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月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


過酷週末の釣行

諸々の事情が重なり、土曜も出勤となってしまった今週末。
以前の職場であれば代休が取れたことでしょうが……今度の職場ではそれすらままならないのが、何よりも心に深く重くのしかかります。
そろそろ憂鬱を拗らせて心療内科を進められる水準ですが、それはそれでこれはこれ。

なんとか休日となってくれた日曜日は、大学時代の先輩に連れられて、海釣りに行くことになりました。


先輩が私の部屋に来たのは土曜日の深夜のこと。23時頃までお仕事でしたが……終電近くで最寄り駅に来てもらい、我が家へご案内。
軽く飲んで早めに就寝し、翌朝に備えました。

日曜日は6時頃に自宅を出て内房線を乗り継ぎ房総半島を南下します。
当初は館山で下車して、館山湾の岸壁を目指していたのですが、駅に降りてみると生憎の雨模様です。
それでも一応はと海まで行ってみましたが、目的の岸壁は向かい風で雨が止んでも難しい状況でした。

そういう訳で、再び内房線に乗り込み行って来たるは外房鴨川の江見漁港です。
移動している間に雨も止み、風も追い風に変わったので状況は良好です。
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結論から言えば釣果はゼロでしたが、半日ほど岸壁で釣り竿を垂れて過ごしてきました。

土曜の陰鬱を晴らすには、いい具合に肩の力の抜けた過ごし方。風に当たり海を眺めて、なかなか楽しく過ごすことができました。
もっとも、日が沈めば再び憂鬱と動悸が帰ってきますが……。


何はさておきも休日を1日だけ過ごして、明日からはまた平日。乗り切れると嬉しいですね。

乗鞍突貫と温泉巡りの話

諸般の事情で金曜が公休日となったこの週末。
金曜日はちょっとした用事もあったので、立川方面へとお出かけして、夕方に実家へと帰ってからが行動の本番となりました。

4連休と言うこともあって、色々とやりたいことはあったのですが、真っ先に思い浮かんだのは「今年は3000m級の山に登ってない」ということ。
台風が日本海側へ逸れるとの予報もありましたので、比較的短い行程で辿り着けるという乗鞍岳に行ってみることにしました。


そんな訳で金曜の夜から、友人の元寮生を連れ立って中央道を西へと突っ走り、長野県へと一直線です。

翌朝、乗鞍高原の駐車場に車を停めて、登山口のある畳平行きシャトルバスへと乗り換えたら、あとは天気が落ち着いているのを祈るばかりです。
バスに揺られて小一時間、森林限界を越えた先に広々とした景色が広がり始めれば、目指す畳平に到着です。
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生憎と祈りは通じず、ガスに撒かれたような空模様になってしまいましたが、何はさておき行くしかありませんね。
オーソドックスに最高峰、剣ヶ峰を目指すコースを選択し、肩の小屋を経由して淡々と登っていきました。

雲域が怪しくなってきたのは、稜線が見えてきた頃でしょうか。
霧雨程度の雨が降り始め、気付けば風も強くなり始めます。稜線に立って遮るものが無くなれば、そこにあったのは歩くだけでも流されそうになる暴風と、下から吹き上げる雨でした。
早めに雨具を着なかったのは完全に私の落ち度です。霧雨程度なら何ら問題ない装備でも、暴風の前には一瞬にして水が染み込んできてしまいました。
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雨具の“耐水圧”の意味を体で学んでしまいましたが、立ち止まっては体力を奪われるだけ。
地図を確認して山頂が近いこともわかったので、這々の体で山頂直下の山小屋まで進み、一旦退避することにしました。
ここで、服を乾かしつつ装備品の立て直しです。
折角なのでと飲んだマシュマロ入りのココアが、最高に冷えた体に優しかったのを、当分忘れることができないでしょう。

一息ついて体も温まったら、雨具をちゃんと揃えて山頂へアタックです。
とは言え、意気込むまでもなく山小屋からは5分少々の行程です。
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あっさりと山頂3026mに到着し、乗鞍本宮奥宮に参拝したら、目的は達成でしょう。
景色も何もなく、暴風雨に苛まれている状況では、あまり長居してもしょうがないですね。

来た道を下るように霧中を進んで、あっという間に肩の小屋まで戻ってきてしまいました。
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ここで再び軽食をとって一休み。天候が悪いので慌てず騒がず、小まめに休憩を取りながら進む形となりました。
そういう次第で、畳平に戻ってきたのは13時頃。往復で4時間程とコースタイムよりもだいぶゆっくりな歩みでの乗鞍岳散策となりました。

思い返してみると今までの山行は、大体において好天続き。本格的な悪天候は今回が初めての経験です。
晴天の乗鞍も見たかったところですが、比較的距離の短い山で雨具の使い所や感覚を学ぶことができたのはいい経験だったかもしれません。
距離も短いので、あっさり登れてしまっては、歩いた感が足りなかったかもしれませんしね……。
もちろん、次は天気のいい機会を狙って行きたいところですが!


畳平から乗鞍高原に戻ってきたら、ここから再び車に乗り込んで山一つ向こう側の白骨温泉へ。
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乗鞍高原から白骨温泉へ抜ける林道の辺りは、もう一声で紅葉が始まりそうな、うっすらと色づいた木々が秋の到来を感じさせる雰囲気でありました。
そんな白骨温泉の日帰り湯で一服したら、すっかり帰るのが面倒くさくなってしまうのも仕方がないことですよね。

宿を探しながら、ぼちぼち行こうかと山を下って松本の市街地を目指します。
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道中の島々神社では秋祭りの準備をしていたので、ちょっと寄り道して見物。準備中を邪魔しては悪いので、ぐるりと巡って写真だけ撮ってみたりしました。

そうこうしながら、国道を下りつつ助手席で元寮生に宿を探してもらいます。
しかしながら、3連休の土曜日とあっては空いてない方が自然というものですね。
10軒近く問い合わせても、梨の礫です。処置無しと諦め気味になってきた頃合いで、もう市街地へと下ってきてしまいました。

仕方ないので、友人の提案に従い松本市街のコインパーキングに車を停めて、ネカフェにでも泊まる方針に変更です。
腹を括ってしまえば話は簡単ですね。車社会の観光地ともなれば駐車場には事欠きません。
松本市街の中心部にさっさと車を停めてしまったら、繁華街へと繰り出してお酒を呑みましょう。
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たまたま見つけた居酒屋で、強めの日本酒とハチノコなどを頼んでしまいます。
挙げ句に、厨房でハチノコを蜂の巣から取り出しているのに気付いてしまいます。テンション上げて作業を覗き込んでしまえば、物好きの烙印を押されるのも致し方ないことでしょう。
あとは、面白いマスターの進めるがままに飲んで食べて、グダグダになるまで楽しい夜を過ごしてしまいました。

思わぬ良い居酒屋体験に満足しながら、ネカフェで寝付いた翌朝は、軽く松本観光としましょう。
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前日と打って変わった好天のもと、市街を散策しつつ、四柱神社や深志神社を巡ってご朱印を集めました。
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神社を巡って、少しシャレた喫茶店で朝食を食べたら、ここからは再び一気に長距離を移動します。
長野道から中央道を巻き戻って、途中の甲府昭和インターで降りて山際の方へ。
行って来たるは「ゆるキャン△」の聖地の一つ、眺望良好な温泉としても名高いほったらかし温泉です。
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抜群の晴天に恵まれて、この日の甲府盆地は富士山から周囲の山並みから、全部見えてしまうほどでした。
ほったらかし温泉はその眺望を満喫できる露天風呂が売りです。
この天気で裸で外に居ては日焼けしてしまうかと心配になってしまうほど。それでも2日続けての温泉体験。加えて、風呂上がりにはゆるキャン作中にもでてきた温玉揚げを食べて、最高に寛げてしまいます。
うっかり気が緩んで、帰路の出足が遅くなってしまうのも、仕方のないことですよね……?

重い腰を上げて、ようやく動き出した帰りがけには、万葉集にも歌われたという景勝地、差出磯大嶽山神社に立ち寄ってご朱印を頂戴してしまいます。
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こちらの神社もほったらかし温泉ほどの標高はないですが、甲府盆地を見下ろす高台に位置し眺望良好です。

その後はさらに、現存最古の木造鳥居があるという窪八幡宮にも参拝です。
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鳥居以外にも室町から江戸期にかけての古い社殿が数多く残り、深い歴史を感じさせる趣きある神社でありました。
ちなみにこの2社ともほったらかし温泉からは車で10分強の範囲内。山梨は大概行っているような気がしていましたが、まだまだ行ったことがない温泉や古社があることに気付かされました。


斯様な次第で、今度こそ実家へ向けて車を転がします。
まだ日曜日、翌日も休みではあるのですが……この後は夜に上野での飲み会が控えているため、戻らないわけには行かなかったのです。
うっかりとのんびりし過ぎた代償に、渋滞に巻き込まれて飲み会に遅刻することになるとは……このときはまだ気付いていなかったのですが…………。


思い出すのも辛い長い渋滞を抜けて、どうにか実家に車を返したら、そのまま取るものも取りあえず電車に乗り込んで上野の飲み会に合流です。
この日のメンツはアリソンさん、朔さん、ヘク猫氏に元寮生と絶妙に面識があったりなかったりするツイッター繋がりの面々です。
細かいことを気にしてはしょうがないのですが、ライブの話にアニメの話、フォロワーの話などなど、盛り上がって終電を逃すほどに飲んで夜を過ごしました。

元寮生とヘク猫は終電で撤収し、残ったメンツは午前2時頃まで。
流石に眠気に耐えきれない頃合いとなれば、アリソンさんをホテルへと送り届け、終電を逃した私と朔さんは寝床を探し求めて深夜の上野を徘徊です。
最終的に仮眠ができるビデオ店で妥結するまで、何件のホテルやカプセルホテルの前を彷徨いたことでしょうか……これもまた良い夜の過ごし方です。


翌朝は一旦、おとなしく実家に撤収してから、夕方までは実家でダラダラと土日の無茶を癒やして過ごします。
夕方くらいから再起動し、フォロワーのつぼっちーず氏を誘って「若おかみは小学生」という映画を観に新宿へと繰り出しました。
「若おかみは小学生」、原作は児童文学という誰が見ても子供向けだと思われるアニメ映画です。
当初は観に行くつもりがなかったものの、どうもネットでの評判が非常に良いということで、段々と気になってきていたところでした。
暇な休日の夕方、このタイミングを逃さない手はないだろうと、観てきた次第です。
内容としてはやはり児童文学。細かいことを気にしたらキリがないのですが、本筋は王道をおさえて間違いなく面白いです。
また、要所要所に何気なく差し込まれるシリアスな要素も、心に刺さります。
あまりに端的に刺さりすぎて、語るべき言葉も持たないのですが、一通り観た後に思い返して考えさせられるようでした。
また細かい小道具や背景の描写も丁寧、綺麗です。
確かに人にオススメできる良い映画でした。

映画の後は、軽くビールを数杯飲んで撤収へ。
大変不服ですが、泣く泣く内房へと帰って日常へと回帰することになりました。


そんな感じで、前もっての予定がなかったために、だいぶ脈絡なく迷走した感のある4連休です。
それでも、山に登り温泉に入り、友人と飲み会し、存分に休日を満喫して過ごすことができました。

これからは秋も深まるので、山登りよりキャンプの季節でしょう。
予定を入れていきたいのですが、泣きたくなるほど憎らしい研修が大詰めを迎えるので予定が立てられないのがフラストレーションです。
何とかしたいところですが……どうにもならずとも、なんとか生きるより他にないですね。

映画鑑賞の週末

今シーズン何度目になるかと「今シーズン最大」の台風が襲いかからんとする9月第1週。その冒頭に位置する9月最初の週末。
憎き研修も一息つけそうな頃合いでありながら、折も悪く台風の影響で活発化した前線により、ご機嫌斜めな空模様です。
当初の目論見では富士山に登る予定であり、山小屋の確保まで済んでいたのですが、雷の予報まで出てきてしまっては安易な登山もままならない状況に陥いってしまいました。


致し方ないので、富士山の登山予定はキャンセルとして、たまには特段の予定もないままに大人しく過ごす週末と決めました。
ちょうど、観たい映画もあったのでいいタイミングでしょう。

そんな訳で、富士山に行かないと決めたら、早寝早起きも気にする手間が省けます。
金曜の夜から実家に戻り、夜半の隣街に繰り出してフォロワーの朔さんと一杯キメて、朝起きる時間も気にせず金曜の夜を過ごしてしまいましょう。

土曜日は、一緒に富士山に行く予定だった小学校時代の友人、えめろん氏と映画を見に行く日に。
急ぎチケットを手配して、ららぽーと横浜でまずは2回目となる劇場版「のんのんびより」を視聴です。
何度観ても素晴らしいアニメ映画ですね……またしても目を潤ませながら観てしまいました。

映画の後は川崎に移動して、ふらりと時間潰しがてらに御朱印巡りです。
一社目は川崎周辺の鎮守、稲毛神社。元来は山王社と称されていたそうですが、この周辺の地名稲毛庄にちなんで明治期に開明されたのだとか。
都市部のよく整備された神社ながら、神楽殿からは秋祭りに向けた囃子の練習も漏れ聞こえ、歴史と伝統が今に根付くさまを感じさせる神社でした。
2018_09@富士山キャンセル008 2018_09@富士山キャンセル013
もう一社は川崎駅の北側に鎮座する女躰大神です。
名前はなかなかに効いてますが、歴史は室町時代まで遡れるという古い社です。
曰く、この周辺がまだ多摩川の氾濫に悩まされる小さな村だった頃、1人の女丈夫が水害を抑えるために身を投げたのだとかなんとか。
その女性を祀って以来、ほぼ変わらぬ位置に鎮座し続けているそうです。
境内には幼稚園も併設され、少し独特な雰囲気を醸し出していますが、歴史を感じさせる古風な社殿がいい雰囲気です。
真向かいは大都会川崎だというのに、そんな様子を感じさせぬ落ち着いた住宅街の神社と言った様子です。
都会の良いところを抜き出したような町並みと合わせて、いい界隈だと感じました。

神社巡りのあとは軽く飲んでから、再び映画鑑賞へ。


土曜日2本目は森見登美彦原作のアニメ「ペンギン・ハイウェイ」です。
ツイッター上ではおねショタSF良アニメと評判だったのですが、観てみれば実際、そういう感想がしっくりきます。
また本筋となる現象自体は荒唐無稽ながらも、主人公アオヤマくんの不思議へのアプローチは、地道な観察と慎重な実験、諦めない沈思黙考と、非常に科学的な意味で地に足の着いた手法に終始していたのが印象的でした。
流石は森見登美彦先生の本が原作と言ったところでしょうか、冷静に科学者かくあるべしと思わせるものがあり、別の意味で感心してしまいました。

加えて、これも本編そのものとは関係ないのですが、舞台が北生駒界隈をモデルにしていたのも、個人的には感激すべきポイントです。
実際の町並みよりもだいぶ緑豊かに改変されていますが、紛うことなき近鉄けいはんな線の車両や学研北生駒駅に、奈良登美ヶ丘のイオンまで出てきます。直接的な特定こそできませんが、山並みや竹林もどこか見覚えのある雰囲気を感じさせたのは、気の所為ではないでしょう。
大学院の2年間を過ごした青春の風景が、少しだけ美化されて作中で展開される様は、なかなかどうして感慨深いものがありました。


ちなみに映画の後は、沖縄料理の居酒屋で軽く飲み直し、列車の都合もあるので21時過ぎに解散といたしました。


帰ってから、なんとはなしに夜更かしをして、朝の惰眠を貪った日曜日。
やりたいことは沢山あったはずですが、天気と疲れでモチベーションが低いまま昼を迎えてしまいました。

そんな予定も定まらない昼下がりに、急遽降って湧いたのが下北沢に遊びに行くプランでした。
フォロワーの和泉冴氏が「三ツ星カラーズ」のイベントの会場推しで、下北沢に行くのだとかなんとか。
ついでに物販冷やかしてから、なんか飲みに行こうとなった次第です。

14時過ぎに集合して、ひとまずは物販の冷やかしへ。
ただ、それ自体はすぐに終わってしまったのですが、追加要素として近場での夏祭りに遭遇です。
2018_09@富士山キャンセル019 2018_09@富士山キャンセル023
さすがは下北沢のお祭りと言いましょうか。人口密度もなかなか高く、担ぎ上げられる神輿も随分に立派です。
しばらく、夏祭りの喧騒を肴にビールを味わえば、今夏はすっかり忘れていた夏要素の一つ“お祭りの喧騒”を摂取してしまったも同然ですね。
これで、土壇場滑り込みに、また一つ今年も夏を満喫してしまったと言えましょう。

ひとしきり、神輿が過ぎていくのを眺めたら、お祭りから離脱して新宿方面へ移動することにします。
冴氏がまだ観てないということなので、3回目(!)の「のんのんびより」を鑑賞することになってしまいました。
流石に3度目ともなると、中身を覚えてしまい……だいぶ、気持ちよく微睡みながらの視聴です。
それでも、耳に心地よいSEと声を感じながら過ごす時間と言うのも悪くないものです。
映画の後は昨日に続いて、また沖縄料理で一杯。当分、過ごし方に困ったらこの流れでいいかもしれませんね。
沖縄への憧憬をつのらせながら、日曜が終わり行くのを惜しんで、休日が終りを迎えました。


そんなこんなで、懐かしい大学院の日々と、ノスタルジックなのんのんびよりを投与されてしまった今週末。
どんなに過去を振り返っても、現実は日々過ぎていきます。
もう少しだけでも、気安く、前向きに取り組める日々にしたいのですが……平日は虚無のまま。救いがなくて困ってしまいますね。

突貫する那須高原

色々と降り積もる鬱憤もありますが、何よりも涼しい日々が終わりを告げて、過酷な残暑が帰ってきたのがつらい8月最後の週末。
平成最後の夏を全力で楽しむためにも、なんとか気力を振り絞っていかねばなりません。

そんな覚悟を抱いて退社した金曜の20時。ここから、大急ぎで実家へと戻り、車を調達します。
道すがら、元下宿生を同行に誘って集合時間を決めたら、いざ準備は完了ですね。
山に登りたい欲が沸騰しつつも、天気予報を見れば本命の乗鞍岳は悪天候の模様。次善の策として、以前から気になっていた茶臼岳に行くことにしました。


土曜日は朝の5時過ぎから圏央道を経由して那須高原方面へ。
那須温泉の辺りを過ぎて、さらに山の上の方。那須ロープウェイの乗り場まで一気に向かいました。
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ここからはロープウェイに乗って那須の茶臼岳9合目まで一気に駆け上がります。
ついてしまえば、そこはもう標高1684mの山の中腹。これだけで割と満足してしまいますが、折角ですからもっと上まで目指しましょう。
上に見えるこんもりとした頂上までは片道で45分程度でしょうか。
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あれよあれよと登り上がって到着です。
360度の夏山大パノラマ。これを感激と言わずして、なんと呼べば良いのでしょうか。
素晴らしい眺望です。
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ひとしきり山の頂きを堪能したら、もう少し歩いてみたくなるのが人の性でしょう。
登山地図を確認すれば、向こうに見える尖塔、朝日岳までおよそ1時間半ほどの距離なのだとか。
小一時間のトレッキングでは物足りないので、行ってしまうことにしてしまいました。
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もちろん、思いつきと見せかけても、可能性のありそうなところは予め下調べしています。
流石にそこまで山を舐めてはいません、念の為。

途中の避難小屋の前で昼食を食べたら、そこからは一気にアプローチしましょう。
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崖の脇を抜ける鎖場や無限に続きそうな石段を経由して、慎重かつハイテンションに進んでいきます。
稜線を伝う登山道との合流地点に至ったら、もう一息です。
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那須岳の3つの峰の一つ、朝日岳も登頂です。
頂上には小ぶりな可愛らしい石鳥居が鎮座していました。
良い光景ですね。

行きはよいよいで、帰りはなんとやらとも言いますが、幸いにも大過なく来た道を辿って避難小屋のところまで下山。
ここからはロープウェイではなく、普通の登山道でロープウェイの駐車場へ戻ります。
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下り道なので小一時間ほど。自然を満喫しながら道を下り、登山口の茶屋で一服して車のもとへ戻りました。

14時過ぎと、山登りにしては良い時間に下山したら、残りの行程はドライブの時間です。
手始めに、ツイッターを見ていた大学時代の友人のオススメで、レトロな雰囲気の「北温泉旅館」で日帰り入浴。
一部の界隈では有名な旅館らしく、レトロと言う言葉では説明できないほどの趣ある旅館でした。
内部を撮影できないのが残念なところですが、建屋によっては江戸時代からあるのだとかなんとか……いずれ泊まってみたいものですね。
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温泉の後は、那須温泉の温泉街まで下って温泉神社に参拝です。
その名の通り、湯の湧く地を祀った式内社です。
火山と言えば、有力な社寺があるのがある種の定番でしょうか。
ここの名蹟と言えば“殺生石”とその近隣の噴煙地帯です。谷筋だけがピンポイントに荒涼としている光景は、確かに異様なものを感じます。
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古の人々がここに地獄や賽の河原を見たのも納得の光景でした。

この後は、なんとなく帰るのも億劫に感じたので、この近隣で宿泊することにします。
観光案内所に飛び込んで、ダメ元で当日宿泊の相談をしたところ、1軒だけ都合のいい場所が見つかりました。
実に運のいいことです。
市街地からは少し距離があるということなので、ひとまずお酒を買い出してから宿にチェックインして、再び夕飯を食べにドライブです。
那須高原の蕎麦屋さんで、珍しくノンアルコールな夕飯を食べたら、宿に戻ってからが本番でしょう。
惜しいのは宿に冷蔵庫がなかったことだけでしょうか。
24時間入れる露天風呂と、目の前に広がる茶臼岳の絶景。高原の涼しい夜風にあたりながら、地酒を傾けていれば健康的に時間は過ぎていきます。
早めに飲み始めたせいか、健康的に運動していたせいか、この日は日付が変わる前には就寝の流れに。
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うっかりカーテンを開け放っていたために、朝の日差しで目が覚めるところまで健康的に過ごしてしまいました。

健康ついでに、ちゃんとした朝食を食べたら、のんびりと朝の準備をして出発です。
この日に最初に向かったのは、アルパカがいっぱいいることで有名な那須アルパカ牧場です。
「けものフレンズ」でアルパカが栃木弁だったことから、一躍アニメファンの間での知名度を高めてしまった不思議スポット。
受付のお姉さんが、まさにけもフレ中のアルパカの如き栃木弁だったのは、少し驚いてしまいました。
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それはそれとしてもアルパカです。
夏場なので毛を刈り取られてもふもふしてないですが、可愛らしいですね。たまに凄みがあるやつも居ますが……。
アルパカがいるだけと、侮るなかれ。本当にアルパカしか居ないストイックな観光地です。
餌をやったり触れ合ったりすることこそできますが、カフェもレストランも何もありません。
ただ、アルパカを眺め触れ合う癒やしのスポットです。
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何やかやで1時間ほど楽しめてしまったので悪くないところです。
次はもう少し、もふもふした季節に行ければなお良いかなと思いました。


斯様な次第で、もふもふ(?)したら、締めに那須ラーメンを食べてから、少し早めですが首都圏へ向かって来た道を戻ります。


次の目的地はさいたま新都心にある映画館で劇場版の「のんのんびより」を見ることです。
東北道を急ぎなんかして、途中で元下宿生の家に荷物を置いたら、さいたま新都心へ。
行き掛けの駄賃に、この日開催していたアニサマの会場推しをしたり、ウィンドウショッピングをしたりして過ごしてから、アニメを見る流れと行きましょう。


さて、のんのんびよりといえば田舎の良いところだけを抽出したような日常系アニメの一派です。
日常系アニメの劇場版と言えば、友人曰く「砂糖を口に押し込まれて」いるような、ある種心の強さが求められるタイプの作品が多い印象です。
正直に言えば、今作もそうだろうと思って、それでものんのんびよりが好きなので観に来てしまった状況でした。
……が、結論から言えば、終盤はボロ泣きしていたのですから、始末に終えません。
本筋自体は原作の沖縄旅行編を切り出したものなのですが、要所要所でオリジナル要素を入れ込んできて、見事な一夏の出会いが描かれていました。
加えて、微に入り細に入りの自然描写と、映画館の音響を有効活用した大自然のSE。
気付けば、作中の子どもたちと一緒に沖縄旅行を体験しているような感覚に陥ってしまいます。
そして旅行からは帰らなければいけません。小さい頃、少し長い休みに家族旅行に行くと、帰るときに妙に物悲しくなった記憶があります。
終盤はまさに、そんな頃の思い出を想起させるような描写と展開が続きます。泣きますよね、仕方ないですよね。
まさか日常系アニメで、映画館ならではの体験をすることになる日が来ようとは思いも寄りませんでした。

大穴というと失礼かもしれませんが、今季屈指の良作アニメ映画と言って間違いないと思います。
副作用として、だいぶ精神に打撃を負いましたが……まだ大丈夫です。


この後は、そんな不安定な精神のまま友人と別れて、内房へ。
呻くように沖縄行きの航空券を探しながら眠りについて、今日に至りました。

赤城山麓巡航の話

梅雨もあけてすっかり夏の風情……と思いきや、猛烈な雨が西日本を襲った七夕の週末。
関東も災害級の豪雨にはならなかったものの、どことなくどんよりとした空模様でした。


そんな天気の不安定な週末ですが、土曜は朝から両親と実家の車を転がして群馬県の赤城山方面へ。
昨年、妹が就職によりこの方面に引っ越した都合もあり、妹宅を足掛かりに群馬観光しようとなった次第です。

そんな訳で内房から外環道と東北道を経由して館林側から群馬の領域へ。
途中で妹をピックアップしたら、最初に向かったのは前橋市内の二宮赤城神社です。
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この赤城神社は二宮の名を冠する通り、上野国の二宮と推定される神社です。
赤城山を山岳信仰の対象とした赤城神社は延喜式にも名が載る古社。その後裔を名乗るのは赤城山中の大沼畔にある大洞赤城神社と、中腹にある三夜沢赤城神社、そして山麓を下った平野にあるこの二宮赤城神社と、三社鼎立して真相は歴史の闇の中です。
一説には二宮赤城神社が里宮、三夜沢赤城神社が本宮だとする解釈もあるのだとか。
真相の程はさておいても、訪れた境内は静かな雰囲気と木造の社務所が印象的な神社でありました。
天気が良ければ、赤城山がよく見えたことなのでしょうが、この日は雲の間に隠れてよく姿が見えませんでした。

二宮に参拝したら、ここからは赤城山へ向けて一気に北上します。
大胡の市街地を過ぎて、県道16号線を駆け上れば、行き着いた先が三夜沢赤城神社です。
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平野に鎮座した二宮赤城神社から一転して、山腹の鬱蒼とした緑に囲まれた起伏の多い境内が特徴のこの神社。
曇天の湿った雰囲気と相まって、より神聖な雰囲気を醸し出していました。
最近、こんな光景ばかりな気もしますが……気のせいでしょう。


2つの社を巡ったら3社目を目指して、県道16号をさらに駆け上って赤城山の外輪山を越えてカルデラ内へ。
上毛三山にも数えられる赤城山は、日本でも有数の規模を誇るカルデラを備えた火山なのだとか。
その山頂部は覚満淵や赤城大沼など、いくつかのカルデラ湖が点在しており、高原リゾートといった風情を醸し出しています。
大洞赤城神社は、そんなカルデラ湖のなかでも最大の赤城大沼の畔に鎮座する社です。
序列として奥宮なのか、はたまた後世に鎮座したのかは定かではないものの、今では赤城神社の中でも最も繁栄している社と言えるでしょう。
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丹塗りの拝殿が目麗しい神社でありました。

ちなみにカルデラ一帯を指して赤城山の山頂と認識されますが、本来の最高峰はこの赤城神社の裏手に位置する黒檜山と呼ばれる峰なのだとか。
外輪山をぐるりと巡るハイキングコースは地図を見るだけでも気持ちよさそうです。
天候が良ければ、少しくらいハイキングに……と言いたい距離感なのですが、今回は曇天に家族連れ。無理はできませんね。
周辺の観光施設をぶらりと散策する程度に収めておきましょう。
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他にも大沼でのボート遊びや、バンガロー村に、冬場はスキーと高原リゾートらしい観光施設は一式揃っています。
少し年季の入った雰囲気なのはご愛嬌でしょうか。これはこれで趣があるのですが……営業しているのか不安になる建屋も結構見かけたのは秘密です。

この日の一番の光景は大沼から歩いて10分ほどの一回り小さい覚満淵という沼地でしょう。
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霧に覆われた木道と水面、その向こうにうっすらと見える湿原の緑は、まさに山間の高原といった神秘的で心地よい雰囲気に満ちていました。

この日は赤城山観光を終えたら、西側の県道4号線の方から下山して、そのまま妹の家へ。
近くの日本料理店で夕飯を食べ、家族で妹宅にてチビチビと飲みながら夜を迎えました。


実家にいるのと大差ないグダグダ感で朝を迎えた日曜日は、そのままのんびりと過ごしてしまい、家を出たのは11時頃という怠惰ぶり。
旅先と言うには何か違う不思議な感覚を抱えながらも、この日もドライブの続きを始めます。

最初に向かったのは太田市の冠稲荷神社。Google先生の口コミいわく「厳かなテーマパーク」との紹介に惹かれて、興味本位で訪れた次第です。
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参拝した感想としては、然りまさに「厳かなテーマパーク」といった雰囲気です。
お守り授与所のファンシーな雰囲気など、なんとも言い難いものがありました。
しかしながら、文化財指定された摂社があったりと、歴史と由緒は相応にありそうな印象です。
古墳時代の毛野国以来、なんだかんだで重層的な歴史のある地域ですからね、侮りがたしです。

そんな太田市から再び北上を開始して、この日は桐生から銅街道を北上し栃木県の足尾銅山へ。
足尾銅山は小学校の修学旅行で訪れているハズですが、ほとんど記憶に無いので実質初めての観光です。
足尾の町は渓谷沿いの僅かな平地に、所狭しと住宅や工場を押し込んだような、まさに鉱山の町といった様子です。
一昨年くらいに行った神岡を思い出すような町並み、建物の密度の割にどこかひっそりと静まり返っている印象を受けるところまで同じでありました。
天気が良ければ写真を取りたかったのですが……生憎と雨が降ってきてしまったのは日頃の行いでしょうか。

そんな訳で町並み散策はすっ飛ばして、早々に足尾銅山観光へ。
足尾銅山観光はそのものズバリ、足尾銅山の坑道を見学することができる観光地です。
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内部では蝋人形による鉱山作業の紹介も行われています。
最盛期には当時の最新技術がふんだんに投入され、国内屈指の生産量を誇った銅山の繁栄を窺い知ることができました。
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反面、銅山の施設だけあって教科書にも載る鉱害事件については少々触れるといった程度の言及具合です。
当然といえば当然ですが……その関連の紹介は、銅山観光から街の目抜き通りを挟んで反対側にある足尾歴史館で見学することができます。
こちらは規模こそ小さいものの係員の方が解説をしてくれましたので、情報量は銅山観光にも負けていません。
往年の生活から鉱山の正負の影響まで、多様な資料が少々雑多に展示されていて非常に興味深い内容でした。


足尾銅山の観光を一通り巡ったら、いよいよ帰りを考える頃合いです。
両親は再び妹の家に寄ってから帰るということなので、私の方は家族と別れて一人わたらせ渓谷鉄道で帰宅することにいたします。
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足尾から一駅北側、始発駅の間藤駅まで車で送ってもらい、ここからはガタゴトと単行列車に揺られて桐生駅まで全線完乗です。
車窓に渓谷美を眺めながら1時間半ほどのローカル線の旅を経て、関東平野へと戻ることになりました。

桐生からは再びわたらせ渓谷鐵道に乗って折り返し、相老駅から東武特急に乗って押上まで一気に戻ることにいたしました。
特急料金込みでも、両毛線から東北線経由で帰るのと大差ない運賃です。東武線の運賃の安さに驚かされてしまいますね。
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最後はスカイツリーの麓で、月曜を迎え撃つため夕飯代わりの一杯を引っ掛けてから、千葉へと戻りました。


そんなこんなで月曜日……色んなことの締切や悩みのタネに囲まれてしまい、今週も厳しそうです。

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