御殿場線の車窓を眺めているうちに沼津まで至る快適な列車。
景色もよく乗り換えも少ない良い列車だったのですが、いかんせん割高だったのが惜しいところ。
廃車ついでに沼津~御殿場間の運用も廃止になるとかで、ますます利用の機会が減りそうですが、新車になったらもう一度、乗っておきたいところです。


そんなこんなで静岡でまたしてもお酒を堪能し、帰宅した日曜日。
この日は午後も早々に秋葉原に移動です。

私がのんびりと重役出勤した頃には、すでに学校の知人友人はあらかた集合済み。
この日は私の居たイベンター繋がりの集まりの「卒業式」。
今年、大学を出る方々を祝すんだか煽るんだかわからない感じで騒ぐ会です。

去年は送り出される側でしたが、今年は卒業生の顔して眺める側。
国家で打って、ムチャぶりの送辞答辞を煽って、卒業生と在校生のヲタ芸を眺めて、ネタと逸話に富んだ祝電と卒業証書に笑って……。
残りはひたすら曲を流して騒いでる流れでした。
前回よりも規模が大きくなったせいか、今回の会場は学校ではなく秋葉原のカラオケ店の1室でしたが、ノリは相変わらずと言ったところ。
このところの彼らの催すイベントは老害勢曰く”お洒落DJ”的なもの続きでしたが、今回は完全な身内ノリなために深いことは考えてない感があって、ちょっとホッとするものでありました。

その後は二次会の宴会に参加しての解散の流れ。
先週に引き続き、学校の仲間と集まって懐古したくなるような楽しいひと時でありました。


そして、また今年も4月になれば新しい社畜の誕生です。
その頃の私は上から目線で煽る立場に回れるのか、そんなこと言ってる余裕もないのか……もうすぐな様で未だ当分あるようで、予測がつきません。
最近は「早く帰りたい」と念じているうちに1日が終わってしまうようで、日々が本当に一瞬過ぎて恐ろしいものです。

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