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月曜備忘録

東奔西走したり、近場をさまよったり、お家でぐったりしたり……週末の所業や所感を記録する場所(旧名:兵站の鬼を目指して……)


梅雨時の例年行事

金曜日から猛烈な雨が襲い来たった先の週末。

好天だった木曜日は東京出張があったこともあり、そのまま友人の“球蹴り番長”と呑んだくれてから帰宅へ。
金曜日も引き続き、夜から同期会で呑んだくれて帰宅。
2日続けての平日酒飲みを経て、迎えた土曜日は生憎の雨降り天気でした。


この季節の週末といえば、毎年恒例なのが親の実家の庭木剪定と枇杷の実収穫です。
雨天決行とはいかない作業ですが、既に日程を組んでしまった以上、生憎の天気を無視しても父親と静岡へ行くことになりました。
もちろん、行ったところで剪定も収穫もできないので、代わりに部屋の本棚増設やキャンプ道具の整理に勤しみます。

一息ついた頃合いで、雨に濡れた梅雨らしい庭木の見物も。紫陽花が見頃を迎えておりました。
2019_06@梅雨のいろいろ017 2019_06@梅雨のいろいろ014
また、全く関係のない話ですが、萩の葉についた水滴が見事な球形をしているのも見つけました。
こういう撥水性の高い葉っぱを見ると、学生時代に超撥水効果について調べたことを思い出します。
学校の課題だったのですが、ある種の植物の葉の表面には微細な起毛が生えています。
その起毛による表面構造効果で、一般的な撥水素材を遥かに上回る撥水性能が得られるのだそうです。
この写真ではわかりにくいですが、萩の葉も同様の産毛が生えているのを見て取ることがができました。
閑話休題。

行き場なく溢れかえっていた書籍類を、組み上げた本棚に押し込めたら、この日の仕事はオシマイです。
不完全燃焼感はあるものの、静岡の親の実家らしく、日本酒と刺し身で夜を過ごして就寝しました。


翌日曜日は、前日の雨降りが嘘のような快晴。前日の雨で空気中の塵が一掃されたのか、驚くべきほどに空が澄んでいました。
富士山もくっきりと見え、日向に立てば刺すような日光が突き刺さります。
ちなみに旧暦で言う五月晴れとは、こういった梅雨の合間の澄んだ晴れ間を指すのだとか。
新暦に慣れてしまって、あまり実感に合わない用法ですね。
閑話休題、再び。

天気も回復したので、土曜日にはできなかった庭木の剪定を行います。
鋸を片手に狙いの木へ取り付き、伸びすぎた枝を切り落とします。
2019_06@梅雨のいろいろ023
あらかたの枝を落としたら、みんな大好きなチェーンソーを取り出して、枝を適当なサイズに裁断です。
裁断した枝は、薪置き場に積み上げていつかの出番を待ってもらうことになります。

斯様な次第で、タスクを片したら道が混む前に実家へ撤収です。
実家に帰ってからは、来週以降の準備のための時間。諸々の機材や備品を点検して、大まかに車に積み込みました。

準備の時間も過ぎてしまえば、週末もお終いです。
いつものように夕飯を食べて……内房へ帰ることしかできません。
2019_06@梅雨のいろいろ025
ちなみに内房へ戻ると、木曜日のドサクサに買ってしまったデスクトップアーミーが、机上で出迎えてくれました。
正直、いつの間に組み上げたのか記憶が曖昧な面もありますが……ちゃんと部品も揃っているようなのでセーフとしましょう。
ヨドバシカメラの玩具コーナーで、半ば衝動買いに近いノリで、うっかり買ってしまいました。
背中に長砲身の何かを2連装するスタイル、ゾイドの時代から好きな装備形態でもあり、なかなかどうして気に入っています。
関節も動くらしいので、どこかの風景に持ち出してみても良いかも知れませんね。

地元紹介の週末

気温が乱高下し、空も落ち着かない6月半ば。
早い企業では賞与の支給も始まってるとかで、TLを眺めてみても心なしか落ち着かない人が多い気がします。

弊職場の賞与はまだ先の話ですが……先の金曜日は新人研修の受入期間の最終日。あわせて研修生には本配属地が内示されました。
新人はこの後、本社での束の間の研修を挟んで任地へと向かうことになります。
見知らぬ土地へと送り出される(予定)の新人が浮足立って歩き回っていれば、研修と関係のない人までどことなくワクワクしたような雰囲気となってしまいます。
仕事も今一つ身が入らない状況、この晩は壮行会もあるので早めに退社といたしました。
そんな訳で、見送りの宴から始まった週末、どことなく新しい何かが始まりそうな気分で迎えることになりました。


とは言っても、そんな都合よく新しいことが始まるわけではありません。
土曜日は諸々の野暮用が重なってしまい、千葉市街をウロウロしているうちに過ぎ去ってしまいます。
何をしたのか、今になって思い返すと何も言葉が出てこないのですが……ただ待ち時間がやたらと多く、読書が捗ったことだけは確かでしょう。

帰路に実家近くの飲み屋で少しばかり燃料を入れてから帰宅、土曜は終りを迎えました。


久しぶりに不完全燃焼となってしまった土曜から一転、日曜日は重要な予定が待っているので、ちゃんと起床します。

11時頃に実家を出て隣街へ赴き、合流したのはフォロワーの一条高雪さん。この4月に就職で神奈川へと下向された関西出身の方です。
小田急沿線の住民になられるとのことだったので、折角ですから我が地元――ではなく、自分が最も親しみ、彷徨った隣街の便利情報を紹介しようとお誘いした次第です。

生活に必要な具体的地名や、必見の仲見世商店街を紹介しつつ、ひとまずは肩慣らしの観光からはじめます。
もっとも、隣街一帯はどう言い繕っても郊外の商業集積地。観光地らしい場所など、国際版画美術館くらいなことでしょう。
幸いにも創作に興味のある方ですので、この美術館へ行く流れになりました。
この日はちょうど、中世から近代の肉体を描写した版画に着目した特別展を開催中。有料でしたが、見物しない手はないですね。
市立の美術館と軽く見ていたのですが、行ってみれば侮りがたしです。
歴史的にも貴重な版画が数多展示され、社会の教科書で見たリヴァイアサンの絵のような、思想史に名を残す書物の挿絵まで見ることができ、非常に勉強になりました。
隣街にはだいぶ詳しくなった気がしていたのですが、まだまだ知らないところがあるのだと、逆に思い知らされてしまう経験でした。

その後は市街地中心部に戻って、昼食を摂ってから模型店巡りへ。
隣街はいくつか模型を売るお店が生きているから素晴らしいです。
道中ついでにアニメイトやゲーマーズ、とらのあなのようなオタクショップの位置も示したので、必要なことも提示できたでしょう。
最後にヨドバシカメラに寄ってから、仲見世商店街へ戻って大判焼きを買い、この日のツアーは終了となりました。

転居してきたばかりの慣れない生活もあってか、日曜のお酒は控えたいとの要望を採用し、夕飯時になる前には撤収することになりました。



もっとも、社畜を拗らせたこちらとしては、日曜の夜に呑まない選択肢も、難しい判断です。
たまたま内房への帰路にフォロワーのつぼっちーずさんと行きあったので、新宿のこじんまりとしたインド料理屋で軽く飲んでいくことにしてしまいました。
飲んだ後には終電までゲーセンで時間潰し。潰すほどの時間もない気がしますが、ご愛嬌です。
彼の勧めでうっかり艦これアーケードに手を出してしまったのも、またご愛嬌。
新規参入には今更感もあったのですが……試しにやってみれば、艦これの初心に帰れる素朴さと、艦隊を自由に操れるゲーム性の両立に、うっかり心奪われそうになってしまいます。
気が向いたら、もう少し本気出してやってみても良いかも知れません。
言い知れぬ魔力を感じてしまったのですが、幸か不幸か、内房周辺にはこの筐体を置いたゲーセンはなし。
会社帰りの貯金箱にならなかったことだけが救いですね。


そんな次第で、特段の写真もなく淡々と過ぎてしまった週末です。
この先は……もう少し予定にも具体性が欲しいですが……生憎とあまり予定がないのが、ゆめもキボーもない感ですね。

湖畔の野営と生音

気付けば驚くべきことに最早6月! 1年がもうすぐ半分終わってしまいます……。
そして、もうすぐ梅雨がやってきてしまいますね。晴れる季節のうちに、過ごしやすい季節のうちに、もう少しお出掛けしないといけません。

そんな訳で、この週末は信州、北アルプスのお膝元にある長野県大町市へ行ってきました。
目的は、おなじみの半月クラスタと木崎湖のキャンプ場でキャンプをすること。初夏の週末を満喫です。


土曜の朝は早めに起きたら中央線の特急に揺られて、まずは一足飛びに大糸線の信濃大町駅へ向かいます。
ここでフォロワーの朔さん、わため氏、ぽち氏と合流して、近くのスーパーへ買い出しに。
スーパーの中で和泉冴氏とも合流したら、買うものも買ったので、この日の野営地、木崎湖キャンプ場へ。

何故か出迎える木彫り(チェーンソーアート?)のチルノが謎ですね。
この木崎湖キャンプ場、おねティの聖地ではありますが……東方は……関係ない、気がします、多分。
2019_06@木崎湖キャンプ009 2019_06@木崎湖キャンプ016
ちなみに木崎湖でのキャンプはこれで2回目、前回も朔さんとわため氏がいた気がしますが、もはや遠い過去ですね。
しかしながら、今回は強風に悩まされた前回と打って変わって、天気は良好です。
青い空に透き通る湖が、まさしく長野の夏を感じさせます。

そんな初夏の陽気のもとで心地よくキャンプ場で設営をしている間に、旧HNのニック氏ことすし太郎氏も合流。
さらに追加の買い出しがてらに、信濃大町駅へ寄り、遅れて来ていたヘク猫氏も回収です。
なんやかんやと設営が完了するまでには総勢7人、ソロキャンプの集まりとしては結構な大所帯となりました。

流石に7名の大人数、加えてキャンプ初心者のニック氏もいる状況となると、いつもの1人1熱源スタイルなんてストイックなことは言えません。
BBQコンロを借りて、皆で色んなものを焼きながら、酒を飲んで過ごすことになります。
2019_06@木崎湖キャンプ046 2019_06@木崎湖キャンプ044
主に肉、次いでピザ、あとは野菜に、長野らしくニジマスも焼いてみたりしました。

もっとも、日が沈み暗くなる頃には興味は食材から酒、そして炎へと興味は徐々にシフトしていきます。
今回の目玉は朔さんがキャンプ受付で仕入れてきたスウェーデントーチでしょう。大きめの丸太に、適度な切れ込みを入れて乾燥させた代物です。
この切れ込み付丸太の隙間に、着火剤を差し込んで火をつけてやれば、見た目にもインパクトのある自立式可燃物ができあがります。

このトーチ、見かけに反してスリットが上手い具合に煙突効果を発揮して、トーチの名に恥じない派手な燃え盛りかたをしてくれます。
一方で炎も熱も上に昇るうえ、底部は相応の厚みで守られています。後から見ても、地面を焦がす様子ないのがまた侮りがたい一面でもありました。
2019_06@木崎湖キャンプ053 2019_06@木崎湖キャンプ058
そんな火炎遊びに興じながらも、暗い方へ目を移せば、こちらははこちらで真っ暗な湖面を遠くの街明かりと星灯りがうっすら照らす幻想的な光景です。
流石に天の川までは見えませんでしたが、それでも大きく広がった北天には北斗七星や北極星が容易に観察できる明るさで瞬いていました。
気付けばしばし火遊びから離れて、桟橋に腰掛けて星を眺めてしまったのも仕方のないことでしょう。

火遊びに星空鑑賞、山間キャンプの醍醐味を味わったら、残りは夜更けまで薪の始末も兼ねた炎との対話です。
1人、また1人と眠りに落ちていき、最後まで残ったのは私とヘク猫という珍しい組み合わせ。
ヘク猫のふいごを借りて遊びながら、缶詰でも温めて、焚き火が燃え尽きるのを見送ったら、日付が変わる頃合いにようやくの就寝となりました。


そんな次第でバッチリ夜更かしと深酒から迎えた翌朝。
当然のごとく、気持ちの良い朝……とは行きませんでしたが、それでも人間的な時間には起床することができました。
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薄曇りの木崎湖を眺めながら朝食を摂ったら、少し気忙しいですが撤収の準備となります。

この日は後に予定が控えていたので、無闇なのんびりはせず、10時頃にはキャンプ場を引き払ってしまいます。
近くの温泉で小一時間ほど過ごしたら、そのまま私は信濃大町駅へ送ってもらい半月クラスタとも離脱です。

松本から特急に乗り込み長野の大自然から一転して、大都会の渋谷へ向かいました。
ちなみに渋谷での目的は大好きな分島花音さんの10周年記念ライブです。
2019_06@木崎湖キャンプ075
こちらに関して、細かい感想も理屈も不要でしょう。いつもの様にアレンジの効いた楽しいライブです。
特に今回はキーボードが強めで軽快な印象を受ける曲調で、大好きな分島花音の楽曲を楽しむことができました。
「君はソレイユ」や「Right Light Rise」など、聴きたいと思ってた曲の大半を聴くこともでき、歌声と生演奏に酔いしれるて過ごすことができました。
また、アンコールの後に諸々の齟齬から生じた突発のダブルアンコールも強烈です。
とりあえず登場したものの、全くノープランでとぼけたことを宣う花音さんと、「もう一回」コールしておいて、どうなることかと困惑する私ら観客達……。
さらに無理やり何かやろうとして、アンコールと同じ曲を繰り返す暴挙ですから、誰もが当惑しながらも笑顔になるしかない瞬間でした。
そんな流れで“アンコールよりも自由な感じで”とバンドにリクエストし、実際自由な感じで歌われた「プリンセスチャールストン」は最高に楽しい一曲。アドリブの効くライブの醍醐味を味わえたような気持ちでした。


そんなこんなで最高に楽しいキャンプと、最高に楽しいライブで過ごした週末。
帰る頃には疲労困憊も致し方でしょう。

荷物を解いたら、倒れるように寝てしまい……降って湧いた雑務に振り回されて月曜がすり潰されれば、もう火曜日に至ります。
今週も日々が早々と過ぎていきますね。

初夏の山歩き訓練

全国的に真夏のような酷暑が襲ったこの週末。
研修担当の闇を全身に浴びた平日を辛くも生き延びた反動に、お休みモード全開でリュックを背負いお出かけしてきました。

新幹線を名古屋で降りて、関西線に乗り継ぎ、降り立ったのは三重県の入り口、桑名駅です。
ここでJRを下車したら、改札脇のバス乗り場の一角にひっそりと佇む西桑名駅へ向かいました。

レトロな雰囲気の漂う西桑名駅から乗車したのは、普通より一回り小さい印象を受ける三岐鉄道の北勢線電車です。
この北勢線は日本では数少ないナローゲージ、すなわち在来線の軌間よりもさらに狭い軌間で敷設された旅客鉄道です。
当然ながら、ナローゲージへの乗車は初めての経験。心なしか低い天井に、狭い車内、むんと暑いこんな日では車内も心なしか蒸し暑い気がしてしまいました。
2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山002 2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山005
そんな夏を感じる小さなローカル線に乗り込んで、向かった先は終点の阿下喜駅です。
阿下喜駅までは西桑名駅から1時間と少しの行程。長いようで短い時間を、心なしか揺れが大きな列車に揺られて過ごします。
急曲線や小さなホームの無人駅、水の張った田んぼの長閑な風景を眺めていれば、湧き立つ旅情に満たされているうちに到着してしまいました。

降り立った阿下喜駅は三重県いなべ市にある古い町の一つです。
桑名藩領の時代には旅籠屋や酒造が軒を連ねた都市だったのだとか。
2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山013 2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山021
ふらりと旧市街と思しき区画を巡り歩けば、今でも重厚な商家風の家が軒を連ねた区画にも行き当たります。
人通りが乏しく、空き家と思しき家も多いのが寂しいことですが、絵に描いたような“夏の田舎町”の風景にもそこかしこで行き合いました。

もちろん、いくら放浪が好きと言えど、縁もゆかりもなく名も知らぬ田舎町まで行くほど、無計画ではありません。
ほんの一時ながら、記憶を伴わないノスタルジックに浸ったら、駅近くの温泉施設に向かい友人との合流のために待機です。
この日の合流予定者はフォロワーの天野しき氏、燻製ハム氏、けむけむ氏、拓夏氏の4名です。
翌日の登山に備えて、キャンプをしようとの算段だったのですが、都会に住まう4名は先行して土曜も登山中とのこと。
電波が通じなければ、連絡の取りようもありません。
先に温泉に入ってしまい、休憩室で持参した文庫本を読みながら、だらだらと贅沢な時間をしばらく過ごしました。

結局、温泉に着いたのが13時頃なら、フォロワーと合流できたのは16時半頃のこと。都合3時間半も温泉でダラダラしていた計算ですが……たまにはそんな土曜日も良いものですよね。
この後は、フォロワーの風呂上がりを待って買い出しを済ませ、関ヶ原にあるグリーンウッド関ヶ原キャンプ場に宿泊となりました。
2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山030 2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山040
山行を控えた前泊キャンプ。焚き火に肉を焼き、コンロで鍋を作り、酒を交えてと、楽しむことは楽しみながらも、程々のところで切り上げて、翌朝を迎え撃つことにいたしました。


翌朝は前日の早寝が奏功して、朝もスッキリとしたお目覚めです。
優雅に朝食をとって荷造りしても8時過ぎには出発することができました。

そんな訳でキャンプ場を後にしたら、しきさんの車に揺られて滋賀県米原市の上野地区にある伊吹山の登山口へ。
ここに車を駐めて、登山口の三之宮神社で無事な山行を祈ったら、今週のメインイベント伊吹山登山に出発です。
2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山054 2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山057
今回の登山は5人パーティーで行くグループ登山、私としてもこれほどの多人数は初めての経験です。
隊列の順序を意識したり、追い抜きや追い越しのタイミングに気を使ったりと、少人数のときにはない心遣いを意識しながら山頂を目指します。

もっとも、メンバーには伊吹山経験者も多数いるので、ペース配分も道のりの情報も任せっきりで安心です。
ただひたすら、足手まといにならぬようペースを合わせてついていきます。
序盤の石ころが多い林道を抜けて、ハングライダー場の脇を通りぬけて、再び森の中へ。
3合目を過ぎたあたりから視界も開け、目指すべき伊吹山の山頂も目の前に姿を表します。
2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山069 2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山079
3合目から5合目までは比較的穏やかな道のりが続きますが、5合目まで来ると雰囲気が一変します。
小屋の脇にたつ少し場違いな赤い自販機と、その向こうに広がるのは山頂まで幾重にも重なる九十九折の登山道です。
この5合目の休憩スペースで、先々の道のりの登り一辺倒さを脅されながら、一休みです。

一息入れたら、5合目から山頂までは九十九折の急坂をひたすら登るのみ。
振り返れば、今来た道のりがそのまま一望できるのが気持ちよさでしょう。一方、上を見上げれば……声が出なくなりそうですね。
2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山087 2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山097
細かい道のりも時間も忘れた頃に、ようやく山頂周辺を巡る遊歩道までたどり着きました。
この遊歩道まで辿り着けば、もう安心でしょう。
伊吹山は9合目まで車道でもつながっており、山頂周辺の遊歩道は登山道よりもずっと整備された環境となっています。
安心して遊歩道を少し進み、展望台まで顔を出してみれば、辿ってきた道のりが山の斜面に張り付き、その向こうには近江平野が、さらに琵琶湖も望める絶景を拝むことができました。

絶景の展望台のあとは山頂周辺の売店群で一休み。下山も待ってますが、罪深い一杯で登頂を祝ってしまいましょう。
強い日差しを避けたパラソルの下、山の風を浴びつつ、よく冷えたビールの美味しさに感謝してしまいます。
山頂近くまで車で行けてしまうと言うと、頂上の有り難みに欠ける気もしますが……こういうことが気軽にできるのは、文明様様ですね。
2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山103 2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山107
もちろん、下山前には頂上うぃしっかり確認してから帰りましょう。
伊吹山は百名山にも数えられる名峰ですが、その頂上1377mの位置には一等三角点も設置されています。
見晴らしの良い限られたところにしか設置されない貴重な三角点。先人たちの測量の手間に思いを馳せながら、下りの行程へと移行しました。

登りが急坂なら、下りも急坂。位置エネルギーを開放するかのごとく、順調なペースで下ってしまいます。
2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山113 2019_05@関ヶ原キャンプと伊吹山登山115
往路の半分程度のタイムで、あっという間に登山口まで。
呆気なさを感じるほど、あっという間に下山できてしまいました。


さて、下山したら温泉でビールをしてから帰るのが、お約束の行程……なのですが、今回は残念ながら時間がありません。
想定より下山の時間が遅くなってしまい、実家で所用のある私は先抜けする必要が生じてしまいました。

後ろ髪を引かれる思いながらも、登山口最寄りの近江長岡駅でフォロワー達と別れて、私は独り帰路へつく事となりました。
近江長岡から東海道線で名古屋へ、そこから新幹線を乗り継いで実家ヘ向かいます。
実家にて、来週に備えたキャンプ道具の詰替えをしたら、仕切り直して内房へと帰りつきました。

ちなみに、残ったフォロワーさんたちは温泉からの夕食を楽しんで、私が新横浜駅に着いた頃に名古屋を出たそうです。
……羨ましくないといえば嘘になってしまいますね。次はフルで参加できるよう、予定をもっと見極めないといけません。

弾丸なのらいぷ追撃

先週に引き続き、研修の指導に追われてて忙しさを噛みしめる今日この頃。
やんぬるかな、勤務時間の山で圧をかけていくしかないのでしょうか……。

そんな絶望的な多忙さが続く日々ですが、そんな中でも午前様を甘んじても死守したいのが土日の週末ですね。
今週は飛び出すように大阪へと行ってきてしまいました。


午前中は所用があったため、午後一の新幹線で一路、懐かしの西の大都会へ。
目的は先般のライブで大いにテンションが上って以来、行かざるを得ないと心に決めたnano.RIPEの初夏のツアーです。
東名阪と金沢での開催のうち、最も日程の都合が良かった大阪をチョイスしての参加。
もはや遠征とも言えない軽いノリでの大阪巡りです。

新大阪で御堂筋線に乗り換え、なんばで下車したらとりあえずは難波八阪神社に参拝します。
oosaka(3).jpg oosaka(5).jpg
神楽殿の巨大な獅子(?)に気負されながら御朱印を頂戴しました。
町中に不意に現れる平穏で神聖な空間。歴史ある町の中にある神社らしい空間でありました。
ただ、大阪の市街地の神社には共通して言えることなのですが、なぜこの地域の神社は夜間閉門が徹底されているのでしょうか。
あまり、他の地域で律儀に門を閉めるところが多くは思い浮かばないだけに、少し不思議な印象を受けます。

御朱印の頂戴後は、同じく大阪に来ていた元下宿生と合流。
好日山荘で少しお買い物をしたら、早々にライブ会場へと赴き入場といたしました。

今回のnano.RIPEライブのツアータイトルは“ゆうきのきのみ”。先に亡くなってしまわれたドラマーのゆうき氏を追悼してのライブです。
もっとも、追悼ライブといってしんみりしててはnano.RIPEらしいとは言い難いものです。
少し懐かしい曲の比率を高めつつも……いつもと変わらず少しノスタルジックで捻くれた、それでいて優しく熱い歌を届けてくれました。
会場もその熱い想いに答えてか、熱気は会場の壁面を結露させるほどの有様です。
久しぶりのオールスタンディングの会場で、背筋と腰が痛くなるほど我を忘れてライブに没頭し、楽しむことができました。


ライブ後は元下宿生の以前の同僚でもあるフォロワーの“かめい”さんとも合流して、キタの下町の飲み屋で一杯傾ける流れです。
ビールに初めて日本酒へと流れ、そのまま帰路にも買い足して、かめいさん邸でさらに飲み直し。
何故か「えんどろ~」の1話を見ていたことだけが不可解ですが、楽しい夜を過ごすことができました。


明けて日曜日も前日の続きと言わんばかりに、二日酔いをぶら下げたまま動画を垂れ流して過ごす午前中です。

ちなみに、かめいさん邸は町中の雑居ビルのような立地にあります。
窓を開ければ、心地よい風と一緒に街の喧騒が流れ込んできます。
文明と名もなき市民の息遣いを感じながら、友人らと気怠さをコーヒーで誤魔化す時間は、何とも甘美で頽廃的で素晴らしい時間でした。
そんな中でも、話の流れからウェザーロイドなる昔懐かしい企画を思い出すことができたのは、非常に良い経験でした。


さて、そんな素晴らしい午前中から抜け出した昼下がりですが、惜しむべきことに大阪とはお別れしなくてはなりません。
諸々の都合が重なってしまい、この日は夕方から今度は東京の池袋で飲み会の約束です。
フォロワーのちろさん、つぼっちさんと会うため、新幹線で東京へとんぼ返りとなりました。

池袋には少しだけ早めに着いたので、軽く最近の新刊を買ったり、銭湯で前日の汗を流したりしてから、約束の時間に合流です。
この日のお二人はどちらかと言うとクリエイティブな仕事をしている面々です。
私としては憧れ半分、縁遠い半分な存在……何故こんな風に一緒に飲める縁ができたのかとも、未だに不思議な気持ちにあるような間柄です。
それでも、業界の話からとりとめのない地元の話まで、終電を逃してしまうまで話し込んで、楽しく過ごすことができました。


お陰様で、ひと駅分、タクシーで無駄に走る羽目になったのですが……これはご愛嬌でしょう。
2晩続けて、楽しい夜を過ごすことができたので、満足といえる週末になりました。

これで、今週もなんとか乗り切れれば良いものです。

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