月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


奥会津雪見紀行

年明け最初の3連休。年初の肩慣らし気分から、そのまま間を置かずに休みに突入してしまい、久々に気が抜けるような日程です。
普段からこのくらいのペースで働けていれば、楽なのですが……人生、ままなりませぬね。

世間では成人の日だったり何だったりするようですが、同世代ははるか昔に済ませてしまい、次の世代にはまだ遠い未来な私の周囲には暫く縁もないイベント事。
一方で、経験的に多くの人が年末年始の疲れや出費を引きずって、出足の鈍ると言われるこの連休は、ちょっとしたお出かけ日和だとも言われています。
大概、雪が降ったり寒波が来たりして、大変なことになるのですが、それもまた一興というもの。


そういう訳で、どうせなら「寒い時期には寒いところに行こう」の発想に基づき、土曜日はフォロワーの朔氏と東武伊勢崎線を北へ向けて進発しました。
北千住から乗り込んだ会津田島行きの快速列車は、下今市から鬼怒川方面に進み、さらに野岩鉄道に直通してひたすらに北を目指します。
目的地は終点の少しだけ手前、野岩鉄道と会津鉄道の接続駅たる会津高原尾瀬口駅です。
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ここから1日4本しかない路線バスに乗り換えて、さらに揺られること1時間半ほど。
積雪斜面にアイスバーン、単純な山間隘路と、到底バスが通るとは信じがたいような道を抜けて行き着いた先に、目指す目的地がありました。
四方を深山に囲まれ、南には名高き尾瀬高原が控える日本有数の豪雪地帯。地図を見れば山間僻地を絵に描いたような立地、人口密度の最も低いと言われる村、檜枝岐村です。
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夏場になれば尾瀬観光に賑わい、立地からは信じられないほど宿泊施設が充実したこの村ですが、冬場は超が付くほどのオフシーズン。
冬季休業中の施設ばかりで、宿泊場所を見つけるのも一苦労な有様です。
都合5軒近くも宿に問い合わせてまで来たのですから、望むは絶望するほどの深雪だったのですが……幸か不幸か、今年は雪が少ない年だそうで家々が埋もれる事も無く程よい雪国感を演出した積雪具合。
肩透かし感を抱かなかったと言えば嘘になりますが、気象現象が相手では嘆いても仕方がありません。

町外れの公園から、集落中心部の神社まで、ぶらりと街を巡って観光しましょう。
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檜枝岐村は尾瀬への福島県側の玄関口である他に、独特の田舎神楽や蕎麦文化、木工技術に温泉を観光資源とする小さな村です。
殆どが冬季休業中と言えど、その動物の足跡しかない無人の公園や、田舎神楽では客席になるという大きな神社の石段まで、この時期ならではの景観も当然ありました。
何よりオフシーズンの観光地の閑散ぶりは独特な面白さがあるというもの。道行く人にも不思議な目で見られてしまいますが、凍てつき閑散とした街路は非常に風情がありました。
もっとも、これは少し意外だったのですが、村の家並みや看板類は驚くほどよく手入れされています。“鄙びた観光地”として想起されるような、放棄された看板や機能不全の案内板、廃屋等々と言ったものは殆ど見受けられませんでした。
コンビニもなければ交通機関もろくにないというのに、“時代に取り残された田舎”とはまた一味違った田舎の形を見ることができた気分です。

講釈垂れは脇において、観光後は当然ながら温泉です。予約した民宿にチェックインして受け取ったカードを、歩いて5分ほどの公衆浴場に提示すると入浴することができます。
檜枝岐村はまた、檜材がとれたのが村名の由来になったと伝わる土地。当然、お風呂は檜造りです。
もちろん、露天風呂もありますので、これでようやく去年来のテーマとなっていた「雪見温泉」を履行することができました。

大満足で風呂から宿に帰れば、夕飯は岩魚の塩焼きや刺し身、猪肉の煮物に始まる山の幸。
名物の裁ち蕎麦や、蕎麦のすいとんまで、正直に言えば、途中から食べるのが苦しくなるほどでしたが……残すのはもったいないほど、いずれも美味しい料理ばかりです。
この日の宿の宿泊は私達だけだったこともあってか、宿の方の対応もざっくばらんながら親切そのもの。食後の散歩がてらに二度目の風呂に入り、部屋に戻って軽く晩酌をしていると、りんごの差し入れがあるのですから、感激でありました。
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そして翌朝は文字通り凍てつくような冷え込みよう。窓のサッシが凍って開かず、日が昇ったくらいになってようやくこじ開けたら目の前にはこの氷柱です。
初めて見る大きさに、部屋が冷え込むのもそっちのけで写真を撮ってしまうのは、物好きの性として致し方ないことでしょう。

この朝は宿の提供する盛りだくさんの朝食を頂いて、駅行きの朝のバスで檜枝岐を離脱です。
もう少し観光したい気もしたのですが、次のバスの時間を考えれば選択肢はありません。

会津高原尾瀬口駅から会津鉄道に乗り込み、JRへの直通を経て終点の会津若松駅で下車。
例年であれば雪景色のはずですが、こちらも今シーズンは雪が少ないのだとか。会津若松市街は何度か訪れたことがあるのですが、朔氏が初めて観光するということで、オーソドックスに“珍しく足元に不安のない”冬の会津若松市街を散策することになりました。
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最初に向かったのは式内社の蚕養国神社。何の因果か今まで御朱印収集の流れから漏れていたので、ようやくの回収も兼ねた参拝です。
名前の通り、養蚕を司る神を祀った神社。Wikipediaによれば、養蚕技術の定着を祈願して朝廷が勧進したと考えられるとかなんとか。
規模こそ決して大きくはないのですが、社殿にも絵馬に混ざって繭玉が奉納されていたりと雰囲気を感じる社でありました。

この後も街をぶらりとめぐりましたが、特筆すべきは鶴ヶ城に登ったことくらいでしょうか。
駅前の日帰り温泉で一服したら、早々に地酒の飲み屋で気持ちよくやり、この日の宿へと向かいました。
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宿は会津若松から数駅行った会津高田の駅の近くにあるユースホステルです。
ユースホステルなる形態の宿に泊まるのは初めての経験でしたが……部屋が個室でない以外は普通の宿といった風情。唯一の違いは、ゲストハウス同様に同宿者との交流があることでしょうか。
談話室で日付が変わるくらいまで、旅慣れていると思しき方と話をして過ごし、眠りにつきました。

一夜明けて3日目、月曜の成人の日も宿の食事で起動します。
この日、最初に向かったのは宿と同じく会津高田駅を最寄りとする伊佐須美神社です。
初夏のあやめ苑が名高く、また1月14日には奇祭俵引きが行われるというこの神社も、会津では蚕養国神社と並んで有数の歴史を誇る古社だそうです。
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祭神はイザナミ・イザナギの二柱に加えて、大毘古命と建沼河別命という、畿内からそれぞれ北陸道と東海道を経由して、会津の地で行き会ったと伝わる2柱の古代の将軍です。
考古学的にもこの神社のある会津盆地南部にはヤマト王朝系の古墳等があるそうで、東北への勢力伸長の足掛かりになってい他可能性があるのだとか。
悠久の歴史に思いを馳せたくなるような立地に、鬱蒼とした鎮守の森を抱え豪壮な山門を擁する様は、本当に由緒の深さを感じさせるものでありました。

しかしながら、実際の状況はそこまで悠長な気分に浸っているものでもなかったのが、この日の現実。
前の日の晩から降り始めた雨は、朝方にぼた雪へと変わり、神社にいる頃には一層その勢いを増している状況です。
周囲はみるみる白くなり始め、自分の肩にも積もっていく状況で、おちおち風情を感じる間もなく撤退したのが実情です。

神社の最寄りのバス停から、会津若松市街へ向かうバスに乗り、市の中心部にある末廣酒造嘉永蔵の近くで下車して酒蔵見学。
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その後はもう帰るばかりと、郡山方面へ向かう磐越西線に乗り込みました。
途中、猪苗代で途中下車して磐梯山見物などをはさみながらも、郡山からは東北新幹線に乗車。
偉大なる新幹線、乗ってしまえば、あっという間に東京です。


数年ぶりの冬の東北、やっぱり雪景色はいいものです。
今週からは社会も日常も比較的通常営業。死なない程度に頑張りましょう。

磐城を訪ね行った話

7月は7日の七夕の日。生憎の空模様に、ぶら下がる短冊もないですが、年月の巡る速さにだけは驚かされます。
二十四節気も小暑に至り「梅雨明けが近づき、暑さが本格的になる頃」なのだとか。
梅雨場の舐めた暑さから、我が家の薄い壁の真価を問われる時期へと、季節は移るそうです。

しかして本格的な暑さに見舞われるだろう季節を前に、先の週末は避暑地の予習にと金曜から列車を乗り継ぎ北の方へ。
高校来の友人の“総統代行”の配流先、福島県は白河方面へ行ってきました。
自宅を18時過ぎに出立して、新幹線を利用しても新白河に着いたのは22時を過ぎた頃。こう、具体的な事態に直面すると東北って遠いものだと実感します。
ここからは総統代行の車で彼の部屋に。この日はそのままお酒を飲んで寝る流れとなり、動き出したのは翌朝のこと。
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のっけから福島県を諦めて茨城県の袋田の滝を観光です。
かの西行法師も歌に詠んだという名瀑です。華厳の滝、那智の滝とあわせて日本三大名瀑と称するなんて説もあるのだとか。
何をもって三大某とするのかはよくわかりませんが、確かに雄大な景色です。
何より滝を成す岩場が、まるでダムのように滑らかで巨大なことが驚きです。
継ぎ目の見えない見上げるような大岩を縫って、水が流れ落ちる様は圧巻の一言でありました。
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冬には滝全体が氷結するのだとか。また季節を見て、来てみたいものです。

袋田の滝の後は所用があるため、白棚線なる路線バスに乗車して新白河へ。
このバス路線、古くから鉄道の廃線跡を利用したバス専用道があることで一部で有名なバスです。
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本当に車一台分の幅の道を、なかなかな速度でバスが駆け抜けていく様は、唖然とするばかりです。
バス同士の離合は、当然のようにバス停で。あたかも駅施設かのように、バス停の辺りだけ道幅が広くなり上下両面にバス停がある構造です。
行き違いのための待ち合わせもあり、鉄道の面影を感じさせました。

そんなこんなで、この日はこの後に宇都宮で飲み会をしてから実家へ帰還。
実家にて一泊した後、日曜日は買い物だなんだとふらふらして、適当なタイミングを見て千葉へと帰りました。

学会もどきでの蔵王訪問の事

秋めくどころか肌寒さが身に凍みて、上着が恋しくなってきた10月半ば。
紅葉狩りがしたいと思っていたところへ降って湧いたのが、山形蔵王への出張のお話です。

名目は昨年も小豆島へ送られたのと同じ「若手の会」なる学生・研究者の集まりに出席するため。
前回は隔離宿舎に送り込まれてしまいましたが、今回は温泉地ど真ん中ということらしく、発表資料もまとめたら後は楽しみに出発するだけです。


ただし奈良から山形では少々距離があるというもの。
若手の会の前日土曜日から東北入りを許可されたので、仙台に宿を取り松島まで前乗りで観光です。
仙台まで新幹線を乗り継ぎ、仙石線へ乗り換えて小一時間。震災直前に訪れて以来の陸奥の海岸です。
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寝坊の影響もあって、着いた頃には夕方になってしまいましたが、夕闇の松島もなかなか綺麗です。

津波で被害を受けたと聞いていた瑞巌寺の五大堂も、前回来た時の印象と変わらぬまま。
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思えば、以前に来た時も朝日を見るためと称して暗闇の中でしたが、今回も似たような光量です。
ただ土曜の夕刻だけあって、土産物店などは相応の賑わいがあり、観光地に来たんだという実感は今回の方がありました。

この後、夕飯は仙台名物の牛たんを食べ、仙台にて一夜を過ごしました。
一夜明けて、日曜日は山形駅まで仙山線で移動し、送迎バスで蔵王温泉へ。
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秋晴れの心地よい陽気のもと、シーズン外れのスキー場はゲレンデの周囲の森に、少しずつ秋色が添えられている様子。斜面が程よくパノラマを演出し実に雄大な光景が広がっていました。

……が、残念なことに名目上の目的は観光ではなく“若手の会”に出席すること。
宿の会議室に缶詰となり、同世代の研究者の発表を聴講。窓辺から紅葉を覗くことしか出来ないまま日は沈み、その後は懇親会と称した飲み会で夜は更けていきました。

明けて月曜日も基本は同様の発表聴講の時間。前日のお酒が残り、少々つらい午前中を過ごしてしまいましたが、午後からはお待ちかねのお楽しみです。
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“若手の会”公式の観光の時間です。
ロープウェイに乗り込みゲレンデのさらに向こう。眼下の紅葉が晩秋の如き枯れ葉に、さらには森林限界を越えた荒野に変わる様子を見下ろして、行って来たるは高度約1700m。山形側の蔵王連峰の頂、地蔵岳へと向かいました。
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西向きの斜面から、荒涼とした秋の灌木林越しに見渡すは山形市街。さらにその向こうには朝日山地や出羽山地が連なります。
一方、南東に目をやれば稜線沿いに道が続き、その向こうには主峰熊野岳の山容が真近に迫っています。
時間が許せば、このまま御釜まで行ってしまいたいところでしたが、流石にそれは許されなかったのが残念なところ。

余談になりますが、先日の御嶽山噴火以来、火山活動に気になる兆候が見受けられる蔵王山。宿にもハザードマップが置いてあったのですが、何故か地図の表題が「蔵王山の恵み」となっている次第。
慌てて作ったので、そういう元地図から修正せずに流用したのか、それとも何か強烈な皮肉でも篭っているのか……真意は不明ですが、なかなかに印象深いものでした。

山観光から帰還したら、再び会議室に篭っての会の続きと懇親会の流れ。
この日は前日の教訓を元にお酒を控えめとして、酸性の強い蔵王温泉のお風呂を満喫してから寝ることが出来ました。

そして、いよいよ持って最終日。
実はこの日に私の発表もあったのですが、それはそれ……無事に終わったら、送迎バスの時間まで少し余裕があったので、ようやく温泉街の観光へと繰り出すことが出来ました。
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温泉街といえば、元湯に湯気の出る川が定番でしょう。蔵王にももちろんあり、特に酸性が強いせいかコンクリと並んで今も材木が多く使われている点が印象的でありました。
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水車であったり、斜面に連なる温泉旅館に、狭い路地と最上部の神社。
よく知っている山際の温泉街の要素がここにもほとんど揃っており、それに加えて紅葉のアクセント。
平日なうえ雨模様ということもあり、少し静かな雰囲気ではありましたが、これはこれで風情があって良いものでありました。
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特に神社の石段と紅葉はよく似合うもの。残念なことに宮司さんの押す御朱印はありませんでしたが、自分で押すことの出来る簡易版の御朱印もあり、折角なので頂戴して行くことにいたしました。

神社は最上部にあるので戻りの道は温泉街から少し外れて、裏道を経由です。
道中に池端の遊歩道があったので、そちらにもちょっと寄り道。
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もう少し天気が良ければ色鮮やかに映えたのでしょうが……しっとりと落ち着いた綺麗な光景です。
古来からの街区の入口付近には、温泉で出来た滝もあり、滝壺から水煙ではなく湯気が立ち上がる不思議な光景も。
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こちらは湿度の高い秋雨だからこその光景でしょうか。幻想的ともまた違う、異世界のような光景でありました。

そんなこんなで巡り巡って後は帰るのみ。
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ミニ新幹線こと山形新幹線に初乗車して、東京を経由し一直線に関西へと戻って行きました。
当然、お土産のお酒とともにです!



ところで、ここのところ諸々の準備で遅々として進まない今期のアニメ視聴ですが、ようやく主だった作品が見れてきたので、今期も序盤の感想を。

・蟲師続章2期
アフタヌーン原作の傑作漫画のアニメ版。原作は随分前に完結したと記憶してるのですが、なぜこの時期に続章のさらに2期目をやるのかはちょっと不思議です。
不思議ですが、鉄板間違いなしなので疑念の余地なく視聴します。

・ガールフレンド(仮)
ソシャゲ原作の中身が無い類のアニメ。
中身が無いことは大変良いのですが、なんというかテンポも遅く掴み所がないのが悩みどころ。
今少し頑張ってみるかな……程度です。

・棺姫のチャイカ2期
ラノベ原作の王道ファンタジーなアニメ。1期目の安定感と分割2クールの安心感。
見ない理由が無いまま期待して観れば、期待通りの面白さ。戦闘シーンにも更に磨きがかかっているので、安心して視聴継続です。

・甘城ブリリアントパーク
ラノベ原作のアニメ。普段ならちょっと見ない設定なのですが、京アニでTBS系列で原作付きとなれば、不思議なブランド的吸引力で、とりあえず見ない訳には行かなかった次第。
物語性があるのでどこまでついていけるかは疑問ですが、とりあえずキャラは掛け値なしに可愛らしいので視聴継続です。

・旦那が何を言っているかわからない件
Webコミック原作のイチャコラ5分アニメ。
ひたすら胸が痛いような、砂を吐きたくなるような、そんな感じですが不思議と可愛いので5分程度なら許せるかなと言った印象。
視聴継続です。余談ながら同作者のマンガは今推されてるのか、方々の書店で見かけます。全体的に面白いのがイイ……。

この他に「結城友奈は勇者である」を録画しているのですが、こちらはまだ観れてないので保留の段階。
なんだかんだで今期も観るのが多くて嬉しいですが、手放しでヨダレを垂らせるアニメが未だ見つからないのが辛いところです。

道都の学会行旅

南信旅行の翌日から始まる北海道行きの話。あくまで旅行ではなく、純然たる学業の一貫です。
その証拠に学会発表もこなしましたし、諸々のありがたい話も聴講しました。


しかしながら、学会内は撮影禁止ですし、そもそも日記のネタにすることでもないので、学会の合間に訪れた観光地についてをダイジェスト的に諸々。


まずは何はさておき、学会の会場ともなった道都札幌の北海道大学構内。
正門入ってすぐに売店も兼ねた総合案内所がある事に度肝を抜かれます。観光客が来ること前提とは、私の知ってる大学とは根本からなにか違います。北大恐るべしです。
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北大で訪れたのは、理系区画と文系区画の合間にある総合博物館。レンガ造りの重厚な建物です。
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内部の展示は北大の歴史から、北大で手掛ける科学技術や考古学、博物学などの展示。古生物の化石の展示が非常に見応えがありました。
また、かつては医学部にて実用されていた皮膚病や外傷の病態を模した蝋人形も、また人生観を揺るがすような逸品です。
撮影技術の進歩した現在では、使用される機会が減ったために博物館に移されたというものの、精巧に作られたその病態の有り様と真摯な解説は、普段は目を背けてしまう何かを考えさせられる重い展示でありました。


景色といえば、札幌の西の町外れにある藻岩山展望台。
ちょっとした手違いで学会の懇親会に参加できず、独りでロープウェイを使って登りました。
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色んな意味で寒かったですが、景色は良好。この日は日中、雨が降ったり止んだりの不安定な天気だったのですが、それが幸いしてか夜景はクリアに映え札幌らしい碁盤の目もよく映える光景が広がっておりました。

西の町外れには藻岩山以外にもう一つ、円山という山がありその麓には北海道の一宮、北海道神宮があります。
こちらは学会が終わってから、一息入れるための日暮れの散歩で参拝。
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北海道という立地上、当然ながら創建は明治期と比較的最近ですが、原生林を背後に抱え荘厳な雰囲気が漂います。
札幌の開拓が始まった頃、入植の成功を祈り地域の氏神となるため勧進されたのが始まりと言いますから、歴史は浅くとも重みは十二分なのです。
夕刻の終業の時間にかち合ったようで、掃除や片付けに勤しむ巫女さんを眺めることが出来たのは僥倖そのものでありました。

ちなみに北海道神宮に参拝した日は、そのまま学会には帰らず市街散歩へ。
札幌の地酒、千歳鶴の酒造直営店に行って色々とお酒を仕入れてみたり、蟹で有名な市場に行って冷やかしてみたりと、札幌を満喫してみました。
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他には札幌から少し抜けだして、快速電車で30分ほどの小樽まで。
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運河とか重厚な歴史的建造物とかも良いものですが……今回のメインは市街から少し離れた小樽市立博物館。
数年前に訪れたときには、冬季だったために封鎖されていた国鉄車両の屋外展示を見ることが出来ました!
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博物館のある小樽市の手宮地区は、北海道で最初に鉄路が敷かれた土地。それを反映してか、今でも鉄道関連の展示が充実しています。
特に本州ではお目にかかる機会の少ない豪雪地帯の車両や開拓鉄道の展示は、前回見損ねただけに是が非でも見てみたかった次第。
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稼働している転車台も上野の尾久の車両基地で見て以来のものを実見することが出来ましたし、機関車類も多様なものが有りました。
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重厚な黒い除雪車両に至っては、初めて実物を見ることができました。
こんな鉄の塊を機関車で無理くり押して雪を除けたのですから……昔の人は偉大というか強引というか。今の列車では軽いから真似できないというのも頷ける迫力がありました。

余談ながら、この北海道最古の路線は既に廃線となっていますが、手宮線跡として街を横断する遊歩道のように整備されています。
今回はルートの都合上、歩き損ねましたがいずれ縦断してみたいですね。
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札幌郊外で外してはいけない羊ヶ丘展望台のクラーク像も見てきました。
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非常に牧歌的な雰囲気の光景が広がり、快晴の空と手入れされた芝生が相まって非常に絵になる光景でありました。

一方で意外と興味深かったのが札幌の市街から豊平川を数キロほど遡って至るさけ科学館。
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文字通り、北海道の川を遡上する鮭に関する資料館です。
お世辞にも大きいとは言えない施設ながら、基本的なサケの情報から各成長段階の実物、さらには世界各地の鮭だけを集めた簡易水族館など、その内容は想像以上に充実してます。
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最初はクラーク像の帰りの余興という認識だったのですが、期待以上の内容に予定が狂うほど長居してしまいました。


最後に、定番の観光地にも当然ながらふらっと立ち寄ってみたりしています。
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実は時計塔を見るのも初めてならば、北海道庁旧庁舎も庁舎内に入ったのは初めてのこと。
がっかりなどと巷で噂ですが、思ったほどのがっかり感もなく「なるほどね」というより他にありませんでしたが……百聞は一見に如かず、とても勉強になりました。


斯様な次第でどさくさ紛れに、なんだかんだでかなり観光してしまいましたが、ちゃんと義務は果たしています。
ご安心ください。
裏ではスーツを忘れたり、キャリーケースの鍵を忘れたり、鳥の糞の直撃を受けたりと、少々トラウマインシデントもありましたが……その辺りの事故は、ツイッターでネタにして割と受けたので良しとして、帰路につきました。


関西に帰着後はその足のままツイッターのフォロワーさんの家に直行し、イカを食べる会をしてから終電で寮へ。
当然のごとく、翌日は体が動かず夕方まで研究室に行くことが出来ませんでしたが……同僚も似たり寄ったりの有り様だったので問題ないでしょう。

初秋の津軽渡海行・本州の日

季節も巡ってようやく昼の暑さも落ち着き始めた頃合い。
仕事が積もって首が回らなくなり始め、ただひたすら待ち焦がれるばかりであった3連休。

そういえば今年はまだ東北に行ってないと思い立ち、珍しく一週間も前から手配や準備を初めてちょっと北までお出かけしてきました。


気分と諸々の都合で日程は一泊二日。本州の日と北海道の日の二分割です。

少々残業気味で仕事を終え寮で青息吐息のまま眠り、朝を迎えた土曜日。
バスはおろか人影も疎らな午前5時から、現実を見せつける部屋を出てまずは東京駅に向かいます。
朝一番の東北新幹線に乗り込んだら、早起きにうつらうつらしながら一路、新青森駅へ。
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新青森駅から2分の乗り継ぎで土休日限定の快速「リゾートあすなろ下北」に乗り換えです。
本来はこの列車、青森駅で後続列車を待ってから出発する設定なので、慌てることもなかったのですが、折角乗り換え出来てしまったのは仕方ない。
青森駅で出来た乗り継ぎ待ちの余裕で、朝食の駅そばを食べておつまみとビールを購入したら、後は乗っているだけで下北駅へ一直線です。
7時過ぎの東京駅から、あれよあれよと1回の乗り換えと半日足らずの時間でもう最果て近き陸奥湾岸へ。
あまりにもあっさり過ぎて、旅の感慨もなく電車賃以外は「ちょっとお出かけ」の感覚でもう下北駅へ到着です。
昨年の冬に津軽半島に行った時も思いましたが、新幹線の偉大さも過ぎるものです……。
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下北駅からは路線バスにゆらり揺られて恐山へ。
町を外れて鬱蒼とした森の中に入ると、バスの案内も恐山の紹介に変わり始め、ようやく旅の風情が出てきたというものです。
バスは沿道に地蔵が立つ参詣道を進むと、急に森が開けて左手に湖が見えてきます。暫く行って三途の川を渡って霊場に到着です。
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入山料を払って立派な山門をくぐり、本堂と地蔵殿にお参りしたら、いざ地獄めぐりの観光です。

煙を吐く岩や硫黄まみれの穴、あちこちに積み上げられた石や仏像に供えられた風車。
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この独特な雰囲気の中では私のような観光客も大人しくなり、境内は静けさに包まれていて良いものです。
死者が登るという鶏頭山の麓の木には、死者が使うためにと手ぬぐいや草鞋が結び付けられているのだとか。
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湖岸に出て山を眺められる場所に来れば、文字通り風の音だけが聴こえる様な静けさ。
休憩用のベンチに腰掛けたら、いつまでも風景を眺めて居られそうで、つい帰りのバスの時間までのんびり寛いでしまいました。
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帰り際に気になった霊場アイスを購入し、バスの出発ギリギリに食べきったら、再び麓へ戻りました。

今度は下北駅までは戻らず、むつバスターミナルで途中下車。
ここにて更に北へ向かうバスへと乗換えです。
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3階建てのターミナルは窓口まであるこの辺りのバスの一大拠点。待合室まで風情があって良い感じでした。
ついでに乗り換えまでは少し時間があったので、ふらりと周囲のスーパーやら物産館やらを見物。
所変われば品変わるとスーパーの売り物見物が面白いのですが、郷土料理の味噌貝焼き用にと綺麗に洗われたホタテの貝殻(!)が売り物だったのには驚きました。

そんなこんなで乗り込んだバスは下北半島の北辺をなぞるように走り、本州の北の果て、大間崎まで連れて行ってくれました。
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ちなみにバスで大間崎に降りたのは私だけでしたが、お客さんは他にもちらほら。
大きなバイクのツーリスト風の人や、レンタカーのカップル、よくわからない一人のおじさん……日没も差し迫り薄暗くなってきた大間崎は良い感じの最果て感です。
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閉店間際の土産物店に駆け込んで、店のおばあさんの試食攻勢に負けて土産と地酒のカップを買ったら、広場の階段に腰掛けてゆっくり日没を眺めながら一杯と洒落こみました。


日没後はフェリーターミナル近くの予約したホテルまで、ぶらり徒歩移動。
道中でご飯でもと思ったのですが、お店どころか人通り、車通りも殆ど無い有様。家々からは人の気配がするのに、外は静まり返った不思議な空気には、本当に遠くまで来たのだと思わずワクワクしてしまいました。
結局、ホテルのレストランで夕食を摂りふらりと外に出て星を眺めたりしながら、夜は日付の変わる前に就寝と致しました。

北海道の日→

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社会的圧力に負けて働き始めた巫女好き提督。2年かけて回復したSAN値を瞬く間に失い、工場街のおんぼろアパートでサバイバルなう。

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