月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


お伊豆と雪山の話

気付けば2月。記録的な寒波に見舞われ、外へ出る足も竦んでしまう今日この頃。
首都圏でも今年2度目の雪が降り、北陸では記録的な豪雪になったとか。

そろそろ寒いところを彷徨くのも飽きてきたので、この週末は温泉で温まろうと画策してみました。
向かったのは近場の未乗車区間たる伊豆箱根鉄道の修善寺方面です。


東海道本線を下りに揺られて、最初に降り立ったのは伊豆箱根鉄道駿豆線の始発駅、三島……ではなく、伊豆半島から西へ少し行き過ぎた沼津駅。
駅で大学の友人“元下宿生”と合流したら、駅から海沿いに南下するバスに乗りこみます。

海辺をのんびり走るバスで30分ほど。降り立ったのは、あわしまマリンパークの最寄りのバス停。
こんもりと綺麗な形をした目前の島へ、不穏なデザインの渡し船で向かえば、目的地に到着です。
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あわしまマリンパークは駿河湾上の小島、淡島全体を観光地として整備した珍しい形態のテーマパークです。
水族館やカエル館が目玉の施設ですが、他にも海軍遺構や神社にホテルと盛り沢山な色々があるそうです。
「ラブライブ! サンシャイン」の舞台になったとかで、随分とコラボしていたりファンらしき人が見受けられたりしましたが、私はラブライブ! 自体を見ていないので何とも…………。

メインの水族館は地形の制約や歴史の古さもあってか、展示は比較的控えめな規模感です。
しかしながら、水族館のアレコレにも言及した手書きの解説や、タカアシガニやヌタウナギに触れるふれあいコーナーは、大規模な水族館では却ってお目にかかれない奇抜な内容で興味深いです。
またイルカのプールもこれまた湾の一部を網で仕切っただけの随分と開放的な構造。
折角なのでイルカショーも見物しましたが、アットホームなノリであっさり始まりあっさり終わる不思議な面白さがありました。
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ところで、このマリンパーク。オリジナルのキャラクターもいるのですが、これが何を思ったか“雌雄同体”なのだとか。
ウミウシの擬人化だからだそうですが……そう言われて見ると、どちらにも見える絶妙なラインのキャラデザなのが、何とも小憎い可愛らしさです。

閑話休題。
水族館のあとはその裏手。淡島の頂上へ向かう階段を登って淡嶋神社に参拝です。
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祭神は弁財天。由緒書を確認し損ねてしまったのですが、海に縁のある神様ですから湾内の小島に祀られても何も不思議ではないでしょう。
時期によっては参拝客で賑わうそうですが、今回は人気の殆ど無い静かな雰囲気。社の裏手から富士山が良く見えるとのことでしたが、残念なことに立入禁止となっていたので見ることは叶いませんでした。

淡島神社から下山したら、島の最後にカエル館も見学。名前の通り多種多様なカエルが展示されています。
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展示とは言え、飼育のために土もあれば草も岩場もある環境。数ある水槽の中には擬態上手なカエルが姿を隠してしまい、容易に姿を確認できない水槽も1つや2つではありません。
ほとんどの時間をカエル探しに費やし、葉っぱの裏や木の陰にどうにか見つけ出すこともあれば、真正面に堂々としているのを何故か見落としてしまうことまで。
最後まで見つけられなかった水槽も幾つかありましたが、自然の生み出した隠れ上手の見事さを体感し、かなり楽しむことができました。
散々擬態に悩まされたあとですと、最後に見るアルビノのカエルの存在感もまた格別。自然界では長生きできない理由も納得してしまいます。

淡島から本土に戻ったら、今度はタクシーに乗って10分ほどの移動。一山越えた伊豆長岡にて一泊です。
素泊まりの温泉宿と、珍しいビールを多数揃えたオシャレ飲み屋で夜を過ごして日曜を迎えました。


日曜日は昼前に友人たちと合流する予定ですが、朝は10時前に宿をチェックアウトして少し寄り道から。
伊豆の国パノラマパークのロープウェイに乗って、朝の絶景を見物しましょう。
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ロープウェイで登るのは標高452mの伊豆葛城山。数字で言えばさほど高くはないのですが、海まで遮る山がほとんど無いので眺望は抜群です。
山頂では朝から怠惰なビールを決め込みつつ、その大パノラマを鑑賞します。
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駿河湾から富士山、丹那一帯の山並みまでを望むことができました。

葛城山からはロープウェイと徒歩で伊豆長岡駅ヘ向かい、伊豆箱根鉄道駿豆線で終点の修善寺駅へ。
ここで大学の友人をさらに2人追加して、だるま山高原レストハウスへ向かうバスに乗車です。
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予定通りのバス停に着いたら、レストハウスで軽く昼食をとってから今回の一番の目的、金冠山へのハイキングに出発です。

だるま山高原レストハウスから金冠山へのハイキングコースは、尾根沿いの防火帯を歩く比較的平坦な初心者向きのコース。富士山のよく見える頂上目指して、歩きやすい道を1時間と少しで往復する中高年にも人気なお手軽コース……のはずでした。
が、踏み込んで早々のこの雪景色です!
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温暖な伊豆だから大丈夫だろうと油断していましたが、先日の積雪は侮りがたいものがあったようです。
木のない防火帯だけが白い帯と化してますが、森の中も当然真っ白です。
幸いにして深い雪という訳ではなく、先人の踏みしめた跡もあるので危険な状況ではなかったですが……低山と言えど冬山に油断は禁物ですね。
予期せぬ雪中行軍の練習となってしまいましたが、これもいい経験。青空と白い雪の対比が美しい光景です。
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なんだかんだと言いつつも、若さに任せて標準的なコースタイムで頂上に至れば、そこから見えるのは圧巻のパノラマです。
南東に連なる伊豆の山並から、西の戸田漁港、北西の富士山やその向こうの南アルプスまで見渡せます。
猛烈に風が強く、落ち着いて写真も取れなかったことだけが残念なところ。
景色は良くとも、遮るもののない頂上の暴風を受けて、立っているのもやっとの状態に陥ってしまったのでは、早々に下山するより他になしです。
帰路は流石に雪中行軍を避けて、並行する一般道を経由してレストハウスに戻り、バスにて修善寺温泉へと下りました。

修善寺温泉では温泉街の日枝神社にて御朱印を頂戴してから、日帰り湯にて一服します。
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冷え切った体が温まり、山中では無自覚だった疲れが出てくるような心地よい疲労感を満喫してから、近くの飲み屋さんで旅の締めと致しました。


もちろん、「帰るまでが遠足」との標語もあるくらい帰路も大切な行程。
二次会を三島から東海道本線のグリーン車で開催し、飲んだくれるままに東京で乗り継いで帰ります。
帰り着いたときには、とうの昔に日付が変わっていたのも仕方のないことでしょう。翌日ちゃんと出勤しただけでも御の字です。

茅ヶ崎野営

週明けに関東を見舞った大雪以来、寒波が居座って凍てつくような日々を送る羽目になった1月の4週目。
社内試験のノイローゼになりそうな運用に心身を削られながらも、どうにか生き残ってやり過ごし……この週末は満を持しての今冬2回目となる冬キャンプを実施しました。


行ってきたのは茅ヶ崎市にある柳島キャンプ場。海辺の松林にある町場のキャンプ場です。
実家の近くで高校の友人“総統代行”とフォロワーの朔氏と合流し、荷物を整えたら圏央道を南下してすぐ。
早々に荷物を降ろしたら、買い出しも済ませて昼過ぎからまったりと野営が始まります。
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今回も何故か1人1火種活動が捗ります。1人、七輪を投入する猛者がいたのはご愛嬌でしょうか。
嵩張りますし、着火までの手間も大概なのですが、一旦安定してしまえばその炭火による火力の安定感は焚き火の比ではありません。
図らずも文明の利器の偉大さを思い知る気分でしょうか。

ビールと焼肉に始まって、ゆるキャンを見習った坦々餃子鍋と日本酒の組み合わせへ。
さらにはオイルサーディンを炭火で炙って、醤油とニンニクでいただいて22時の消灯時間まで淡々と杯を傾けて夜を過ごします。
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余録として、当然いつもの高温活動も行います。周囲に転がる松の枯れ枝を使えば、面白いほど簡単に燃え上がって昇温も捗ってしまいます。
スチール缶と組み合わせた簡易的な炉を拵えれば、念願のガラスの軟化点までもあっさりと到達してしまいました。
未だかつてない程の温度に容易に到達してしまいますから、松の燃えやすさには驚くばかりでしょうか。「松明」として用いられるだけのことはあるんですね、今後も活用していきたいところです。

スローペースなお酒のせいか、量を飲んだ割には悪影響も少ないままに就寝して、翌朝はキャンプ場の裏の海岸から日の出を眺めて朝を迎えます。
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南東の空から昇る朝日は洋上ではなく三浦半島か房総半島の上から姿を表します。
驚いたのは遥か東方に聳えるはずの筑波山のシルエットまで確認できることこんなに遠くまで見通せるとは思いもよらないことです。(※2/8:方角を調べ直したら房総半島の山らしいです。見た目がそっくりで驚くばかりです……。)
加えて、房総半島の南端部は水平線上に浮かび上がって、いわゆる蜃気楼というべき状態に。蜃気楼なんて話には聞いていても、本物を拝むのは初めての経験です。
いいものを観てしまいました。たまには早起きもするものです。

蜃気楼と朝日を眺めた後は、夜明けを過ぎても下がり続ける気温に難儀しながら朝食を摂って、チェックアウトの時間となります。

帰りがけに近くに鎮座する鶴嶺八幡宮に参拝です。
源氏が関東地方に進出した当初に勧請したと伝わる由緒正しき八幡宮です。
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境内はそこかしこにラミネートされたお守りやおみくじの案内が掲示された、少し俗っぽい町の小さな社と行った風情。
しかしながら、旧東海道から境内まで約1kmほどの距離を真っ直ぐに伸びる参道と、一部で保存された松並木に、その歴史の深さと過去の隆盛ぶりを偲ばせる凄みがありました。
ちゃんと御朱印も頂戴して、無事に帰路へ。


今回の冬キャンプ、火勢をつけすぎて備品のいくつかに穴を開けてしまったのだけが痛恨事でしょうか。
そんな日もありますよね……。
今週は社内試験でナーバスさが続く日々。早く終わってほしいものですが、ままならない。

朝霧高原の緩い野営

年の瀬も押し迫って、気づけばクリスマスです。
もう一声で年末、2017年も数えるほどしか残ってないですね!
諸々のイベント事が重なってしまい、全く年末の準備が進んでないのですが、それもまた致し方ないことでしょう。

日曜日がクリスマスイブとなったこの週末。
去年に続いて冬キャンプをしたいとの話になり、折角ならばと来期にアニメをやる“ゆるキャン”に先手を打って聖地巡礼をすることになりました。
近年、アウトドアに関心の高い半月クラスタの面々を誘って、行ってきたのは朝霧高原の富士山YMCAグローバルエコヴィレッジというキャンプ場です。
去年もそう言えば朝霧高原でしたね。富士山が雄大な高原地帯、凍てつく空の下で凍えながら飲む紅茶が格別です。

親の車を拝借して、ヘク猫氏と朔氏をピックアップしたら246から東名を抜ける経路で富士宮へ。
去年のキャンプや先の富士登山でも利用した富士宮駅近くのイオンモールで買い出しをして、現地に到着。
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チェックインを済ませて設営場所を決定したら、後続のキャプたん氏、冴氏、あんこう氏とも順次合流の流れとなりました。

今回のキャンプ場は朝霧高原らしい広大な原っぱの、下草を刈り取ったような空間。
起伏が多いのが玉に傷ですが、特大の富士山がどこからでも見える開放感抜群の立地は、まさに冬キャンプに求められるシチュエーションと言っても過言ではないでしょう。

人数が揃ったら、日が暮れて寒くなる前に早々に宴の準備に取り掛かりましょう。
火を起こして、おやつを食べながらベーコンを厚切りに。ビールを飲みながら炭火で焼いて、その間にメインディッシュのすき焼きも準備します。
ベーコンもすき焼きもどちらも“ゆるキャン”準拠のメニュー。今回のこだわりです。
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美味しく焼けたベーコンに言葉を失いながらも作業を進めて、おいおいとすき焼きに移行です。
すき焼きが始まって、辺りが暗くなり始めれば、あとは持参の防寒具に任せて夜の屋外宴会が続くばかり。
鍋で熱燗したりワインも温めたり、ウィスキーが飛び出したり、直火で賞味期限切れのオイルサーディンを調理したり……焚き火があるのでワイルドになっていますが、本質的にはいつもどおりの宴会です。
途中でキャンプ場併設のお風呂に入ったりしつつも、寒さに音を上げて早い時間に終わるものかと思えば、0時少し前まで飲み明かしていた始末。
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ふとあたりを見渡せば、透き通った冬空に満天の星々が散らばり、町灯りが薄っすらと富士山の影を描く絶景を演出していたのも特筆に値する光景でしょう。
最高に楽しい気分のまま、テントでの夜を迎えました。

翌朝は幸か不幸か微妙な曇天。
富士山が雲に隠れてしまったのは残念ですが、放射冷却が抑えられ朝の冷え込みがマイルドだったのは幸運といえるかもしれません。
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キャンプでの朝食はカップ麺と相場が決まっていたのですが、今回は料理が得意なメンバーも居るので朝も優雅にカルボナ―あらなどを頂きます。
朝から外で食べる手の込んだ料理の味は格別です。

朝食後はお酒が抜け切らないテンションのまま悪ふざけをしつつ片付け工程へ。
宴のあとの車座は、なんとも言えず……汚いですね。撤収完了時にはちゃんと綺麗にしたので安心です。
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朔氏が見事なブリッジを披露したり、一人用テントを使った威嚇モーションがあったり、撤収用に乗り入れた車でガルパンごっこをしたりと、個々に挙げれば頭痛が痛くなりそうな有様でしたが、概ね楽しかったので良しとしましょう。

昼前にようやく撤収したら、続いてこれも“ゆるキャン”に登場したまかいの牧場へ、ジェラートと昼食を摂りに向かいます。
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作中では「“じゅ”かいの牧場」でしたが、建物も立地もほぼ同じです。
牧場内の同じお店で、適当にアイスを食べながら一息。特段に何をするでもないですが、キャンプの反省でも語りながら小一時間滞在してしまいました。


まかいの牧場を出たら、滋賀に帰るというあんこう氏と別れて、残りの面子は本栖湖から国道300号を経由し身延方面へ。
何でも作中に登場した美味しいまんじゅう屋さんがあるので行ってみたいのだとか。
経路的にも作中の時系列的にも脈絡のない、とんだ山越え寄り道ですが仕方ありません。
ここまで来たら面白いので一緒に行く以外の選択肢はありませんでした。
小一時間ほどヘアピンカーブを駆け抜けて身延駅前にいたり、商店街で目的のおまんじゅう屋さんへ。
作中と同じく試食にお茶まで付いてくるホスピタリティを味わって、感激しながらお土産用に購入します。
みんなで買ったらお店近くのベンチに移り、マンガを広げて「絵と一緒だ!!」とすっとぼけたことを言うのまでがお約束です。
ここでおやつを食べながら再び雑談タイムがはじまるのですが、時計を見れば既に15時を過ぎてしまった頃合い。
そうろそる帰路に就かないと、渋滞に巻き込まれて終電を逃す恐れが出てきてしまったので、泣く泣く撤収することになりました。

愛知へ向かうキャプたん氏と道中で別れ、東名に乗ってからSAで冴氏、朔氏ともお別れ。
最後にヘク猫氏を通りがかりの駅で降ろして実家に向かい、真冬のキャンプは終わりを迎えました。


これで今年の遠出の予定は全て終了。あとはコミケに行って、年の瀬を迎えるだけです。
残り数日の出勤日を、頑張って乗り切らないと行けないですね。

寺社と映画と焚き火の日

秋の満喫もままならぬうちに、急激な寒波が真冬並みの空気を連れてきたこの週末。
この季節には、秋の味覚を焼いたり、紅葉を狩ったり、御朱印集めに温泉――とやりたいことが盛り沢山のはずですが、圧倒的に休日の数が足りません。
少しでも楽しむため、優先順位をつけて寒波に抗ってでも実施したい所存です。


そういう次第で気合を入れたいのですが、寒波に冷たい雨も重なってしまい、遠出をするにはモチベーションの上がらない土曜日は、ぼつぼつと都内を巡って過ごします。

最初に向かったのは浜松町駅から内陸側に少し歩いた芝の増上寺界隈。
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芝大神宮と芝東照宮に参拝し、御朱印を頂戴します。
芝大神宮は大都会の真ん中に鎮座した都市的な境内ながら、その歴史は平安期に伊勢神宮の領地“御厨”に所在した社が起源と言われるほど、古い神社です。
かつては勅願の対象にもされた由緒と規模を誇る神社、お世辞にも広いとは言い難い境内ですが、神職さん、巫女さんもいらっしゃります。
御朱印を頂戴した際には、一緒に生姜の飴とお守りもいただくことができました。

芝東照宮の方は増上寺の境内社に端を発する東照宮の一社。日光、久能山の2大東照宮に次いで、上野の東照宮と並ぶ徳川家に近しい東照宮なのだとか。
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本当のところは難しい話でしょうが、都会の真中だけあって社務所も開いており、中では日光東照宮の案内が掲示されている充実ぶり。
こちらもちゃんと御朱印をいただくことができました。

神社巡りの後は増上寺に寄りたかったのですが、時間の都合で軽く境内を眺めて回るだけで、次のアクティビティへ。
新宿に移動して、高校時代の友人と合流したら、映画鑑賞のターンです。
この日見たのは「ご注文はうさぎですか??」と「Godzilla 怪獣惑星」の2本です。

“ごちうさ”の方は見るまでもなく確信できるきららアニメの一つの完成形。可愛いに可愛いを重ねて、可愛いと述べることしかできない代物が期待されましたが、見た後の感想もまさしく期待通りで予想通りです。
先日見た“きんモザ”でも感じてはいましたが、この手のアニメは劇場でマジマジと見るには少々辛いものが……平日に夕飯でも食べながら見て癒やされるのが正しい用法用量だと思うのですが、それでもやはり観といて良かったとは断言できましょう。
一つ、一緒に見に行った友人が述べた「ケーキバイキングでひたすらケーキを食べ続けてる気分」と言う印象は言い得て妙だと思いました。

一方の“ゴジラ”の方はこれまた反対方向に極端な終始緊張を強いられるタイプの映画。息を呑む展開の連続に目が離せないまま、一気に終わってしまった印象です。
伏線も多く続編も出るそうなので、あまりまだ何かを書くという気分ではない内容でありました。

映画の後は友人と飲んで、この日は解散。予報に反してあまり雨が降らなかったため、今ひとつ煮え切らない心持ちではありましたが、存分に楽しめる一日でありました。


どんより土曜日から一転して、カラッとした快晴が放射冷却を連れてきて、さらなる冷え込みに晒された日曜日。
この日は満を持して、紅葉と焚き火を実施するため、フォロワーの朔さん、総統代行氏と合流し山梨県の道志村に向かいました。

デイキャンプ地に選んだのは道志の森キャンプ場、道志みちから少しだけ山側に入った森と川に恵まれたオートキャンプ場です。
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ここは直火も可能なのですが、焼き網の都合もあるので焚き火台も同時並行で活用します。
直焚き火と、焚き火台と、なぜかガスコンロも用意して、3台の熱源で同時並行で温まるものを作りながら、何をするでもなく過ごすだけの昼下がり。
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チーズフォンデュのリベンジや、真っ白に焼けた炭でのマシュマロ焼きなどしながら、日が陰って寒くなるまで巻を焚べて過ごし、帰路に着きました。

秋めく森の中での焚き火、文句のないシチュエーションでのひとときを過ごして、秋を満喫したい衝動が少し緩和された週末となりました。


そんなこんなで11月も下旬、もうすぐ12月です。
今年も終りが近いなんて、驚くばかりです。

成田山の少紅葉

秋もすっかり深まり、初冬の如き冷え込みを見せる11月上旬。
10月中を出張先で過ごしてしまい、キャンプに紅葉に温泉に……と、未だ秋を満喫しきれず、やりたい事が多々あるままに、選択肢の多さに目標が定まらないまま週末を迎えてしまいます。


夜からの飲み会しか予定がなく、寝不足も溜まってきていたので、昼まで寝太郎を決め込むはずだった土曜日。
案に相違して、気付けば10時過ぎに叩き起こされるハメになります。
原因は両親の自宅訪問。そういえばそんなメール来ていたな――と、思いっきり無視していたことを思い出しながら、室内に迎え入れて部屋でゴロゴロしながら、両親が荷物の整理清掃を始めるのを眺めます。
両親に働かせながら自分は動かないとは、我ながらクズ感のある所業だとも思いますが、成り行きに任せるままにして過ごしていれば、あっという間に昼下がり。約束のために出発する時間になってしまいました。

この日に向かったのは門前仲町駅周辺。フォロワーの優月さんと合流して、門仲界隈で下町飲み歩きです。
牛煮込み一本の老舗で軽く飲んでから、昭和の空気を閉じ込めたかのような古風な大衆酒場で安酒を舐めて、最後は少し洒落たバーでウィスキーを嗜み安全に22時くらいまで。
近況報告やらお酒の薀蓄、本の話などをだらだらとしながら、楽しい夜を過ごして帰ることができました。


一転して、日曜日は秋晴れのもとに朝からしっかりとお出掛けしたい心持ち。生憎と行き先のアテはなかったのですが、紅葉情報を見ていると、成田山の辺りが見頃との情報が。

そうと決まれば選択肢は多くありません。電車に乗り込んで成田駅へ一直線でありました。
もっとも、成田駅で下車しても真っ先に向かったのはかの名高き新勝寺ではなく、参道の裏手に鎮座する埴生神社の方へ。
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利根川交易路の要所を見守るように西向きの社殿を構えた、成田一帯の鎮守様です。
規模こそ新勝寺に押されて小じんまりとしていますが、古い道沿いに堂々と鎮座する歴史を湛えた神社で、御朱印を貰うことができました。

無事に御朱印を回収したら、今度こそ押しも押されぬ関東有数の名刹に参拝です。
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古風な土産物屋や旅館の並ぶ参道を抜けたら、どっしりとした勇壮な山門に出くわします。
成田山新勝寺は平将門の乱調伏の功によって建立されたという平安期以来の古刹。一時は衰微しますが、佐倉藩の庇護の元に江戸から手頃な距離の巡礼先として活気を取り戻し、以来今に至る繁栄を続ける神社です。
その由緒から平将門を祭神とする神田明神の氏子は参拝してはいけないとかなんとか……なんて話もありますが、少なくとも平将門系統の神社は参拝したくらいで縁はないので、きっとセーフでしょう。
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立派な絵馬殿や大仏舎利塔など、歴史になった古社寺ではなく、現役の仏教施設であることをひしひし感じさせる雰囲気を味わいながらの見物となりました。
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ちなみに肝心の紅葉の方は、正直なところ時期外れと言った印象。キレイに色づいている木もあるのですが、全体的にはまだ青い状態です。
もう少し待ってからの方が鮮やかな色付きを拝めるかもしれません。

本当であれば、このまま参道の飲み屋さんで一杯と行きたかったのですが、残念ながらこの日はまたしても出張案件が待ち受けている状況。
車の運転が待っていては飲む訳にも行きませんので、大人しく夕暮れに合わせての帰宅となりました。


そういう次第で、ひとまず不完全ながらも紅葉狩りはクリア。
次は秋キャンプか、晩秋の温泉かと洒落込みたいところですが……どうなることでしょうか。

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